2013年11月24日日曜日

部活動での朝練の是非

長野県「朝練廃止」 中学生部活動 「睡眠不足、成長に弊害」(産経新聞)

 上記はちょっと古いニュースですが個人的にかなり目を引いたニュースなので記事内容の紹介と共に私の見解をつらつら書いていきます

 記事の内容は見出しそのままで長野県県内の公立中学校行われている部活動朝練こと早朝練習の廃止を検討しているとのことです何故朝練廃止しようとするのかというと朝練をすることによって生徒睡眠不足を引き起こ学業成長悪影響が起こるだけでなく過度な練習による勝利至上主義走りかねないという理由からです
 私の結論を先に述べると、実にまともな提案であり是非そのまま朝練を廃止するべきでしょう。

 前もって言っておくと私はスポーツ科学に造詣が深いというわけでもなくただの素人ですが、その素人の目から言っても朝起きてすぐにきつい運動するのはどう考えたって体にいいわけないとしか思えません。特に冬場だと寒さから体の動きが鈍くなり怪我する可能性も高く、軽めのジョギングやストレッチなどにとどめるのならともかく、今日び日本の部活動で実施されているような練習量は明らかに度が過ぎている気がします。
 なおかつ今回の提言でも書いてある通り、朝6時に起きて7時から8時まで練習し、それから授業に出ると言ってもそりゃあ集中力が落ちるに決まってます。勉強だけが学校生活だけじゃないですが、効率が悪いとしか思えない朝練をしてまで集中力下げるってのは不毛以外の何物でもないでしょう。

 そして何と言っても大事なのは、学校の部活動は心身の教育が最重要であり試合に勝つことではありません。大阪の桜宮高校の体罰事件も最近は語られることが少なくなってきましたが、健康が学業に影響を及ぼしかねない練習を行うのはやっぱりこの勝利至上主義が背景にあるような気がします。いくら上から指導しても現場が従わないというのなら、この長野県の様に原則廃止するという手段を講じることが一番に思えます。
 こうした考えと関連するというか、同じくスポーツ教育で気になるニュースがもう一つあります。

甲子園を目指さない野球部」とは?(R25)

 上記のニュースによると、芦屋学園中・高校が来年にも高野連に加入せず予選を含め甲子園に出場しない野球部を作るそうです。高野連に加入しないことで引退したプロ野球選手などからの指導が受けられたり、地方リーグのチームとの対戦が出来るということがメリットだそうですが、それと共に必ずしも甲子園で勝つことを目的とせずプロを目指すような選手を育成することが目的だと書かれてあります。

 率直に言ってこの構想は非常に面白く、実に先行きが楽しみな話です。そもそもの話、日本の部活動は試合に勝つことが目的とされていることが非常に多く、芦屋学園みたいにプロになることを見越した教育がなかったり、あときつい練習してまで試合に勝ちたくないけど自分のペースでその競技を練習したい、楽しみたいという人に門戸があまりにも開かれていない気がします。
 まとめて書こうと思ったけどちょっと話題が逸れていくので、また次回にでも日本の部活動に対して私が疑問に思っていることを書きます。

2 件のコメント:

  1. アメリカのクラブ活動は、
    まさにそれで心身の健康維持とスポートに楽しむ事が目的になっています。
    季節ごとにスポーツ科目を選びチーム内で試合をするそうです。

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  2.  グッドなコメント書いてくれるね。まさにそういう内容を続きの記事で書こうと思っていたところだが、かくのは今日じゃなくて明日になりそうだ。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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