これまでにアップしているため記事にも書いていますが、昨日まで北京に友人と旅行に行っていました。私にとっては実に6年ぶりの北京訪問で、いろいろとカルチャーショックも受けてきたのでその有様を写真と共に解説していこうと思います。
まずこちらの写真ですが、ここは北京一の繁華街である王府井(ワンフーチン)です。12/25を過ぎていますが細かいことは気にしない中国なだけに、クリスマスムード一色なライトアップで、あちこちのショッピングセンター内にもツリーが飾られていたままでした。でも逆に言うと、12/25を過ぎたら一斉に撤去し始める日本が神経質すぎるのかもしれません。
こちらは同じく王府井の中にある、「全聚徳」という名前の北京ダック料理店です。ここは数ある北京ダック屋の中でも最も知名度が高い上に店舗数も多く、王府井に限らずとも北京市内ならどこにだってあるお店です。同行した友人は今回が北京初訪問だったので、有名どころに連れて行った方がいいだろうとの判断からここに来ることにしました。
で、実際の料理の方ですが大手なだけにやはりちゃんとしていておいしかったです。しかし中華レストランなだけに出される量が桁違いに多く、二人向けコースに大の男でかかったのに結局全部食べきれず一部残しちゃいました。
続いてこちらの写真はお馴染みの万里の長城。 写真を見てもらえばわかりますが、PM2.5を期待していったのに滞在中の北京の空気は有り得ないくらいに綺麗で、ご覧の通りに青い空が満面に広がっていたし、実際に空気吸ってておいしかったです。これはこれで期待外れだ。
で、この万里の長城ですが、本当に寒かったです。北京にいる知り合いの中国人にこの日に行ったことを話すと、「凍死するほど寒かったんじゃない?」と言われましたが、実際に投資するんじゃないかと何度か思いました。
北京のこの時期の気温は一日中氷点下を下回っており、なおかつ風も強く吹きます。北京市内ならまだしも、山の上のこの長城は市内よりもさらに気温が低くて風も体ごと持ってかれるほど強くて、移動に使ったタクシーから降りるや「マジやべぇ!」と、渋谷のギャルみたいな言葉が友人と共に口を突いて出てきました。
しかも友人はともかく私は普段のノリで行ってしまったため、周囲が全員ダウンジャケットを着こんでいた中、ただ一人だけGジャン一枚で長城を駆け廻りました。呆れるくらいに寒さに強い自分もこの日はさすがに参って、長城手前の入り口で慌てて20元の帽子を買ったくらいでした。なお散々寒い思いしてホテルに帰ると入り口手前でタクシーの手配をするボーイにも、「そんな恰好じゃさすがに寒いでしょ」とツッコまれてしまいました。
もう少しだけ万里の長城について書くと、この上の写真で見える範囲はすべて昇り降りしています。私はこれまでにこの長城を2回訪れていますが、三回目の今回でもその高低差の激しさ、あと微妙に滑りやすい床、そして油断したら吹っ飛びかねない横風に難儀して、息も絶え絶えになりながら全行程を踏破しました。
写真で見るとそうでもなさそうですが、体力に自信のない人は真面目に万里の長城を訪れるべきではありません。軽いコースを通るにしても傾斜が急で、下り坂で転ぼうものなら大怪我を負ってもおかしくありません。今回同行した友人は比較的体力自慢な輩でありますが、そいつですら「マジやべぇ」を繰り返しつつなんとか踏破を完遂出来たくらいだし。
この写真は万里の長城に併設してある「熊楽園」にいた熊です。なんか座り方が様になっていたので撮りましたが、そもそもこの時期に熊は冬眠しているというのに働かされてて「熊も大変だなぁ」としみじみ思います。
所変わってこの写真は地下鉄構内に置かれた広告の写真ですが、ロックフックがリラックマとコラボしていたことに驚いたので写真に収めました。決して「熊楽園」との関連はありません。ロックフックについて知ってる人はそのままで、知らない人はいい機会なのでググってみましょう。ついでにチョウサンサンも覚えておけば香港通です。
続いてここは北京市内にある「天壇」という世界遺産です。いまいち写真だと伝わり辛いですが桁違いにでかくて高い建物で、友人と一緒に「中国は何でも十倍サイズだよなぁ」と言いながら見学してました。
最後はお馴染みの天安門の故宮博物館(紫禁城)前です。中央に毛沢東の写真が貼られていますが、そろそろこれも3Dにしないと駄目だよなぁと友人と話してました。さらには、「毛沢東はグッズといいこの写真といい、中国の観光収入にどれだけ寄与しているんだろうか」などと経済チックな話でも盛り上がってました。
それにしてもこの日も青空がやけにまぶしかった。こうしてみるとPM2.5で大気汚染がと映している映像は、暗い空の日を選んで撮影してるんじゃないかとすら思えてきます。
この旅行で得たインスピレーションについてはまた別の機会に詳しく書きます。
4 件のコメント:
花園さん。
お帰りなさい。万里の長城にも行かれたんですね、しかも冬に。吹きさらしの。。
でも熊、なつかしい〜。
あそこはなにげに地味な動物園(熊園)ですよね。
もう何年も行ってないので懐かしいです。写真ありがとうございました。
今年もお世話になりました。
来年もまたブログにお邪魔いたします。どうぞよろしく。
いえいえ、こちらこそいつもそちらの猫ちゃんの写真に慰められてます。
あまり知識がないためコメントが出来ないのですが、よく載せられている家具の写真はいつもセンスがいいなぁと思いながら参考にさせてもらっています。
それにしても「熊楽園」に反応があるとは。いかにもやっつけな感じな施設が中国らしくて自分も気に入ってます。
キミは無事に北京侵入できて何よりですわ。
いつか万里の長城の端から端まで歩いてみてくださいね!
因みに、毛沢東携帯ストラップを発売してほしいですね。
東京ダックも作っては如何でしょうか?
毛沢東ストラップは本気でほしいね。折角だからまたそれネタにしてこれから書いてみるよ。
東京ダックは置いといて、餃子や北京ダックを包む皮の味でどうしてこれほど日本と中国に差があるのかが気になる。未だに中国の皮の味に日本の皮が追い付いておらず、レシピもらって日本で量産したら売れるかもな。
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