一昨日の記事で何故か自宅のネット回線でGoogle関連サイトやサービスのアクセスが非常に悪くなったと書きましたが、昨日になってようやく原因が判明しました。その原因というのも、なんとDrop Box(ドロップボックス)でした。
ドロップボックスとは知ってる人には説明不要ですが、無料で使えるクラウドサービスでネット上にファイルを保存できるサービスです。わかりやすく言えばネット上にフォルダを設けるようなもので、自宅外でデータを共有する際やバックアップデータを保存する目的で使用する人が多いのですが、私はそれほど利用しているわけではないもののサイトのバックアップデータをパソコン内HD、外付けHD、そしてこのドロップボックス内の三つに保管しております。
今回のアクセス不良が何で起ったのかというと、先週土曜に三カ月ぶりにバックアップデータをエクスポートして念のためドロップボックスにも置いておこうとデータのアップロードを指示したのですが、この操作はパソコン内でデータをドロップボックスの仮想フォルダに置いとけば勝手にやってくれるので実際にアップされたかどうかは確認しませんでした。それでどうなったのかというと、結論から言えばデータのアップロードは叶いませんでした。
自分も今回の一件で初めて知ったのですが、Face book、Youtube同様にドロップボックスも中国国内ではアクセス禁止対象だったそうです。そのため自分のパソコンは起動中、繋げることのできないドロップボックスに延々とアクセスを試みており、昨夜になって画面右下にあるアイコンの非通知欄を見たらドロップボックスの「接続中」と表示されてたことからようやく気が付きました。
ドロップボックスへのアクセス試行が何でほかのGoogle関連のアクセスにだけ影響を及ぼした(ほかのサイトはノープロブレム)のか、理由はわかりませんがドロップボックスのアップロードを中止してプログラム時代を終了させたところまた元に戻りました。ほかの人間にもよく伝えておりますが、中国は常識じゃ考えられない事態が平気でよく起こります。
ただ真面目な話、こうした劣悪なIT環境はいつか中国にとっても大きなしっぺ返しを与えかねないのではないかと密かに思います。近年は色々抜け道も増えてきて事実上検閲があんまり機能しなくもなってきており、もはやここまでネットを規制するのは海外投資を引き込む上でリスクとしてみられかねないと思うだけに、もっと開放してくれ、自由をよこせと叫びたくなる次第です。
最後に蛇足ですが、こうしたネットの自由のない中で生活していると、日本の記者が自由を侵された経験がないにもかかわらず自由を守ろうとか抜かしているのを見ると非常に腹が立ちます。
2 件のコメント:
原因の判明、お疲れさん!祝福として和牛でも食べに行きましょうか?
中国の和牛は九割方偽物だから普通のお肉でいいよ。
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