2015年8月30日日曜日

ホンダはハイブリッドを継続するのか?

 日本から友人が来ていたので今日はその友人に上海を案内していましたが、あるお土産屋で天津甘栗が売られているのを見たその友人は、「(天津の爆発事件で)これ身体に悪そうだし、嫌いな上司に送ろうかな」と検討していたのがじわじわ来ました。
 話は本題に入ってまた興味ない人には全く面白くない自動車業界ネタですが、個人的な見解として日系自動車大手のホンダ(本田技研)は今後もハイブリッドエンジンの開発・生産・販売を継続するのかについて密かに疑問視しています。今日はその理由とホンダが置かれている現況をいくつか整理した上で記事を書いていきましょう。

 まず私がこの着想を得たきっかけは自動車関連企業に勤めるかなり詳しい人から、「ホンダも日産も今まであまり手を付けてこなかったターボエンジンの開発に本腰を入れ始めた」という一言からでした。ここで出てくるターボエンジンという言葉ですが、この意味は寿る愛のターボエンジンではなくいわゆるダウンサイジングターボを指しており、詳しくはよそのサイトなどで見てもらいたいのですが、燃費効率化の手段として近年は自動車のエンジンに小型ターボユニットを組み合わせるという手法が広がっており、こちらの研究開発にホンダと日産が着手し始めてきたということです。
 なおこのダウンサイジングターボに関して言えば欧州の自動車メーカーが先んじており、日系においては厳密な意味では異なりますがことターボエンジンにおいては三菱自動車が間違いなく最も研究が進んでおり、次点にはディーゼルとの組み合わせで大成功したマツダが来るかなと素人的に思っています。なんで三菱自動車がターボで進んでいるかっていうと、親会社の三菱重工がこの方面において第一人者だからです。

 話は戻りますがホンダがダウンサイジングターボに取り組むというのは世界的な潮流からわかりますが、その一方で気になるのはもう一つのエンジン開発の潮流であるハイブリッドエンジンです。この方面では言うまでもなくトヨタが第一人者でそれに追いつこうとホンダはフィットHVという車種を出してそこそこヒットしましたが、2013年に発売したモデルチェンジ後のフィットHVはエンジンが途中で停止するというエンジン制御システムの不具合が多発し、なんと一年ちょっとで合計五回ものリコールを出してしまいました。このリコール原因ははっきりしており、エンジン始動時にモーターだけで駆動するゼロスタートという機能を搭載したため(従来は始動時から常にエンジンが動いていた)で、トヨタが20世紀に量産で実現していたシステムをようやく導入した所であっさりぼろが出てしまいました。この多発したリコールの対応のためホンダは新車投入がズルズルと伸びていしまし、最近大分掃けたと聞くものの一時期はフィットHVの在庫が恐ろしいくらい溜まっていたとも聞きます。

 このハイブリッドエンジンでの失敗経緯があったため、ホンダがダウンサイジングターボに取り組むと聞いて私は、「ハイブリッドはもうあきらめるつもりなんじゃないのか?」という考えがすぐよぎりました。もちろん両方並行して開発を続けるということも十分考えられますが、果たしてそこまでホンダの開発資金に余力があるのかというとかなり疑問で、またホンダ自体も一時期は「ハイブリッドといったらフィットでしょ!」とハエのよーにうるさいくらい宣伝していましたが最近はリコール多発の余波を受けてかハイブリッドのアピールすらほとんど見かけないくらいになり、むしろ忘れてほしいんじゃないかという気すらします。

 正直に言うと私は日系自動車メーカーの中でも断トツでホンダが嫌いです。理由はデザイン面で中国メーカーも真っ青なくらいに他社の丸パクリが多いのと、ハイブリッドとは呼べないようなしょうもない技術でハイブリッドエンジンなどと喧伝していたためですが、そうした偏見を差し置いても近年のホンダの技術低下は見て見ぬ振りが出来ないレベルです。実際一次の部品メーカーに聞いても、エンジン意外の自社開発を全てやめてしまったため自動車全体に詳しい人間がいなくて無理難題を下に向かって言ってくるとも伺っています。

 あともう一つ私が気になる点として、今後ハイブリッドエンジンが発展するのかという展望です。というのもトヨタのハイブリッドエンジンは確かにすごい技術ではあるのですが、案外根本のシステムというか仕組みは初代プリウスが出た時点のものと大きく差がないと聞いており、近年の燃費アップは電池など周辺部品の発展によるものだと聞くからです。もちろん技術なんて後年同心化するかなんて誰にもわかりませんが、ハイブリッドエンジンには今後さらに発展する伸び代あるのかというとちょっとわからないところがあります。それに比べればダウンサイジングターボの方がまだ手が付けられていない面もあるし、従来技術も応用できるので未来を感じるとしたら私もこっちだったりします。

 あくまでここに書いたのは技術的にはド素人である私個人の妄想ですが、なにかの考えのタネにもなるかなと思って、あまり他に書くネタが今日見つからなかったので一応書くことにしました。それにしてもホンダと中日新聞と野田聖子に対する批判は一切手加減ないなと我ながら思います。何この東海ライン。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

注:ブラウザが「Safari」ですとコメントを投稿してもエラーが起こり反映されない例が報告されています。コメントを残される際はなるべく別のブラウザを使うなどご注意ください。