2016年7月5日火曜日

プーチン、ロシア猫くれるってよ

 またこのところプライベートで忙しくブログの更新が滞っておりました。健康的には問題なく、むしろ元気が有り余っているのかこのところ「ぶっ殺す」と言う回数がやたら増えているような気がします。
 話は本題に入りますが、やや古いニュースではあるものの周りで知っていた人がほとんどいなかったので、現秋田県知事の佐竹敬久氏とロシアのプーチン大統領との交流について今日は紹介します。

【わんにゃん外交】 秋田犬”ゆめ”とロシア猫”ミール”の動画等。随時更新♪

 佐竹知事は江戸時代に秋田県こと秋田藩を支配していた佐竹家の現当主で、全国的にも珍しく旧領の知事に就任した人物であります。そんな佐竹知事がどうして現世界でぶっちぎりに権力とパワーと実力を兼ね備えるロシアのプーチン大統領と交流を持ったのかと言うと2012年に、

佐竹知事「プーチン大統領は犬好きだというし、秋田犬を送ってみよう!」

 という、割とテンション高くないと思いつかない企画を実行に移したことがきっかけでした。
 あんまり犬種には詳しくないのですが秋田県は世界的にも独特な品種であることと、ハチ公の話が海外に伝わり賢く忠実な犬種であると評判になって中国でもこのところ人気の上がっている犬種であります(マジで)。でもってプーチン大統領が犬好きだというのも事実で、この秋田県からの提案を受けるや二つ返事で「くれ!」と言い、運搬のためわざわざ飛行機のビジネスクラスを用意する程の歓迎ぶりを見せてくれました。
 こうして秋田犬「ゆめ」は日本を離れロシアのクレムリンへと送られそこですくすくと育ち、数年後にロシアを訪問した安倍首相を出迎える頃には立派な体格になっていたほど優しく迎え入れられたそうです。この一点で以っても佐竹知事はなかなかやるなと思うのですが、この話にはさらに続きがあり、

プーチン「佐竹知事は猫好きだというし、ロシアのサイベリアンを送ってあげよう」

 という展開で、なんと今度はプーチン大統領から佐竹知事の元へ犬への返礼として猫が送られることとなりました。上記のNAVERのまとめ記事がいうように「わんにゃん外交」とは言ったもんです。

 こうして2013年に秋田県へと送られてきたサイベリアンの「ミール(ロシア語で「平和」)」は佐竹知事とその夫人によって暖かく知事公舎に迎え入れられ、定期的に秋田県の公式サイトでその成長ぶりが映像で公開されるなどして人気を博しています。
 なお今回この記事を書くに当たって少し下調べをしたところ、佐竹知事の猫好きは半端じゃなく、なんと現在知事公舎の中でミールを含め8匹もの猫を飼って生活しているそうです。そのためメディアの取材でも猫関連の物が多く佐竹知事と検索すると猫の話題しかヒットしないほどで、なんというかキャラは非常に立っていると思います。もちろんちゃんと政治の仕事もしているそうですが。

 更に佐竹知事の偉いというかまともだなと今回思ったのは、猫の飼育グッズの類はちゃんと自費で支出しているとのことです。ここまで言えばわかるでしょうがこの点、舛添前都知事とは大違いもいい所でしょう。
 その舛添前都知事は都市間外交などとほざきながら世界各地の一流ホテルのスイートルームに泊まり歩いただけで日本の国益には何も貢献しなかったどころか、東京都の土地を間違いなく自身の権益拡大のためだけに韓国へ無償で貸与しようとしたなど、非常に問題の多い人物でありました。

 それに比べるとこの佐竹知事のプーチン大統領の交流は、まさにこれこそ都市間外交と呼ぶに相応しい傑作と言える手段で、ほとんど費用を発生させないまま両国間の国民感情を改善するとともに秋田県の地名を冠する「秋田犬」を送ることによって地元PRにもつながっています。突き詰めて言えば地方の首長が海外に訴えるべきことはかつての東国原元宮崎県知事よろしく、徹底的に地元特産品をPRしてその存在を知ってもらうことに尽きます。その点で佐竹知事のこの行動は絶賛するに値する外交だと私は考えています。

 また地味にペットを送るというこの行為も見逃せません。「すごいよマサルさん」こと佐藤優氏によれば外交においてプレゼントは非常に重要な駆け引き手段であり、送りすぎても駄目だし送り方もよく考えて出さなければならないと要所でテクニックが要求されると以前に言っていました。その点でペットというのは相手に受け入れられやすい贈り物であり、なおかつ長期間にわたって送られる相手と交流が続くことによって先程の安倍首相の訪問時のように後々にも交流の証として機能します。秋田県知事の元へ送られてきた猫も然りで、こうして動画が更新される毎に日本人からすればロシアとの交流を思い出すわけで、かつて中国がやったパンダ外交もそうですがあながち外交における動物の存在感は我々が想像する以上に重要なのかもしれません。

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