2016年7月17日日曜日

トルコテロに関する疑問を覚える報道

 今朝八時から自転車で上海市内をぶらぶら三時間弱走ったところえらい頭痛に襲われました。右半身に血が上手く通っておらず首とか肩が熱を帯びているのもわかったので多分体重が自転車乗る時の姿勢で変にかかって軽い血行障害みたいになったのではないかと推測しています。
 もともと、上半身の左右バランスがあまりよくなく右半身に筋肉も偏っており、同じようなことが以前にも多々ありました。かといってこのバランスを直すとなるとかなり難しく、難とかできないかと思いつつも何もせず今日に至っています。もっとも今日の場合、夕方から急に風が強くなり大気が不安定だということも体調に影響しているのかもしれませんが。
 なお、背中の姿勢に関しては何も問題はないでしょう。恐らく私以上に姿勢がいい人何て周りにおいては誰もいないくらい姿勢がよく、冗談抜きで猫背をすることが出来ないくらいです。

 なんて私のデイリーストーリーは置いといて本題ですが、既に知っての通りに昨日トルコで一部軍隊が反乱を起こすクーデターが起こりました。幸いにも国民、外交、他の軍団から一切支持を得ることなく短時間で鎮圧されましたが、このクーデターを巡る報道でいくつか疑問を覚える報道が見当たりました。

トルコ 背景は「強硬」エルドアン大統領への反発か(毎日新聞)

 内心、また毎日かと自分でやっときながら呆れるのですが、疑問に思った箇所は八段落目の以下の下りです。

「エルドアン氏は首相退任後、14年に大統領に就任。大統領権限の強化を図り、政権初期に比べて、社会のイスラム化を進めているとの指摘もある。エルドアン氏と対立する米在住のイスラム教指導者ギュレン師の影響下にある主要メディアを政府管理下に置くなど言論統制も強めた。

 これをみて、デスクは疑問に感じなかったのでしょうか。

 私は一読して「社会のイスラム化を進めている」と言っておきながら「イスラム教指導者の影響にあるメディアの言論統制を強化した」のではまるで逆で、むしろイスラム教を抑えにかかっている行動のように見えます。
 この記事以外にも昨日黙ってチェックしている最中にも、「今回の反乱はイスラム化を推し進めるエルドアン大統領に対し不満を持つ世俗派が起こしたようだ」という記事が見られ、専門家でないこともあって各省こそなかったものの「事実と異なる誤報だな」と考えて見ていました・

トルコのクーデター失敗 政権が黒幕とみる「ギュレン派」とは?(THE PAGE)

 比較的今回の背景をきちんとまとめているのは上の記事だと思い、この記事に書かれている内容で理解すれば大丈夫だと思います。

 そもそもなんで私が遠いトルコのこれらの報道に疑問を感じたのかというと、実はかなり前からエルドアン大統領については注目してニュースなどを追っていました。でもって不意打ち的に名古屋へ左遷された親父に対し、

・二年前
「親父、トルコのエルドアンしっとるか? ケマルの政教分離主義に反してなんやイスラム色を強めてるらしく今後のトルコの出方はISにもEUにも影響するで。日本ではどう報じてる?」

・一年前
「親父、トルコのエルドアン覚えとるか? 前言うた時はイスラム色強めてる言うたが、同もあれは牽制拡大の手段として利用しただけで、利用するだけ利用して最近ポイしてばいちゃっちゃしとるそうや。中東事情的にトルコの安定上でも、こうした態度の方がええと思うんやが日本ではどう評価しとる?」

 親父の回答はどっちも、「そいつのこと全然しらん」でしたが、国際政治の上では中東と欧州のはざまにあってキーパーソンであるだけにトルコに関してはたまに情報を集めており、上記の会話の様にエルドアン大統領個人についてもちらちらみていました。上で語っているように、エルドアン大統領は当初、イスラム勢力を保護して自分の支持グループに入れ政権を拡大しましたが、大体去年あたりからもはや用済みとばかりに袖にし始め、まぁ強かな政治家だなと私個人で勝手に評価していました。

 それだけに最初の毎日の記事を読んで、「社会のイスラム化を進めているなんてこれは有り得ない」とすぐ思いました。大統領就任当初は確かに間違いありませんが、近年はむしろ真逆な行動を取っていると聞いているだけに、恐らく古い情報だけで勝手に判断して報じたのではないかと思いました。
 その他の記事も、「イスラム教色を推し進めるエルドアン大統領に対して不満を持つ世俗派が……」なんていう、単純すぎてなおかつ古い対立構図を持ってきて説明するメディアが散見されましたが、前にも書いたように如何にもふわふわした感じで書いており、少なくとも現地駐在の記者はもとより現地紙の報道も翻訳して読んでいないだろうと考えられます。それでありながら報じるのだから、誤報を出す可能性もあるだけに私からすると有り得ない記事を出すものだと疑問に感じました。

 恐らく正解は、最初は贔屓にされたものの最近袖にされているイスラム教「ギュレン派」のグループが今回の反乱を起こした中心ではないかと思います。仮にその通りであればエルドアン大統領の近年の行動とも合致しますし、大衆が支持しなかったというのも理解できるため、未だ不確かな点も多いですが現時点で私はこの説を取ります。

 それにしても、本当は今日は前から取材していた調査記事を出そうと思ってたのに、間位置にが余計な記事出したせいで延期する羽目となりました。余計な仕事増やすなよこのカスどもと、「風の息づかい」を感じられると主張する毎日の記者どもに言いたいです。

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