さっき上海高島屋のとんかつ屋(かつくら)に久々に行ってきたけど、閉店決まっているからか転院のモチベーションが半端なく落ちててびっくりしました。客が多い時間帯というのもありますが、何も言わず後ろから料理とか運んできたり、会計の際に一切無言で、「ありがとうございました(谢谢再次光临)」を言われなかったのは多分初めてです。
それで話は本題ですが時間経ってほとんど報じられなくなりましたが、例のかんぽの契約不正事件には見ていて呆れる点が非常に多かったです。報道の口火を切った西日本新聞はこの件で非常に見直したのですが、新規契約ボーナスのために無意味に保険を切り替えたり、契約前の保険をしばらく維持して二重払にさせていたりなど、逮捕者出てもおかしくない詐欺事件としか正直思えません。
上記の点以上に疑問だったのが、これだけの問題が起きているにもかかわらず、謝罪会見で経営陣が内部告発について一切触れなかった点です。はっきり言ってこの問題、上海にいながら言うのもなんですが私もかねてからかんぽは高齢者を食い物にしているという噂を聞いており、現場の人間からの一部漏れ出た声を見ていました。仮にかんぽの内部告発チャネルがきちんと機能してそうした声を拾えあげていれば内々に処理することも可能だったはずで、これから実態把握や対策を取るにあたっては今いる職員が通報しやすいように、内部告発制度について表で説明する必要があるでしょう。
・日本郵便“内部告発”締めつけか、社員に「SNS制限」通知(TBS)
それなのに上記で報じられているように、社員に対して内部告発を抑えるような動きを見せています。はっきりいいますが経営陣は何も反省しておらず、ほとぼりが冷めたらまた同じことをやり始めるでしょう。
そもそも何故こうした問題が発生したのか。私が考える一番の理由は国営郵政時代から何故かこの組織、びっくりするくらいノルマにこだわる組織で、そうした風土が一番大きく作用したからではないかと思います。
逆を言えばほかの旧郵政系企業も同様のリスクがあるように見え、JPに関しても表では年賀状のノルマや自爆営業の強要はもうやめたと言っていますが、漏れ出る声を聞くと実際には現場レベルで強要が続いているとも言われており、私も恐らく続いていると睨んでいます。
かんぽはこの問題の実態調査を行って(まだ終わっていないという時点で問題だが)、被害者には補償をすると行っていますが、果たしてこれもどの程度の保証になるのかやや曖昧です。無駄に負担した費用分だけなのか、それとも結ばされた不利な保険の全料金なのか、この辺を早くはっきりさせるべきでしょう。無論、筋から言えば後者を取るべきでしょうが。
それと、こうした不正な契約行為を行っていた職員に対する処分もまだ見えてきません。文句なしで解雇してもいいと思いますし、経営陣もこれだけの問題を放置、むしろ隠蔽してきたのだから一日も早くやめるべきなのに、そうした話は出てきません。
あとこれは推測でしかないですが、以上のような体質を見ていると案外、以前に問題となった保険料の不払いもたくさんあるのではないかと疑っています。例によって、「支払いが申請されなかったから」という言い訳とともに。
政府はかんぽの初期調査報告を受け次第に行政処分を決める模様ですが、はっきりいって一日も早く業務停止させるべきだと私は考えています。経営陣の体質からいって自浄は期待できず、区がバックという他の民間保険会社に対して強力なアドバンテージを持ちながらこれだけの不正をやらかしたのだから、この際解体して他の民間保険会社が吸収するほうが長い目で見ていい気がします。
更に言うと、かんぽと並んでもう一つ、高齢者を食い物にして金融商品を売り稼いでいる半公営団体が存在するという噂を聞きます。伏せ字で書くとNoで始まりKyoで終わる、とある全国組織団体ですが、本業の農業事業は赤字で副業であるはずの金融事業で生存しているというおかしな団体となっており、こちらも農政事業にも関わることから早くメスをいれるべきなのではと思います。
ただ、今回のかんぽの一件は旧郵政のままだったら多分報じられなかったろうなと思うところがあります。そう考えると、もう一つの方もこのまんま放置され続けるだろうと予想しています。
2 件のコメント:
とあるバイク屋のユーチューバーが半公営団体の任意保険は解約すべきだと言っていました。
その理由として半公営団体は元々保険の専門屋ではないため、事故の対応が良くないからです。
ユーチューバーのいう半公営団体の事故の時の対応の悪さというものは、保険担当者の知識の
なさに起因するものです。(保険金支払いの対象になる事故にも関わらず、保険担当者が
不勉強なため、保険の対象にはならないと契約者に答えてしまう等)
ちなみにそのユーチューバーは半公営団体のことを名指しでは批判していませんでしたが
その半公営団体のことを「八百屋さん」「八百屋さんの保険」と言っていました。
エスプリの効いた隠語ですので私も真似してその半公営団体のことを八百屋さんと
呼んでいます。
実際にその八百屋さんで働いている人にもあったことありますが、「絶対に関わるな」と念押しされました。保険対応の面もおっしゃる通りに良くないと評判なのに利益を出しているということは、やっぱり高齢者を食い物にしているとしか見えず、根深い問題だと思えます。
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