上記のまとめ記事によると、なんか日本のランチ代がこんな感じで安いって報じられたそうです。
各国のランチ代
アメリカ 1650円
中国 1020円
日本 649円
これについて自分の方からコメントすると、中国が「1020円(約60元)」という価格は正確ではないものの、間違ってもいない程度の数字という風に感じます。厳密な意味では、「中国」のランチ代ではまずありません。
余計な前置き抜きで書き綴ると、この60元というランチ代は上海や北京といった大都市におけるオフィス中心街における飲食店でのランチ代です。大半のサラリーマンやOLはコンビニの弁当やデリバリーでランチを済ませており、コンビニ弁当なら20元(約340円)前後、デリバリーだと30元(約510円)だと思います。
中には確かに毎日飲食店に行って食べる人もいますが、絶対数で言えばそこまで極端な割合ではないと思います。私なんかは翌近くの不味いパン屋(本当に不味い)で16元(約210円)程度でパン買って済ませており、たまに西安料理屋で30元程度のジャージャー麺食べる、っていうかほぼこの2択です。一般中国人サラリーマンtの比べると恵まれた給与を自分ももらっており、そうした点を踏まえると上記のランチ1食60元というのはやや誇張された数字であるように感じます。
ただ、飲食店でのランチが60元程度するというのはあながち間違いではありません。自分がほぼ毎週通ってて店員にも顔を覚えられている日本料理屋ではランチのうどん+寿司セットは78元(約1300円)で、他のメニューも大体こんな感じです。また他のお店でもちょこっとこぎれいなお店行くとなると値段はこれくらいいき、コメダ珈琲でミルクコーヒー大+ミックスサンドを頼んでも確か80元(約1360円)したはずです。
もっともマクド行けば30元(510円)でランチメニュー食べられるけど。そういや最近ケンタッキー行ってないから明日行こっと。
以上はあくまで中心オフィス街での値段で、仮に上海ではない他の地方都市や非オフィス街となると値段は一気に下がります。行ったとしても15~20元程度だと思え、そう考えると中国と表記して1020円とする報道は誤解を招く恐れがあります。まぁどう報じられたかは見てないけど。
とはいえ、中国のランチ代が年々上がっていることは事実で、上記の通り中心オフィス街での飲食店ならもはや中国のが上になっているという印象は覚えます。
ちなみにこの前ウナギ食べたくて後輩誘って適当なうなぎ屋入ったら、一番安いうな重で1人200元(3400円)する店でした。誘った手前、強がって「ここは自分が持つから」と言って後輩の分も払いましたが、「ここは割り勘で(・∀・)」という言葉が口を突いて出てきそうでした。
2 件のコメント:
日本も都心の、大手町とかでちゃんとしたランチ食べようとすると普通に1000円超えるので、恣意的な比較であることは間違いないですね。
どうせなら立ち食い蕎麦レベルの基準で比較してもらいたいものです。
ちなみにこの記事書いてる最中、自分が日本にいた頃は金をためるため、バーミヤンで餃子セットとライスのみ頼む300円コースを思い出していました。中国居るけど、なんかこのところ無性にバーミヤン行きたいです。
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