ページ

2023年4月15日土曜日

岸田総理の何が嫌だったのか

 今日のトップニュースは言うまでもなく、遊説先である和歌山県での岸田総理への襲撃に尽きます、事件詳細については割愛しますがこの事件に関して自分が真っ先に考えたのは、犯人は岸田総理の何が嫌だったのかというと点です。

 昨年の安部元総理の襲撃事件が起きた直後は、まぁ恨む人間がいても不思議ではないと当時私は思いました。森友問題をはじめ、総理任期後半においては自身の影響力でもって明らかに壟断しており、結果的に死人も出しておきながら最後まで自分は無責任だと貫き通したり、もはや中抜き業者のために行ったとしか思えないアベノマスクなど、好き勝手が過ぎたという風に私も感じていました。また憲法改正問題に絡んで一方的に恨みを持つ人間もいるであろうことから、安倍総理への襲撃事件の発生に関してはさほど不思議に感じる点はありませんでした。
 もっとも、犯人の動機は上記のいずれでもなく統一教会絡みのものではありましたが。ただ犯人が主張していたように、安部元総理が存命中であれば統一教会は現在においても自民党で影響力を行使し続けたことでしょう。

 話を元に戻すと、上記の安部元総理の件と違い、岸田総理が襲撃されるほど恨まれる理由はどこにあるのかがぱっと思い浮かんでこないのが本音です。政治的に無色透明というか個人のはっきりした意思をあまり持たない人ということもあり、決断が遅いのはどうかと思いますが、何か恨まれるような政治的信条はほぼ持っていない人だと私は考えています。それだけにどうして狙われたのか、単純に自民党総裁ということから狙われただけなのか、今後捜査の進展とともに明らかになるとは思うものの犯人の動機については正直わからな過ぎて若干興味があります。

 仮にネットで言われている「コオロギ食激推し」とかだったら、本当にどうしようかって気になります。あれもこの前の自衛隊ヘリ墜落事故同様、実際には何も補助金は存在しないためデマもいいところなんですが。

2 件のコメント:

片倉(焼くとタイプ さんのコメント...

この事件で 宇宙戦艦ヤマト2199の三式弾を思い出しました。ヤマトは地平線の向こうから三式弾でガミラス冥王星基地を攻撃しました。 ヤマトのビーム砲は直線的ビームのため地面に阻まれ冥王星基地を攻撃できません。 ですが物理的な物体の三式弾は重力の影響を受けるため地平線の後ろから撃っても冥王星の重力にひかれて、ガミラス冥王星基地に着弾します。ガミラスにとっては三式弾のような実体弾はとうの昔に廃れた旧式の武器であり、そのような原始的な武器によって敗北しました。 さて今回の岸田総理の暗殺未遂事件は、手投げ爆弾が使われました。
銃弾は 威力も速度も高いですが 直線的に進むため射線上に聴衆やspがいた場合彼らが邪魔になって要人の命を狙う事が難しくなります。 ですが今回の事件の手投げ爆弾は聴衆を飛び越して要人の近くに投げ込む事が可能になります。 今後模倣犯による手投げ弾を使った犯罪が行われない事を願うばかりです

花園祐 さんのコメント...

 その手の話だったら、自分なら塩素ガスを使うでしょうね。あれだと簡単に自作できるし、やりようによっては音もなく発生させることができるので、スーサイドアタックで行くなら確実にターゲットを害することができる自信があります。まぁ臭いで気づかれる可能性も高いですが。
 この手の警護ではどれだけ対策しても穴が出てしまうし、守る側も大変だと思いますが、結局のところ最大の抑止力は一般大衆の暴力を認めない姿勢と政府に対する支持だということを今回改めて感じさせられます。犯人を取り押さえた一般人の方は非常に勇気があると思うとともに、こうした人物をたたえることこそが最大のテロ対策であるように思え、この事件をきっかけに何かいい方向に向かってくれればと思わずにはいられません。