以前に友人が、こんな面白い皮肉を言っていました。
「日本の企業は採用時にコミュニケーション力を一番重視しているのですが、日本人の退職理由の大半は人間関係が原因なんですよね」
さっきちょこちょこ調べた所、どうもリクナビ系のアンケートではその友人の言うとおりに退職、転職理由の一位は人間関係なのですが、その他の転職掲載とのアンケートでは必ずしもそうではなくそれぞれの転職希望者を扱う専門分野(事務系や技術系といった)によって理由は変わってくるのかもしれません。しかし私も傍目から見ていて、実際に中途採用の面接をやっていた人の話を聞いているとやはり人間関係に起因する退職者というのは多いようで、先ほどの友人の言葉も大きく事実から外れていないように思えます。
仮に友人の言葉通りだとすると、今の日本の企業はコミュニケーション力が高いとされる人材を選んで採用しているつもりでも彼らの期待通りの人材を得られていないということになります。特にここ数年は不況にもかかわらず新卒者のうち約半数が三年以内に転職、もしくは退職するとも言われており、このミスマッチとも言うべき現象は深刻化していると言っていいでしょう。
あまり長く引っ張るのもなんなので短くまとめると、そもそもこのコミュニケーション力という言葉の定義がはっきりしないということがこのミスマッチを生む最大の原因かと思います。コミュニケーションと一口で言っても何かを説明するのに上手に手早く行える表現力の事なのか、幅広い人間間と話を合わせられる話題の豊富さなのか、無茶な事や理不尽な事をされても我慢できる我慢強さなのかいまいちはっきりしません。恐らく大半の日本企業は最後の我慢強さを求めていると思うのですが、露骨に就職説明会などで、「無理難題言われても、殴られてもじっと我慢ができる人大歓迎です!(^o^)/」なんて言ったら誰も応募に来るわけないんで、体よくコミュニケーション力って言いつくろってんじゃないかという気がしてなりません。
就職希望者としてはこうした企業側が求める人材像がよくわからず、恐らく前に「日本辺境論」の書評で書いたようになんとなくといった空気で企業側の求める人材像になりきろうとして、企業側も我慢強さを求めているのになんとなくなりきろうとしている姿に流されて採用し……こんな具合のミスマッチが日本のあちこちで起こっている気がします。
そもそも文字書いてなんぼ、少ない文字数で一体どれだけの意味を読者に自分の意図を伝えられるかを常に問い、自らの文章表現力を磨き続けてきた(つもりの)私に言わせると、人材募集に際してコミュニケーション力などという定義の曖昧な言葉を使用する人間自体に疑問を感じます。採用したもののすぐに辞められては困るのであれば、優秀な人材を囲いたいものならもっとはっきりと、直接的な言葉を使って人を集めた方が手間も随分と少ないんじゃないかという気がします。そういう意味で日本の各企業の人事採用者に対し、すくなくとも表現力という意味ではコミュニケーション力は低いのではないかとやや批判的に私は思っているわけです。
ここは日々のニュースや事件に対して、解説なり私の意見を紹介するブログです。主に扱うのは政治ニュースや社会問題などで、私の意見に対して思うことがあれば、コメント欄にそれを残していただければ幸いです。
2010年3月4日木曜日
2010年3月3日水曜日
移民議論の道標~その十一、入管について
仮に移民を受け入れるとして何が必要になってくるかといったら、移民を受け入れる施設や職、果てには生活のアドバイスを行うネットワークはもとより何より必要になってくるのは入管こと、入国管理局の整備と強化だと私は考えております。
どこの国でもそうですが入管というのはその国にやってくる外国人に問題がないか、ビザやパスポートなどを確認したり麻薬や拳銃といった持ち込み禁止品の摘発などを一括して行っている部局です。もちろんこんな重大な仕事を民間に任すわけないので基本的に公務員職なのですが、どうも話で聞いている限りだと同じ公務員は公務員でも、役所などにいる公務員等と比べて入管の職員は非常な激務だそうで、前にテレビで報じられた成田空港の入国審査官などは文字通り昼食も取れないほどの忙しさだそうです。
あくまでそうやって私が見ている範囲ですが、仮に移民を受け入れるとなると今以上に大量の外国人が出入国を行うということから、私は早急に入管職員の増員と強化が必要になるかと考えております。もちろんこれだけなら誰だって言えることなのですが、こういった量的な強化はもとより、これは現在においても言えることですが質的な強化も早急に必要だと日々感じております。その質的な強化というのはどういうことかというと、やや入管の範囲を超えてしまいますが犯罪者、テロリストの入国に対する規制強化のことです。
現在でも爆弾発言連発ですでにおなじみの鳩山邦夫議員がかつて、「私の友達の友達にアルカイダがおり、そいつは過去に何度も日本に入国している」という発言をして大顰蹙を買った事がありましたが、後に彼自身が説明する所によると、なにもすごい友人がいるということを自慢したかったわけでなく、アルカイダのような国際テロ組織のメンバーを日本は捕まえるどころか国内で自由に闊歩させている現状の問題性を訴えたかったそうです。発言の問題性はともかくとして、鳩山議員の言が本当だとしたら彼のいわんとしている懸念も理解でき、こうした外国よりやってくる犯罪者の取締りなどに現状の日本は問題があるという事になります
これ以前からも日本はスパイを取り締まる法律がないために各国の工作員に好き放題にさせられているといわれてきましたが、移民を受け入れるのならなおさら、受け入れないにしてもこの様な状況はグローバル化が進む現在において望ましいはずがありません。さすがにこの様な範囲ともなれば入管を超えて警察や海上保安庁など管理範囲になってきますが、犯罪者らの入国の最前線に立ちふさがる入管の強化は何よりも先に必要になってくるかと思います。
では具体的にどのようなことをすれば入管の強化が図れるのでしょうか。はっきりいってこの方面だと私は全くの素人であまり余計な発言はするべきではないのかとも思うのですが、それを認識した上で敢えて一つ提言をさせてらえば、各国の犯罪者情報を事前に共有化することだけでも全然状況が変わるのではないかと考えております。
この犯罪者情報の共有化というのはそれぞれの国で指名手配となっていたり、海外逃亡の可能性のある人物の情報を中国や韓国、ブラジルなど現在日本への入国者数の多い国とで交換し合うことを指しております。恐らく現在だと韓国やアメリカとは犯罪人引渡し条約もある事からこれら情報交換は行われているかと思いますが、他の二カ国についてははっきり言ってあまりなされていないのではないかと思います。
私がこの様に犯罪者情報の交換の必要性を強く訴える理由というのも、かつて起きた広島女児殺害事件の例があるからです。
この事件は日系ブラジル人と偽って(実際は違う)日本に出稼ぎに来たペルー人が猥褻目的で女児を誘拐、殺害したという痛ましい事件なのですが、元々この事件の犯人であるペルー人は本国ペルーでも複数の猥褻事件を起こしており、しかも出国時も指名手配中だったようです。
もちろんこんな人間、普通にしたって日本に入国できないために本名を偽って就労ビザを得たようなのですが、過大な期待をしているのかもしれませんがビザを発行する前、日本に入国する前にその前科を確認して入国を防ぐ事は出来なかったのかと考えてなりません。この連載の日系人移民を取り扱った記事にて私は現行の制度には問題があると指摘しましたが、その問題性のある箇所とはまさにここで、現行の日系人の受け入れは日系人であるかどうかも詳しく確認せず、しかも日系人と認めてしまえば緩い審査で入国を認めているのではないかという不信が私にはあります。
この連載は移民という政策を実行するかしないかはおいといて、今のうちに移民関係で議論すべき議題や問題を挙げることを主眼にしております。今回取り上げた入管の強化、日系人移民についても全く同じで、移民に対して賛成派も反対派も、変に批判しあったりせずこういった共通に考えることが出来るについて問題について歩み寄って議論するべきではないでしょうか。
どこの国でもそうですが入管というのはその国にやってくる外国人に問題がないか、ビザやパスポートなどを確認したり麻薬や拳銃といった持ち込み禁止品の摘発などを一括して行っている部局です。もちろんこんな重大な仕事を民間に任すわけないので基本的に公務員職なのですが、どうも話で聞いている限りだと同じ公務員は公務員でも、役所などにいる公務員等と比べて入管の職員は非常な激務だそうで、前にテレビで報じられた成田空港の入国審査官などは文字通り昼食も取れないほどの忙しさだそうです。
あくまでそうやって私が見ている範囲ですが、仮に移民を受け入れるとなると今以上に大量の外国人が出入国を行うということから、私は早急に入管職員の増員と強化が必要になるかと考えております。もちろんこれだけなら誰だって言えることなのですが、こういった量的な強化はもとより、これは現在においても言えることですが質的な強化も早急に必要だと日々感じております。その質的な強化というのはどういうことかというと、やや入管の範囲を超えてしまいますが犯罪者、テロリストの入国に対する規制強化のことです。
現在でも爆弾発言連発ですでにおなじみの鳩山邦夫議員がかつて、「私の友達の友達にアルカイダがおり、そいつは過去に何度も日本に入国している」という発言をして大顰蹙を買った事がありましたが、後に彼自身が説明する所によると、なにもすごい友人がいるということを自慢したかったわけでなく、アルカイダのような国際テロ組織のメンバーを日本は捕まえるどころか国内で自由に闊歩させている現状の問題性を訴えたかったそうです。発言の問題性はともかくとして、鳩山議員の言が本当だとしたら彼のいわんとしている懸念も理解でき、こうした外国よりやってくる犯罪者の取締りなどに現状の日本は問題があるという事になります
これ以前からも日本はスパイを取り締まる法律がないために各国の工作員に好き放題にさせられているといわれてきましたが、移民を受け入れるのならなおさら、受け入れないにしてもこの様な状況はグローバル化が進む現在において望ましいはずがありません。さすがにこの様な範囲ともなれば入管を超えて警察や海上保安庁など管理範囲になってきますが、犯罪者らの入国の最前線に立ちふさがる入管の強化は何よりも先に必要になってくるかと思います。
では具体的にどのようなことをすれば入管の強化が図れるのでしょうか。はっきりいってこの方面だと私は全くの素人であまり余計な発言はするべきではないのかとも思うのですが、それを認識した上で敢えて一つ提言をさせてらえば、各国の犯罪者情報を事前に共有化することだけでも全然状況が変わるのではないかと考えております。
この犯罪者情報の共有化というのはそれぞれの国で指名手配となっていたり、海外逃亡の可能性のある人物の情報を中国や韓国、ブラジルなど現在日本への入国者数の多い国とで交換し合うことを指しております。恐らく現在だと韓国やアメリカとは犯罪人引渡し条約もある事からこれら情報交換は行われているかと思いますが、他の二カ国についてははっきり言ってあまりなされていないのではないかと思います。
私がこの様に犯罪者情報の交換の必要性を強く訴える理由というのも、かつて起きた広島女児殺害事件の例があるからです。
この事件は日系ブラジル人と偽って(実際は違う)日本に出稼ぎに来たペルー人が猥褻目的で女児を誘拐、殺害したという痛ましい事件なのですが、元々この事件の犯人であるペルー人は本国ペルーでも複数の猥褻事件を起こしており、しかも出国時も指名手配中だったようです。
もちろんこんな人間、普通にしたって日本に入国できないために本名を偽って就労ビザを得たようなのですが、過大な期待をしているのかもしれませんがビザを発行する前、日本に入国する前にその前科を確認して入国を防ぐ事は出来なかったのかと考えてなりません。この連載の日系人移民を取り扱った記事にて私は現行の制度には問題があると指摘しましたが、その問題性のある箇所とはまさにここで、現行の日系人の受け入れは日系人であるかどうかも詳しく確認せず、しかも日系人と認めてしまえば緩い審査で入国を認めているのではないかという不信が私にはあります。
この連載は移民という政策を実行するかしないかはおいといて、今のうちに移民関係で議論すべき議題や問題を挙げることを主眼にしております。今回取り上げた入管の強化、日系人移民についても全く同じで、移民に対して賛成派も反対派も、変に批判しあったりせずこういった共通に考えることが出来るについて問題について歩み寄って議論するべきではないでしょうか。
2010年3月2日火曜日
ラングリッサーシリーズについて
なんか今日は不具合が起こっていろいろ大変だったそうですが、このところ私はPS3のダウンロード販売にいろいろとはまっております。このダウンロード販売の何がいいのかって言うと昔遊んだゲームを非常に安い値段で、しかもお気軽にクレジットカード払いで購入する事が出来、しかも購入後はハードディスクにダウンロードして遊べるという点です。最初はおっかなびっくりなまま試してみたい気持ちだけで「ファイナルファンタジータクティクス」を購入してみたのですが、あまりにもあっさりと出来てその手軽さには本当に驚かされました。
そんなもんだからこの「ファイナルファンタジータクティクス」をクリアもしないうちに他にも買っておきたい商品はないのかといろいろと探してみた所、「ラングリッサー」というソフトがまず真っ先に私の目に入ってきました。
恐らくこのゲームの名を聞いても私の関東在住の友人一人、関西在住の友人一人くらいしか知らないと思いますが、今ではゲーム製作から撤退してしまったメサイヤがかつて作って販売していたシミュレーションRPGのシリーズがこの「ラングリッサー」です。
具体的にこのゲームがどんな内容かというと、中世ヨーロッパ(百年戦争頃)を意識したファンタジーの世界を舞台にした、他社の「ファイアーエンブレム」や「タクティクスオウガ」などといったゲームと同様のターン制シミュレーションRPGです。自ターンに味方キャラを選択して相手キャラに攻撃などの指示を出すという点ではオーソドックスなゲームシステムなのですが、この「ラングリッサー」において特筆すべきなのはこの手のシミュレーションRPGが出始めたごく初期の段階で各部隊に属性を与え、戦略性を高めている点です。
具体的にどのような属性かというとこれは説明は簡単で、
・歩兵は騎兵に弱いが槍兵に強い
・騎兵は槍兵に弱いが歩兵に強い
・槍兵は歩兵に弱いが騎兵に強い
という、みたまんまの三すくみになっているため、どのキャラにどの部隊を率いさせてどのように敵にぶつけていくかがこのゲームの醍醐味になっております。また部隊を率いるキャラクターはそれぞれが独立した能力を持っていて、回復魔法を使うのも入ればやけに動きが早いのもいたりなどと、またそうしたキャラクター達も魔法使いにするか戦士にするかなどとその成長もプレイヤーはかなり自由に選ぶ事が出来ます。
そしてこのラングリッサーを語る上で外せないのが、キャラクター原画を担当しているうるし原さとし氏です。この人も知っている人なら知っていますが、書いているマンガは女性キャラは服を着ているシーンのが少ないんじゃないかと思うくらい脱がせっぱなしで、しかもかなり光沢をつけたような陰影で肉感的に描くという特徴的な絵を書く人で、そのせいでこの「ラングリッサー」に登場するキャラクター達も多分一回見たらなかなか忘れられないような造形をみんなしてます。
女性キャラに至ってはこれでもかという巨乳ぞろいで、しかも戦闘に出て斬り合いまでするというのにやけに露出の高い鎧やコスチューム、もしくはピチピチのスーツを着ており、「おどりゃ、死にさらす気かっΣ(゚Д゚;)」って、突然広島弁で突っ込みたくなる格好をみんなしています。それに対して男性キャラはやけにごつい格好した連中ばかりで、特におっさん系キャラはいぶし銀とはこういうものだと感じさせる名キャラぞろいです。
私はこのゲームを中学生の頃に今でも友達だと勝手に信じている友人に紹介されてから遊ぶようになったのですが、その頃に遊んだのはセガサターン版で、このシリーズは1から5までありますが4が一番難しい上にFFのアクティブタイムバトルのようなシステムがまだ不完全で(5で完成に至る)、えらく難儀しながらも非常に楽しく遊んだのを今でも憶えています。なお今回ダウンロードした「ラングリッサー4&5」では4のシステムが5のシステムに改められているので、戦いが非常にさくさく進みます。
現在このシリーズを作っていたスタッフ(キャリアソフト)はメサイヤからアトラスに移籍し、現在では「グローランサーシリーズ」を製作しております。こちらもまた名作ぞろいのシリーズ(2を除けば)で、声優陣も非常に豪華なので興味のある方は中古でもいいから是非手にとって見てもらいたい代物です。
なお私が一番お気に入りなのは、「ラングリッサー5」で声優の満仲由紀子氏が演じたエミリエルです。あのありえない強さと肌の露出ぶりが未だに鮮烈に残っております。ついでに書いておくとグローランサーでは3のモニカでした。
そんなもんだからこの「ファイナルファンタジータクティクス」をクリアもしないうちに他にも買っておきたい商品はないのかといろいろと探してみた所、「ラングリッサー」というソフトがまず真っ先に私の目に入ってきました。
恐らくこのゲームの名を聞いても私の関東在住の友人一人、関西在住の友人一人くらいしか知らないと思いますが、今ではゲーム製作から撤退してしまったメサイヤがかつて作って販売していたシミュレーションRPGのシリーズがこの「ラングリッサー」です。
具体的にこのゲームがどんな内容かというと、中世ヨーロッパ(百年戦争頃)を意識したファンタジーの世界を舞台にした、他社の「ファイアーエンブレム」や「タクティクスオウガ」などといったゲームと同様のターン制シミュレーションRPGです。自ターンに味方キャラを選択して相手キャラに攻撃などの指示を出すという点ではオーソドックスなゲームシステムなのですが、この「ラングリッサー」において特筆すべきなのはこの手のシミュレーションRPGが出始めたごく初期の段階で各部隊に属性を与え、戦略性を高めている点です。
具体的にどのような属性かというとこれは説明は簡単で、
・歩兵は騎兵に弱いが槍兵に強い
・騎兵は槍兵に弱いが歩兵に強い
・槍兵は歩兵に弱いが騎兵に強い
という、みたまんまの三すくみになっているため、どのキャラにどの部隊を率いさせてどのように敵にぶつけていくかがこのゲームの醍醐味になっております。また部隊を率いるキャラクターはそれぞれが独立した能力を持っていて、回復魔法を使うのも入ればやけに動きが早いのもいたりなどと、またそうしたキャラクター達も魔法使いにするか戦士にするかなどとその成長もプレイヤーはかなり自由に選ぶ事が出来ます。
そしてこのラングリッサーを語る上で外せないのが、キャラクター原画を担当しているうるし原さとし氏です。この人も知っている人なら知っていますが、書いているマンガは女性キャラは服を着ているシーンのが少ないんじゃないかと思うくらい脱がせっぱなしで、しかもかなり光沢をつけたような陰影で肉感的に描くという特徴的な絵を書く人で、そのせいでこの「ラングリッサー」に登場するキャラクター達も多分一回見たらなかなか忘れられないような造形をみんなしてます。
女性キャラに至ってはこれでもかという巨乳ぞろいで、しかも戦闘に出て斬り合いまでするというのにやけに露出の高い鎧やコスチューム、もしくはピチピチのスーツを着ており、「おどりゃ、死にさらす気かっΣ(゚Д゚;)」って、突然広島弁で突っ込みたくなる格好をみんなしています。それに対して男性キャラはやけにごつい格好した連中ばかりで、特におっさん系キャラはいぶし銀とはこういうものだと感じさせる名キャラぞろいです。
私はこのゲームを中学生の頃に今でも友達だと勝手に信じている友人に紹介されてから遊ぶようになったのですが、その頃に遊んだのはセガサターン版で、このシリーズは1から5までありますが4が一番難しい上にFFのアクティブタイムバトルのようなシステムがまだ不完全で(5で完成に至る)、えらく難儀しながらも非常に楽しく遊んだのを今でも憶えています。なお今回ダウンロードした「ラングリッサー4&5」では4のシステムが5のシステムに改められているので、戦いが非常にさくさく進みます。
現在このシリーズを作っていたスタッフ(キャリアソフト)はメサイヤからアトラスに移籍し、現在では「グローランサーシリーズ」を製作しております。こちらもまた名作ぞろいのシリーズ(2を除けば)で、声優陣も非常に豪華なので興味のある方は中古でもいいから是非手にとって見てもらいたい代物です。
なお私が一番お気に入りなのは、「ラングリッサー5」で声優の満仲由紀子氏が演じたエミリエルです。あのありえない強さと肌の露出ぶりが未だに鮮烈に残っております。ついでに書いておくとグローランサーでは3のモニカでした。
2010年3月1日月曜日
松下とトヨタの違い
このところビジネス系雑誌や新聞のあちこちで一連のトヨタのリコール問題に触れてはかつての松下(ゲンパナソニック)のファンヒーター回収問題と比較する論評をよく見ますが、かなりうがった意見を言わせてもらえば両者の違いは特殊部隊の差じゃないだろうかと考えてしまいます。
あくまで伝聞の情報ですので本当かどうかまでは私もここでは保障しかねますが、松下には商品事故が起きた際に真っ先にそれをもみ消す専門の部隊がかねてからいたそうで、あのファンヒーターの問題も大分以前から把握していたもののあの手この手でそれが表に出ないようにし続け、とうとう最後にこのままでは隠しきれないということから平謝りに出たのだという話を聞いたことがあります。実際にファンヒーターの事故は回収騒動の時期に集中して起きていたわけでなく長期間に渡って起きていたのが突如回収を行う発表がテレビCMなどで公開されるなど、時期的にちょっと怪しい部分も少なからずありました。
今回のトヨタのプリウス騒動も日本国内ではかねてよりブレーキの電子制御が弱いという声があったもののあまり大きな声にはならず、アメリカでの騒動の広まりによって初めて一般にも認知されてきた感じがします。恐らくトヨタにもクレームや事故(主なのは労災だろうけど)をもみ消す部隊みたいなのはあるかと思いますが、なまじっか市場が広すぎて松下みたいにいかなかったんじゃないかと、今日電車に乗りながら思いました。
あくまで伝聞の情報ですので本当かどうかまでは私もここでは保障しかねますが、松下には商品事故が起きた際に真っ先にそれをもみ消す専門の部隊がかねてからいたそうで、あのファンヒーターの問題も大分以前から把握していたもののあの手この手でそれが表に出ないようにし続け、とうとう最後にこのままでは隠しきれないということから平謝りに出たのだという話を聞いたことがあります。実際にファンヒーターの事故は回収騒動の時期に集中して起きていたわけでなく長期間に渡って起きていたのが突如回収を行う発表がテレビCMなどで公開されるなど、時期的にちょっと怪しい部分も少なからずありました。
今回のトヨタのプリウス騒動も日本国内ではかねてよりブレーキの電子制御が弱いという声があったもののあまり大きな声にはならず、アメリカでの騒動の広まりによって初めて一般にも認知されてきた感じがします。恐らくトヨタにもクレームや事故(主なのは労災だろうけど)をもみ消す部隊みたいなのはあるかと思いますが、なまじっか市場が広すぎて松下みたいにいかなかったんじゃないかと、今日電車に乗りながら思いました。
2010年2月28日日曜日
移民議論の道標~その十、何故移民は必要?②
昨日はスペシャルで放映された「トリビアの泉」を見るために途中でブログ書くのを打ち切っちゃいましたが、あんなにつまらないのであれば無視して最後まで書いとけばよかったとちょっと後悔してます。
それはさておき昨日からの続きで、そもそも何故移民の受け入れが必要かという賛成派の主張について、前回のように労働力の需給バランスを整えるという経団連からの主張に加え現在の日本ではもう一つ、人口減問題に対する少子高齢化対策としてその必要性が各所で主張されております。
この少子化対策としての移民受け入れは先の労働力の需給問題とも関わってきますが、現在の日本で起こっている歪んだ人口ピラミッド構造の是正がその目的となってきます。現在の日本は勤労を終えた高齢層(61歳以上)の人口に対して引退した高齢者を支えるべき青年層(19~60歳)の人口が相対的に低く、その上今後高齢層の人口はしばらく増えていく一方に対して出生率の低下から青年層の人口は減少していくことが見込まれ、このままでは年金や社会保険といった社会保障制度を保てなくなると言われております。日本の社会保障制度がこのままでは本当に崩壊するのかどうかについては私は内心怪しいとは思ってはいるものの、少なくとも現状より青年層にかかる負担は大きくなっていくのは間違いないとみております。
こうした少子高齢化問題にどのように移民が関わってくるのかというと、現在の日本はあの手この手と少子化対策を行いながら出生率を高める事でこの問題に対応しようとしておりますが、この際無理に少子化をどうにかしようとするのではなく、今すぐ働いて税金を納める事が出来る青年層の人間を外国から呼んでしまおうというのがこの移民政策の目的です。
いわば日本人の出生率を高めようとするのが少子高齢化問題の根治治療策であるのに対し、この移民の受け入れは対症療法とも言うべき、ショックアブソーバー的な案というわけです。
結論から言うと私は、この少子高齢化対策という観点からこの移民の受け入れに対して賛成的な立場にあります。というのも今現在の日本で最も世代別人口が高いのは団塊の世代といわれる1946~1948年生まれの層で、この層が社会保障の対象から抜けるまでなんとか頑張りぬけば、その後社会保障対象人口は減少していく事が見込まれます。私はその期間を日本人の平均寿命をやや低めに見積もって80歳と想定して2028年までと考えておりますが(実際にはもうすこし後でしょうが)、2028年まで制度を維持する事が出来ればその後は社会保障支出は減少が見込まれ、要はそれまでの期間をどうやりくりするかに日本の年金、社会保障制度はかかっているのではないかと単純に考えております。
然るに現在の日本の少子化対策ですと、仮に今年に子供を大量に生んだとしても2028年にその子供達は18歳にしか達しておらず、税金を納める年齢どころか税金を与えて育てねばならない年齢なので社会保障の維持にはあまり貢献する事はできません。
そうであるのであれば、むしろ現時点で勤労年齢に達しており来日してすぐに働いて税金を納める事の出来る移民を一定度受け入れることで青年層の人口を直接増やし、人口ピラミッドの歪みを是正しながら2028年までなんとかこらえる方法を選択した方が良いのではというのが私の考えです。また受け入れた移民がそのまま日本での生活に定着して永住を決断し、日本国内で子供を生んで増やしてくれるのであれば移民を受け入れない場合に比べて出生数は多くなり、2028年以後の人口バランスの是正にも貢献する可能性があります。
確かに移民を受け入れるに当たって社会整備や日本語教育などある程度費用がかかる事が見込まれますが、仮に20歳の移民者を受け入れるに当たって来日後3年間は教育費用がかかるとしても、その後10年、20年と日本で働いて税金を納めてくれるのであれば最終的には費用対効果はプラスに転じるのではないかと思います。もちろんこんなの私の都合のいい当て推量の計算なのでそんなうまくいくわけないという意見ももっともなのですが、それならば費用対効果がプラスに転じる可能性の高い優秀な人材を如何に呼び集めるかという案を考えるべきで、できればすぐに議論を打ち切らずにもっと内容を深めてもらいたいところです。
もちろんこの様な案は言うは易しで行なうは難し、予想し得る問題を考えるだけでも目が回ってきますが、私はこのまま座して何もしないよりは実験的に小規模でもいいからなにかしら行動を行うべきではないかと常々思います。またこの案を実行するに当たって最低限必要となってくる条件は移民者が日本に長期に滞在してくれるということで、移民者が五年程度の出稼ぎと考えて出て行ってしまえばかけた教育費用の分だけ無駄になるので、十年以上の在住で永住権の付与など思い切った決断も必要となってくるかもしれません。日本人はそれだけの決心を持って行うか、このまま座して待つか、どちらが正しい決断なのかどうかを決めるのは早いに越した事はありませんが今すぐ出さなくても良いのですから、このような議論だけは活発に行っておくべきなのではないかと思い、この連載を行うことにしたわけです。
最後にやや蛇足ですが、私は今後世界的に食糧が不足する時代が来ると見越して今後の日本は緩やかに人口が減少していく事が望ましいと考えております。しかし現在の人口構造ではあまりにも急激に人口が減少する構造ゆえにブレイクスルー的に上記の移民受け入れ案が一時一定度必要となると考えているわけですが、私が見る限り政府としては人口が今より減ってGDPを始めとした国力が落ちることは望ましく、子供をなかなか生まない日本人より多産の移民を恒久的に受け入れることでなんとか今の水準の人口を維持しようとしている節が感じられます。私の案も私が睨んでいる政府の案もどちらも少子高齢化対策という意味では同じですが、内容となるとちょっと方向性が異なっております。前者は高齢化対策に重きを置いているのに対し、後者は少子化対策に重きを置いている、という具合に。
ちょっとややこしいですが、この辺の立場の違いも理解していただければ非常に助かります。
恐らくここで書いたところがこの連載の一番ややこしいところなので、どうにか終わってほっとしました。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
それはさておき昨日からの続きで、そもそも何故移民の受け入れが必要かという賛成派の主張について、前回のように労働力の需給バランスを整えるという経団連からの主張に加え現在の日本ではもう一つ、人口減問題に対する少子高齢化対策としてその必要性が各所で主張されております。
この少子化対策としての移民受け入れは先の労働力の需給問題とも関わってきますが、現在の日本で起こっている歪んだ人口ピラミッド構造の是正がその目的となってきます。現在の日本は勤労を終えた高齢層(61歳以上)の人口に対して引退した高齢者を支えるべき青年層(19~60歳)の人口が相対的に低く、その上今後高齢層の人口はしばらく増えていく一方に対して出生率の低下から青年層の人口は減少していくことが見込まれ、このままでは年金や社会保険といった社会保障制度を保てなくなると言われております。日本の社会保障制度がこのままでは本当に崩壊するのかどうかについては私は内心怪しいとは思ってはいるものの、少なくとも現状より青年層にかかる負担は大きくなっていくのは間違いないとみております。
こうした少子高齢化問題にどのように移民が関わってくるのかというと、現在の日本はあの手この手と少子化対策を行いながら出生率を高める事でこの問題に対応しようとしておりますが、この際無理に少子化をどうにかしようとするのではなく、今すぐ働いて税金を納める事が出来る青年層の人間を外国から呼んでしまおうというのがこの移民政策の目的です。
いわば日本人の出生率を高めようとするのが少子高齢化問題の根治治療策であるのに対し、この移民の受け入れは対症療法とも言うべき、ショックアブソーバー的な案というわけです。
結論から言うと私は、この少子高齢化対策という観点からこの移民の受け入れに対して賛成的な立場にあります。というのも今現在の日本で最も世代別人口が高いのは団塊の世代といわれる1946~1948年生まれの層で、この層が社会保障の対象から抜けるまでなんとか頑張りぬけば、その後社会保障対象人口は減少していく事が見込まれます。私はその期間を日本人の平均寿命をやや低めに見積もって80歳と想定して2028年までと考えておりますが(実際にはもうすこし後でしょうが)、2028年まで制度を維持する事が出来ればその後は社会保障支出は減少が見込まれ、要はそれまでの期間をどうやりくりするかに日本の年金、社会保障制度はかかっているのではないかと単純に考えております。
然るに現在の日本の少子化対策ですと、仮に今年に子供を大量に生んだとしても2028年にその子供達は18歳にしか達しておらず、税金を納める年齢どころか税金を与えて育てねばならない年齢なので社会保障の維持にはあまり貢献する事はできません。
そうであるのであれば、むしろ現時点で勤労年齢に達しており来日してすぐに働いて税金を納める事の出来る移民を一定度受け入れることで青年層の人口を直接増やし、人口ピラミッドの歪みを是正しながら2028年までなんとかこらえる方法を選択した方が良いのではというのが私の考えです。また受け入れた移民がそのまま日本での生活に定着して永住を決断し、日本国内で子供を生んで増やしてくれるのであれば移民を受け入れない場合に比べて出生数は多くなり、2028年以後の人口バランスの是正にも貢献する可能性があります。
確かに移民を受け入れるに当たって社会整備や日本語教育などある程度費用がかかる事が見込まれますが、仮に20歳の移民者を受け入れるに当たって来日後3年間は教育費用がかかるとしても、その後10年、20年と日本で働いて税金を納めてくれるのであれば最終的には費用対効果はプラスに転じるのではないかと思います。もちろんこんなの私の都合のいい当て推量の計算なのでそんなうまくいくわけないという意見ももっともなのですが、それならば費用対効果がプラスに転じる可能性の高い優秀な人材を如何に呼び集めるかという案を考えるべきで、できればすぐに議論を打ち切らずにもっと内容を深めてもらいたいところです。
もちろんこの様な案は言うは易しで行なうは難し、予想し得る問題を考えるだけでも目が回ってきますが、私はこのまま座して何もしないよりは実験的に小規模でもいいからなにかしら行動を行うべきではないかと常々思います。またこの案を実行するに当たって最低限必要となってくる条件は移民者が日本に長期に滞在してくれるということで、移民者が五年程度の出稼ぎと考えて出て行ってしまえばかけた教育費用の分だけ無駄になるので、十年以上の在住で永住権の付与など思い切った決断も必要となってくるかもしれません。日本人はそれだけの決心を持って行うか、このまま座して待つか、どちらが正しい決断なのかどうかを決めるのは早いに越した事はありませんが今すぐ出さなくても良いのですから、このような議論だけは活発に行っておくべきなのではないかと思い、この連載を行うことにしたわけです。
最後にやや蛇足ですが、私は今後世界的に食糧が不足する時代が来ると見越して今後の日本は緩やかに人口が減少していく事が望ましいと考えております。しかし現在の人口構造ではあまりにも急激に人口が減少する構造ゆえにブレイクスルー的に上記の移民受け入れ案が一時一定度必要となると考えているわけですが、私が見る限り政府としては人口が今より減ってGDPを始めとした国力が落ちることは望ましく、子供をなかなか生まない日本人より多産の移民を恒久的に受け入れることでなんとか今の水準の人口を維持しようとしている節が感じられます。私の案も私が睨んでいる政府の案もどちらも少子高齢化対策という意味では同じですが、内容となるとちょっと方向性が異なっております。前者は高齢化対策に重きを置いているのに対し、後者は少子化対策に重きを置いている、という具合に。
ちょっとややこしいですが、この辺の立場の違いも理解していただければ非常に助かります。
恐らくここで書いたところがこの連載の一番ややこしいところなので、どうにか終わってほっとしました。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
2010年2月27日土曜日
移民議論の道標~その九、何故移民は必要?①
まず最初に訂正です。この連載の「その七、フィリピン人看護師」で散々日本が受け入れたフィリピン人看護師のことを書きましたが、実際に日本にやってきているの看護師の国籍はフィリピンではなくインドネシアの方が大半だという指摘を受けました。その指摘によるとフィリピンとはETAの整備が遅れているため、インドネシアの方が先に入ってきているそうです。訂正してお詫びします。
そういうわけで本題に入りますが、今日はそもそもの議論として一体何故移民が必要とされるのかという根本的な議題について触れておきます。
まずこの移民の受け入れを最も強く主張しているのは経団連こと財界で彼らの主張を大まかに私の理解でまとめると、日本は少子高齢化が進んでいて労働力となる青年人口がこのままでは不足する事が目に見えており、そのような事態に備えて日本の生産力を落とさないように労働力を確保しなければならず移民が必要だ、といったところでしょうか。はっきり言いますがこれは詭弁です。
そもそもの話として今現在の日本で労働力が不足しているのは介護や医療といった分野で、現在の経団連の中で大きな発言力を持っている自動車、家電産業といった分野の各企業はリーマンショック移行は労働者の雇い止めを相次いで行っており、むしろ働けるなら働きたい人が数多くいるというほど労働力が飽和状態となっております。わざわざ私が言うまでもないことですが、彼らの本音としては人件費の削減のために安い給料で働かせることが出来る移民の募集であって、現に行われている日系ブラジル人の受け入れも彼らの要求によって実現しました。
しかし前回の記事でも書いたようにただ安い労働力を求めて移民を受け入れるとその分野で働く日本人の賃金も比例して下がるため、国内の消費力がより低下してグローバル企業にとっては利益に適っても、日本国全体では返って不利益となる事態になりかねず、まさに国敗れて企業在りとも言うような亡国の策となってしまう可能性があります。
そのため、私は現在の経団連の主張のような移民の受け入れには基本的に反対です。逆に介護や医療といった真に労働力が不足している分野については、技術も必要とされる分野なだけにあらかじめ訓練を受けてきた者に限って必要とされる人数の上限を設けて受け入れる必要はあると考えております。もっとも、現在のインドネシア人看護師については受け入れ態勢、いやそれ以前に日本人の中で就職希望者が増えないという待遇の改善が図られないということが問題だと思うのですが。
ちょっと今日は時間がないためここで中断しますが、今現在の日本の移民議論で重要な焦点となるのはこの労働力ともう一つ、人口減社会への対応という目的があります。これについてはまた次回にて。
そういうわけで本題に入りますが、今日はそもそもの議論として一体何故移民が必要とされるのかという根本的な議題について触れておきます。
まずこの移民の受け入れを最も強く主張しているのは経団連こと財界で彼らの主張を大まかに私の理解でまとめると、日本は少子高齢化が進んでいて労働力となる青年人口がこのままでは不足する事が目に見えており、そのような事態に備えて日本の生産力を落とさないように労働力を確保しなければならず移民が必要だ、といったところでしょうか。はっきり言いますがこれは詭弁です。
そもそもの話として今現在の日本で労働力が不足しているのは介護や医療といった分野で、現在の経団連の中で大きな発言力を持っている自動車、家電産業といった分野の各企業はリーマンショック移行は労働者の雇い止めを相次いで行っており、むしろ働けるなら働きたい人が数多くいるというほど労働力が飽和状態となっております。わざわざ私が言うまでもないことですが、彼らの本音としては人件費の削減のために安い給料で働かせることが出来る移民の募集であって、現に行われている日系ブラジル人の受け入れも彼らの要求によって実現しました。
しかし前回の記事でも書いたようにただ安い労働力を求めて移民を受け入れるとその分野で働く日本人の賃金も比例して下がるため、国内の消費力がより低下してグローバル企業にとっては利益に適っても、日本国全体では返って不利益となる事態になりかねず、まさに国敗れて企業在りとも言うような亡国の策となってしまう可能性があります。
そのため、私は現在の経団連の主張のような移民の受け入れには基本的に反対です。逆に介護や医療といった真に労働力が不足している分野については、技術も必要とされる分野なだけにあらかじめ訓練を受けてきた者に限って必要とされる人数の上限を設けて受け入れる必要はあると考えております。もっとも、現在のインドネシア人看護師については受け入れ態勢、いやそれ以前に日本人の中で就職希望者が増えないという待遇の改善が図られないということが問題だと思うのですが。
ちょっと今日は時間がないためここで中断しますが、今現在の日本の移民議論で重要な焦点となるのはこの労働力ともう一つ、人口減社会への対応という目的があります。これについてはまた次回にて。
2010年2月26日金曜日
私の考える無双シリーズ
以前に私がよく遊んでいたゲームの中に無双シリーズでおなじみの「三国無双」がありました。このゲームについては過去にもいろいろと書いておりますがそのゲーム上の自由度の高さゆえにそれこそ気が狂わんばかりに遊んでおり、三国無双3で裏切られるまではこの世で最も面白いゲームだと本気で考えた時期もありました。
そんな無双シリーズですが近年は三国志や日本の戦国時代に限らず様々なジャンルにそのゲームシステムが応用され、ガンダム無双や北斗無双などすでに発売されているタイトルもあります。それゆえに次は一体何を題材にして無双シリーズが作られるのかということが議論されてたりもしており、中にはガンダムも出てくるけどスパロボ無双なんかいいのではないかという意見をよく見ますが。
しかしそうした意見を差し置いて私が敢えてどんなものを作ればいいのかというのなら、断然にお勧めするのが「大江戸無双」です。時代は江戸時代の中期に限定して迫り来る野党や役人をばったばったと斬り殺す、ここまで言えば勘のいい人ならもう感づいているでしょうが着想の元は徳川吉宗こと「暴れん坊将軍」です。
では実際にやるとしたら、どんなキャラがどんな武器持って戦うのか、ひとまず私が思いついたのは下記の通りです。
・徳川吉宗(柳生新陰流の刀)
・大岡忠相(縄)
・鼠小僧(小判)
・八百屋お七(口から火を噴く)
・柳生十兵衛 (柳生新陰流の刀)
・長谷川平蔵(十手)
・遠山景元(桜吹雪を見せながらのプロレス技)
・由比正雪(杓丈)
・田沼意次(千両箱)
・磔茂左衛門(竹槍)
・華岡青洲(メス)
・紀伊国屋文左衛門(みかん)
・二宮尊徳(鉄の本で殴る)
・平賀源内(電気)
・伊能忠敬(ハイキック)
・お岩さん(皿)
※括弧内は使用武器
我ながら、マニアックな面々を取り揃えたもんだと思います。
この面子で無双シリーズのゲームを作るとしたらやっぱりラスボスはペリーになってくるのでしょうかね。ペリーと来たら今日見た下のサイトの企画が非常に面白かったです。
・ペリーがパワポで提案書を持ってきたら(デイリーポータルZ)
そんな無双シリーズですが近年は三国志や日本の戦国時代に限らず様々なジャンルにそのゲームシステムが応用され、ガンダム無双や北斗無双などすでに発売されているタイトルもあります。それゆえに次は一体何を題材にして無双シリーズが作られるのかということが議論されてたりもしており、中にはガンダムも出てくるけどスパロボ無双なんかいいのではないかという意見をよく見ますが。
しかしそうした意見を差し置いて私が敢えてどんなものを作ればいいのかというのなら、断然にお勧めするのが「大江戸無双」です。時代は江戸時代の中期に限定して迫り来る野党や役人をばったばったと斬り殺す、ここまで言えば勘のいい人ならもう感づいているでしょうが着想の元は徳川吉宗こと「暴れん坊将軍」です。
では実際にやるとしたら、どんなキャラがどんな武器持って戦うのか、ひとまず私が思いついたのは下記の通りです。
・徳川吉宗(柳生新陰流の刀)
・大岡忠相(縄)
・鼠小僧(小判)
・八百屋お七(口から火を噴く)
・柳生十兵衛 (柳生新陰流の刀)
・長谷川平蔵(十手)
・遠山景元(桜吹雪を見せながらのプロレス技)
・由比正雪(杓丈)
・田沼意次(千両箱)
・磔茂左衛門(竹槍)
・華岡青洲(メス)
・紀伊国屋文左衛門(みかん)
・二宮尊徳(鉄の本で殴る)
・平賀源内(電気)
・伊能忠敬(ハイキック)
・お岩さん(皿)
※括弧内は使用武器
我ながら、マニアックな面々を取り揃えたもんだと思います。
この面子で無双シリーズのゲームを作るとしたらやっぱりラスボスはペリーになってくるのでしょうかね。ペリーと来たら今日見た下のサイトの企画が非常に面白かったです。
・ペリーがパワポで提案書を持ってきたら(デイリーポータルZ)
登録:
投稿 (Atom)