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2010年3月2日火曜日

ラングリッサーシリーズについて

 なんか今日は不具合が起こっていろいろ大変だったそうですが、このところ私はPS3のダウンロード販売にいろいろとはまっております。このダウンロード販売の何がいいのかって言うと昔遊んだゲームを非常に安い値段で、しかもお気軽にクレジットカード払いで購入する事が出来、しかも購入後はハードディスクにダウンロードして遊べるという点です。最初はおっかなびっくりなまま試してみたい気持ちだけで「ファイナルファンタジータクティクス」を購入してみたのですが、あまりにもあっさりと出来てその手軽さには本当に驚かされました。

 そんなもんだからこの「ファイナルファンタジータクティクス」をクリアもしないうちに他にも買っておきたい商品はないのかといろいろと探してみた所、「ラングリッサー」というソフトがまず真っ先に私の目に入ってきました。
 恐らくこのゲームの名を聞いても私の関東在住の友人一人、関西在住の友人一人くらいしか知らないと思いますが、今ではゲーム製作から撤退してしまったメサイヤがかつて作って販売していたシミュレーションRPGのシリーズがこの「ラングリッサー」です。

 具体的にこのゲームがどんな内容かというと、中世ヨーロッパ(百年戦争頃)を意識したファンタジーの世界を舞台にした、他社の「ファイアーエンブレム」や「タクティクスオウガ」などといったゲームと同様のターン制シミュレーションRPGです。自ターンに味方キャラを選択して相手キャラに攻撃などの指示を出すという点ではオーソドックスなゲームシステムなのですが、この「ラングリッサー」において特筆すべきなのはこの手のシミュレーションRPGが出始めたごく初期の段階で各部隊に属性を与え、戦略性を高めている点です。

 具体的にどのような属性かというとこれは説明は簡単で、

・歩兵は騎兵に弱いが槍兵に強い
・騎兵は槍兵に弱いが歩兵に強い
・槍兵は歩兵に弱いが騎兵に強い

 という、みたまんまの三すくみになっているため、どのキャラにどの部隊を率いさせてどのように敵にぶつけていくかがこのゲームの醍醐味になっております。また部隊を率いるキャラクターはそれぞれが独立した能力を持っていて、回復魔法を使うのも入ればやけに動きが早いのもいたりなどと、またそうしたキャラクター達も魔法使いにするか戦士にするかなどとその成長もプレイヤーはかなり自由に選ぶ事が出来ます。

 そしてこのラングリッサーを語る上で外せないのが、キャラクター原画を担当しているうるし原さとし氏です。この人も知っている人なら知っていますが、書いているマンガは女性キャラは服を着ているシーンのが少ないんじゃないかと思うくらい脱がせっぱなしで、しかもかなり光沢をつけたような陰影で肉感的に描くという特徴的な絵を書く人で、そのせいでこの「ラングリッサー」に登場するキャラクター達も多分一回見たらなかなか忘れられないような造形をみんなしてます。

 女性キャラに至ってはこれでもかという巨乳ぞろいで、しかも戦闘に出て斬り合いまでするというのにやけに露出の高い鎧やコスチューム、もしくはピチピチのスーツを着ており、「おどりゃ、死にさらす気かっΣ(゚Д゚;)」って、突然広島弁で突っ込みたくなる格好をみんなしています。それに対して男性キャラはやけにごつい格好した連中ばかりで、特におっさん系キャラはいぶし銀とはこういうものだと感じさせる名キャラぞろいです。

 私はこのゲームを中学生の頃に今でも友達だと勝手に信じている友人に紹介されてから遊ぶようになったのですが、その頃に遊んだのはセガサターン版で、このシリーズは1から5までありますが4が一番難しい上にFFのアクティブタイムバトルのようなシステムがまだ不完全で(5で完成に至る)、えらく難儀しながらも非常に楽しく遊んだのを今でも憶えています。なお今回ダウンロードした「ラングリッサー4&5」では4のシステムが5のシステムに改められているので、戦いが非常にさくさく進みます。

 現在このシリーズを作っていたスタッフ(キャリアソフト)はメサイヤからアトラスに移籍し、現在では「グローランサーシリーズ」を製作しております。こちらもまた名作ぞろいのシリーズ(2を除けば)で、声優陣も非常に豪華なので興味のある方は中古でもいいから是非手にとって見てもらいたい代物です。

 なお私が一番お気に入りなのは、「ラングリッサー5」で声優の満仲由紀子氏が演じたエミリエルです。あのありえない強さと肌の露出ぶりが未だに鮮烈に残っております。ついでに書いておくとグローランサーでは3のモニカでした。

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