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2020年8月5日水曜日

顔採用の時間経過による弊害

 今上海は絶賛台風接近中で、帰り道にバナナ買えなかったので明日の朝食は食パン(生)のみです。自分でも不思議だけど何故か中国では「食パンは焼かない」という妙なマイルールを徹底してもう10年近く経ちます。

【残当】某プログラマー「某メガベンチャーの顔採用女子が負債化してる。30過ぎたら退職してほしいが退職しない(アルファルファモザイク)

 先日たまたま上のまとめ記事を読んで、みんなが言っている「サイバーなんたらとかいう会社」ってどんな会社なんだろう、まぁでも確かに昔このブログに広告リンクつけさせろと言ってきておきながら、リンクがうまく機能しなくて問い合わせたら数年返事しなかったなぁあの会社はとか思ってました。
 そんなサイバーエージェントのことは置いといて、このまとめ記事読んでて面白いと感じたのは、当初は実力や将来性度外視で顔採用を行ったものの、年月が経つと顔採用した社員が負債化すると書かれている点です。

 顔採用については種々の検証や実験などからどの業界、というかどの世界においても存在するのが当然な慣習であり、サイバーなんとかという会社を始め容姿の良さを評価基準にすると堂々と公言している会社も実際存在します。しかしそうして顔採用した従業員はやはり業務能力などよりも容姿の良さを決め手として採用しているだけに、やはり顔でなく業務能力で採用された従業員との差があるというのは当然と言えば当然でしょう。
 無論、会社はそれを織り込み済みで採用しているのだから別にそれ自体を批判するつもりはないものの、加齢とともに容姿が落ちていった場合、冒頭で述べたように仕事もできずに存在し続ける負債のような従業員になるというのもよくわかります。っていうか実際そんなのよく見るからめっちゃわかる。

 自分の経験で述べると、やはり容姿がいい人は会社は言っても周りからちやほやされがちで、そのせいか叱責などへのストレスにめちゃ弱くなりがちです。また入社してからしっかり仕事を仕込まれず、周りもある程度フォローしてしまうため、業務能力も同期と比べあまり伸びてきません。まぁこの辺は容姿がいいからというのは実際あまり関係はなく、容姿で入ってしまったという事実の方が大きいでしょうが。
 それこそその手の従業員が男性だったらある意味始末に負えないですが、女性だったら寿退職してくれたらある意味負債の帳消しになりますが、まとめ記事でも書かれている通りに最近の日本は晩婚化が進んでいるから、負債は負債として残り続け、しかも有利子負債みたく年々でかくなっていくというのもよくわかる話です。

 マーケティングでよく使われるエピソードとして、米国の企業で面接を一切なしにして書類のみで採用選考を行ったら空前の大豊作になったという話がありますが、上記の顔採用の話と合わせて鑑みると、やはり従業員の採用は将来性、つまりその業務能力の成長度合いこそが一番の着眼点になるのかなという気がします。まぁそれがすぐわかるなら誰も苦労しませんが。


 同じ面接関連の話だと、上記ニュースもそこそこ気になって読んでいました。実際このやり方も興味深く、やはり意表を突く質問で相手の本音を引き出すのが効果的なのかもしれません。

2020年8月3日月曜日

休業要請をしない奈良の闇

奈良県知事「うちは休業要請しません、そもそも奈良に夜の街なんてないし」(ガハろぐ)

 上記リンク先に引用されている奈良県知事のコメントですが、ぐうの音が出ないほど正論な気がします。休業を養成しようにも、要請するお店自体が本当に奈良にはないのだから。

 っていうか結構思い当たる節のあるコメントも多く、

107: 風吹けば名無し 2020/08/02(日) 16:17:16.34 ID:60kohp1Jd
新大宮辺りにくっそしょぼい歓楽街あるやろ

113: 風吹けば名無し 2020/08/02(日) 16:17:49.79 ID:XmxT+UEr0
>>107 
あれを歓楽街言うのは無理がある 
よくて村や

 上記やり取りに出てくる新大宮なんて私の現在の移住先候補ナンバーワンのところで暇さえあれば不動産情報を見るくらいマークしている地域ですが、実際に上記コメントの通りです。千葉で言うなら、津田沼の全体ではなく一角をしょぼくしたような感じというべきか。



 また同じく上記まとめ記事に引用されている上の地図も、前にも取り上げた奈良南部の闇を垣間見せるインパクトがあります。

 このほかまとめ記事内で、京都と奈良の県境の真上に立つ高の原イオンについての言及もありますが、これは今まで全く知らなかった事実で、租税管理の観点からも非常に面白いケースだと思います。それにしてもウィキペディアの中にある、「県境マニアの間では『日本で唯一の府県境をまたぐ大型ショッピングセンターとして有名であり、県境マニアの主な出没スポットとなっている」という記述はほんと意味わかんない(;´Д`)

テスラ記事の裏側

立ち直る中国自動車市場、テスラの独壇場に(JBpress)

 というわけで今日出た記事ですがアクセスはそんな芳しくありません。まぁ定期記事だし、内容的には価値があるからわかる人だけ読んでくれればいいとは思ってますが。
 この記事で冒頭に使っているテスラのモデル3の写真は我ながら結構気に入っており、仕事帰りのフラフラなゾンビ状態で撮影した割には上手く取れたと個人的に悦に乗っています。なおそのほかの角度だと一応下のような写真も撮ってました。


 このモデル3ですが、記事中にも書いてある通り中国で今バカ売れしています。街中で見かける回数は日を追うごとに増えており、記事では書きませんでしたが他の中国系メーカーのEVの客を明らかに奪っており、今後対抗馬はウェイライだけになってくるかもしれません。
 実際にそのコストパフォーマンスを見ると、500万~600万円で連続航続距離500㎞のEVが買えるなんて破格もいいところで、EVの市場販売の敷居がモデル3によって一気に引き上げられた感があります。なんか日本だとモデル3を取り上げる記事をあんま見ないような気がしますが、自分に言わせればかつてのランエボやインプが300万円以下であんな化物性能の車が買えたくらい反則な車だとモデル3についても思います。

 こんな風に書くくらいだから私もモデル3を割と贔屓にして好んでいるのですが、性能だけでなく外観も割と好みだったりします。単純に洗練されていることもさることながら、最近の車は馬鹿みたいに大口開けたようなでっかいグリルが付いた車ばかりで、そんなグリルが全くないという一点をとってもこのモデル3のデザインは良いとすら思います。
 ガチな話、ネットでも90年代の日本のスポーツカーが最近若い世代の間でも持て囃されていますが、地味にそれはグリルのあるなしも関係してんじゃないかと本気で思っています。グリルのないスマートさのある車をもっと他も出せばいいのに。

 これ以外で今回の記事について書くことはあんまないのですが、昨日友人とも話しましたが、自粛期間中の反動需要で、去年の実績もよくなかったからベース数も低いこともあって4月、5月は前年同月比プラス成長を予想していましたが、6月もプラス成長を記録したのは正直意外でした。反動需要はもっと早くに終息すると考えていたのですが、なんとなくの肌実感で7月もなんか好調そうな雰囲気が感じられ、もしかすると7月以降もプラス成長を決めてくるかもしれません。

 なお車に限らず、商店を歩いているとこのところ人出の多さにマジビビります。明らかに一般市民の消費意欲は反動需要のためか旺盛であるように感じます。気になるので先ほど小売消費額をさっと調べてみたら、全国では上半期において前年比マイナスであったものの、一部都市では6月の時点ですでに前年比プラス成長を遂げているところも出ていました。日本なんかはこうした社会統計ものの内容をほとんど記事にしないのと比べると、中国の経済記者は優秀だなとマジで思います。

2020年8月1日土曜日

タイヤメーカーの特殊性


 本題とは関係ないですが上記画像はベトナムでの初のコロナ死者を伝えるニュース記事に使われたものであるものの、一見してすぐ「ドラえもん?」という単語が浮かんできました。全身ブルーに黄色のシャツの組み合わせは、なんかいろいろと反則であるような気がしてなりません。

 話は本題ですが最近いろんな人に話していてそこそこ受けのいい話として、タイヤメーカーに関する特殊性の話があります。一体これはどんな話かというと、「自動車部品サプライヤーのうち、タイヤメーカーのみが完成車メーカーも従えることができない」という内容です。

 自動車部品サプライヤーは完成車メーカーの奴隷、などとよく言われますが、実際にそれは大きな意味では外れていません。年次コストダウンという慣習があるのも私が知る限り自動車部品業界くらいだし、その他カンバン方式の押しつけやゴーンカッターによる利益圧縮などなど、完成車メーカー直結のティア1サプライヤーを除けば多かれ少なかれ自動車部品サプライヤーは完成車メーカーの奴隷というくらい逆らうことができません。
 しかし知り合いのホイールメーカー関係者によると、「唯一タイヤメーカーのみ完成車メーカーに意見することができる」そうです。それは一体何故かというと、タイヤメーカーの売上げはアフターマーケットの方が大きいからです。

 自動車部品というのはサスペンションからハンドルやブレーキ、そのほかネジやボルトに至るまで、基本的には完成車メーカーにしか納入されることはなく、それ以外の売り先はごく一部の修理交換部品程度でしょう。一方、タイヤに関してはタイヤマルゼンホイールマルゼンを始め、市井の自動車部品屋、果てにはタイヤ専門店で年中販売されており、特に雪国の人はシーズンごとにタイヤの交換が必要で、その分頻繁に消費されます。そのためタイヤメーカーにとっては、完成車メーカーに納入する分よりもこうしたアフターマーケット、市場の小売店を介した売上げの方が実は大きく、尚且つ利幅も完成車メーカー向けよりも高いそうです。
 そのため完成車メーカーが他のサプライヤーのようにタイヤメーカーにもコストダウンを要求したところで、「わかりました。ならもうお宅には売りません( ´Д`)ノ~バイバイ」と言われかねず、力関係的に従わせることができないそうです。

 こうした背景を頭に入れた上で改めてタイヤ業界を見ると、日本だけでもブリヂストン、東洋ゴム、横浜ゴム、住友ゴムなど単独の部品に対し力のある巨大メーカーが何社もあり、また世界を見渡すとミシュラン、コンチネンタル、ピレリ、ハンコックなどこれまた世界大手がたくさんあったりします。しかもこいつらタイヤメーカー、本業以外にも結構手広く商売をしており、資本力だけでなく政財界に強い影響力を持つ企業も少なくありません。つまりはまぁ、それだけ儲かるってことでしょうが。

 やはり何よりも大きいのはタイヤは自動車部品の中でもある意味最も交換される回数が多い部品であり、尚且つ安全性能等への要求も高いため価格も落ちづらい商品であることが大きいと思われます。ついでに言うと、原材料の天然ゴムも比較的安価だし。
 そうした、自動車部品としてはかなり特殊な部類にある商品であることから、中国が自動車部品で世界的な企業を育てたいというのであれば、もっとタイヤ企業を支援するべきだろうとよく話しているのですが、聞いた人からは「まさにその通り(σ・∀・)σゲッツ!!」とよく言われます。もっとも、ガチな自動車業界関係者には話してないから、彼らからするとどのように見るか気になるところではありますが。

 なおホイールメーカーの人によると、タイヤメーカーの人と技術的なすり合わせは一切しないそうです。タイヤとホイールってまさにタイヤマルゼンホイールマルゼンの如く、二つで一つなセットだから協力とかいろいろしてんのかと思ったら全然そんなことはないそうです。その辺のところは完成車メーカーがやってるのかもしれませんが。

2020年7月30日木曜日

殺害予告者に対するある抑止方法

朝青龍が殺害予告を受けた時の反応www(クズ速報)

 十年以上も前のニュースが何故か昨日取り上げられてましたが、2009年に朝青龍がネットで殺害予告された際、「俺が殺してやる!」と言い放ったという事実は確かに10年以上たっても面白い発言です。ただこんなぶっ飛んだ発言は朝青龍だから出来ることであって、普通の人は殺害予告なんてされたら楽しくないだろうし、普通に怖いと感じるはずでしょう。

 先日も殺害予告されたある芸能人が被害届を出して無事に犯人が捕まったというニュースが出ていましたが、いつの時代もこの手のおかしな行為をする人間は絶えず、また執拗に何度も繰り返されるといくら悪戯だとわかっていても精神的に参ってくるでしょう。それだけに最近は警察もこの手の殺害予告に対して動いてくれているようで、前述の逮捕にまでつながったのだと思います。

 しかしいくら逮捕されると言ってもそれはごく一部の話であって、実際には殺害予告がされていても被害届を出せないまま不安に感じている人は少なくないでしょう。ではこうした殺害予告をどうやって減らしていけばいいのかですが、先の朝青龍のエピソードを見てふと、「殺害予告された人は予告した人を正当防衛として殺してもいい」という風なルール作ったら結構減るんじゃないかとまた妙なことを思いつきました。

 成立条件としては、

1、ネットや書籍など誰もが閲覧可能な媒体で特定人物の殺害予告を行っている
2、警告を出されても殺害予告を取り消さない、または繰り返す
3、警察に出頭していない

 この三条件を満たした場合、殺害予告を受けた人間とその支援・協力者に限り、殺害予告をした人間を正当防衛として殺害しても罪に問わない的なルールがあったら、無駄な殺害予告というのは大分減るんじゃないかと思います。
 もっとも実際にこんなルール出したら、ルールを逆手にとって自らの殺害予告を脅迫的に行わせた上で殺害を行おうとする人間が出てくるだろうから、実際に運用することはできないでしょう。とはいえ、殺害予告に対しては問答無用でプロバイダーなどは予告対象者の要求に従い、発信者情報の開示をしなければならない的なルールくらいはあった方がいいと思います。常々言っていますが、こうした脅迫なり嫌がらせの最大の抑止はその行為に対する明確な報いであると思え、法の刑罰だけに頼るのではなくもっとバリエーションがあった方がいいというのが持論です。

2020年7月29日水曜日

ピンハネ屋が闊歩する社会

 先月くらいの記事でちょっと古いのですが、私と同じくJBpressで記事を出している伊東乾氏が東大の学生らを相手に、「本気でものづくりしたいなら大きい会社行ったら無理だよ」的な話をしたことをまとめた記事が興味深く、やけに印象に残りました。
 伊東氏の言わんとすることを自分が理解した範囲で述べると、現在ロケットからマスクに至るまで、国から民間へと降りる発注はもれなくすべて大企業が一次受注先となり、実際に業務を執行するのはそこから転注される二次、三次受注先ということだそうです。ということ、と言いながらもこれらは周知の事実であり、IT業界なんかNTTデータなどを頂点とするピラミッド構造がはっきりしていて、いわゆる大手であればあるほど「口利き屋」的な性格が強まっていきます。

 そのため電通などのような大手に入った場合、まずもって現場の仕事には携わらず、実質的に転注先を選んで配分することがメインジョブとなり、これがメーカーだったりすると自分の作りたいものなど創意工夫ある業務はできないと伊東氏は説明したそうです。ではそうした創意工夫を生かすためには二次、三次の下請け先に行けばいいかってことになるのですが、そうした場合、口利き屋ほどの収入は得られなくなり、消費的な安定を失う的なことが書かれていました。あくまで私の理解で。

 こうした事実は私自身も実際その通りだと思います。伊東氏自身は一時受注先となる口利き屋の存在自体は資本力や信用の観点から否定していませんでしたが、その一方で彼ら口利き屋、というかピンハネ屋が社会で最も力が大きく、尚且つ受注額の大半をごっそり持って行くという構造自体を皮肉って、中抜きする人間が最も力を持つのが今の日本社会みたいに書かれていました。この伊東氏の見方に私も同感で、何故か知らないけどピンハネしている奴が一番偉そうになっているし、しかもピンハネ行為について何も悪びれないというか、恥ずかしげもなく自分らが大きな仕事としているかのように振舞うようになってきたと感じます。

 それこそ例のアベノマスクの件で不透明な随意発注の仕方や業務実態の見えない企業が報じられながらも、政治家や官僚を含めた当事者らが「だから何?」的な素振りで再びまたマスクを配布しようとするのは、正気の沙汰とは思えません。なんだかこれだと、三井物産社員ですら捕まって自白させられたムネオハウス事件とはなんだったのかとか思えてきます。

 改めて述べると、ピンハネ行為自体は私自身も否定しませんが、全く手を動かさないピンハネ屋が堂々と闊歩し続ける世の中は果たしてどんなものだろうかという疑問があります。電通もまだ昔は黒子に徹する様子がありましたが、最近は堂々と中抜き行為を大っぴらにやっておきながら悪びれることもなく、そして社会もそれを自然と許容するようになってきており、いろいろと不安を感じる様相に見えます。

2020年7月26日日曜日

スポーツ業界の好景気

 昨日の記事で自転車フレーム曲がったとか書きましたが、今朝自転車屋に持って行ってみてもらったら前輪車軸の留め金外して、調整して付け直したらまた前輪がまっすぐに戻りました。何一人であんな大騒ぎしてたんだろうと結構反省しています。

 話は本題ですが、自転車を買い替えずに済んで浮いたお金でというわけじゃないですが、既にボロボロとなったスニーカーを買い換えるためそのまま上海南駅地下にあるアウトレットモールまで行きました。そこに行ったのはミズノのアウトレット店があるからです。
 特にミズノを贔屓にしているというわけじゃないのですが、これまでいくつかのブランドの靴を試した後、二年くらい前に友人の勧めでミズノの靴を履いたら以外にフィットしたのに軽い衝撃を受けました。何が大きいかというと靴の先端部分が広めの幅となっている点で、偏平足が多い日本人の足にはやはり日本の靴が一番合っているんだなとその時自覚してから、中国で靴買うときはミズノの靴を選ぶようにしています。



 それで今回訪れた先でやたらハイテンションなおばちゃん二人組にこちらの要望を伝えたところ、私の足のサイズは25.0なのですが、アウトレット店らしく表示は26.0ながら実際にはサイズがそれよりも小さいという靴が薦められ、実際にはいてみたら確かにフィットしたので、そのままその靴を通常価格1000元(約15,000円)のところを430元(6,450円)で購入しました。
 デザインは黒一色で可もなく不可もなくでしたが、前も同じような配色だったので他にはないのかなと最初探したのですが、いいなと思ったデザインの靴はサイズがなかったりして、店に置いてある商品自体がやけに少なかったです。そのため消去法的にこの靴となりましたが、おばちゃん曰く「あんたが今はいてるのより絶対質は上」とのことだけに、履いて歩いた感じとしては確かに悪くなく満足しています。

 会計時、なんとなくおばちゃんに「最近客どう?多い?少ない?」と尋ねてみたのですが、「多いわよ。比較的好調ね」と、作ったような返事ではなく何気ない口調ですぐに返事が返ってきました。なんでこんなこと聞いたのかというとコロナの影響で小売店はどんな感じなのかなという興味からでしたが、おばちゃんの態度から見ると本当に客入りは悪くなさそうでした。
 また先ほど述べた通り、アウトレット店とはいえ店舗に置いてある商品種類がこの日はやけに少ないように感じました。アウトレットなのだから在庫は仕損量に左右されるとはいえ明らかに以前来た時よりも少なく、先ほどのおばちゃんの反応といい実際に客が多く来ていて商品が枯渇しているのではと思う節がありました。

 こうした傾向は何もミズノに限らず、いま中国全体でスポーツ関連の小売が好調です。筆頭はスポーツジムですが、それ以外にも自粛期間中の運動不足を取り戻すためにランニングが流行っており、シューズなどの販売が好調と聞きます。あんまそうした報道は目にしませんが、日本でもスポーツ業界は割と今好調なのではないかという気がします。やたらニンテンドー・スイッチが売り切れというニュースばかり見ますが。