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2025年8月4日月曜日

プロ野球球団を買収するとしたらどんな企業がいい?

 昨日一昨日はこれまでの疲れからかずっと頭痛で「トムとジェリー」の映画を見に行った以外は寝込んでました。冷房の当たり過ぎだろうか。

 話は本題ですがプロ野球は最後の補強期間も終わりいよいよ後半戦が熱を帯びてきています。セリーグは阪神が独走状態ですがここにきてヤクルトで三冠王の村上選手が復帰してすぐにホームラン連発しており、各球団にとってボーナスゲームだったヤクルト戦がシビアな戦いになってきています。パリーグは日ハムとソフトバンクの二強に対しオリックスがどう食い込むかという争いで、こっちはこっちで面白いです。

 そんなプロ野球ですが、前年の状態から改善はみられるもののパリーグは西武、セリーグは中日が以前としてチームとして厳しい状態にあります。そもそもこの二球団、親会社自体があまり球団経営に真剣ではなく、どちらかと言えば球団を売却したがっているようにすら見えます。特に西部に至っては球場が半屋根という誰得な構造していて、夏暑くて春寒く、夏は虫が入ってくるなど史上最悪の球場として名高いです。親会社の西武グループ自体も決して業績が良くないだけに、もし球団売却があるとしたら現状で最有力候補でしょう。

 ただ仮に売りに出されるとしても、買収しようとする潜在的企業数は多いのではないかと思います。というのも日ハムのエスコン球場周辺の都市開発が非常に大当たりしていて、球団経営で黒字を出すのは以前ほど難しくはなくなっているからです。日ハムに至ってはエスコンの大当たりもあってか、二軍の新しいホーム球場選定においても北海道の各自治体(札幌市を除く)が誘致合戦を繰り広げるなど、自治体も歓迎ムードを出しています。

 エスコン球場の成功に関しては言うまでもないですが、ボールパーク構想というか球場を中心とした都市一体設計にあり、かつては鉄道会社が主にやっていた事業です。北海道という土地においてもあれだけ成功するのであればほかの地域でも十分成功の目があるだけに、球団買収とともにこうした事業を手掛けたいという企業は少なくないでしょう。

 では実際に買収するとしたらどんな企業が向いているのか。まず球団買収の最大のメリットこと知名度向上に関しては、業績が良いけどあまり一般知名度が高くないB2C企業が一番メリットがあります。この辺、既に社会人野球チームを持っている会社だと買い辛く、この一点でトヨタをはじめとする自動車系企業は候補から外れます。
 そうした候補を除いた場合、友人なんかは「ニデック辺り買いそう」と言ってましたが、確かにニデックなんかは候補になる気がします。私個人としては健康食品とかだとスポーツとのイメージ相乗効果も狙えるだけに、ツムラとかもありなのではないかという気がします。このほか業績一択ならキーエンスもいいように思え、もし実現するとしたらリリーフカーにはぜひトヨタ・プロボックスを使ってほしいです。

 もっともこうした企業以上に事業的に一番有利となるのは、先のエスコンを例にすると不動産系企業かもしれません。財閥系はあまり球団を持ちたがりませんが、住友不動産なんかが都市開発と一緒に球団経営とかするのも意外とありな気がします。近くにマンション作っても、買うファンは絶対いるだろうし。

 なんでこんな記事を書いたのかというと、やはり既存企業に対して球団経営に興味ないなら早くやる気のある企業に売ってもらいたいからです。日ハム以外にもDeNAもTBSから買収するや熱心な球団経営により大幅な黒字を叩き出したうえ、人気も向上しています。やる気のない企業が球団を経営すると人気も下がり、プロ野球全体の人気にも影響するように思え、だったらどんどんと売却を繰り返した方が先の例を見ていてもいいように感じます。

 なおロッテに関しては既に千葉市が新球場の計画を立ち上げており、ロッテ自身も今年は成績は振るわないけど球団経営に意欲を持ち続けているので、売却の線はまずないでしょう。そもそもマリンスタジアム自体が海風でホームランが出づらくなるというファン泣かせな球場なだけに、今度の球場移転でいい方向に変わってもらいたいものです。松戸辺りに移すといいことあるかもよ(´・ω・)

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