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2007年12月15日土曜日

外国人の参政権について

 いつも長々書いているので、今日くらいは短くまとめられたらいいです。

 さて先日に在日韓国人が参政権を求めて、大きなニュースにもなりましたが、そんな事報道してるくらいならまず日本人の参政権の平等を求めるべきでしょう。現在外国に滞在中だと、日本人は国政選挙で投票する事が出来ません。前もって長ったらしい手続きをしていれば、大使館などで比例選挙のみは投票できますが、こんだけITの発達した時代にも関わらず地方選挙は施政方針などがわからないとして投票できません。こんな古い制度が残っているのは非常に問題でしょう。実際にアメリカ大統領選挙では、在外投票が勝敗を左右するとも言われているのに。

 更に言うなれば選挙日に同じ国内にいても、不在者投票がしづらいというのも問題です。住民票のある地域に対してこれまた前もって長ったらしい手続きが要ります。まぁこれを言い出したら、日本の戸籍制度自体根本から変えたいのですが。

 さて外国人の参政権についてですが、あれこれ言われていますが、個人的に思っている事は有能な人間であれば国籍など無視してどんどん雇うべきじゃないでしょうか。もちろん、無能ならば相手にするまでもありませんが。ただ流石に国会議員に突然妙な国の人間が入ってくると、流石に誰でも戸惑いは覚えるでしょう。しかしかつての中国、戦国時代の秦はというと、商オウ、ハンショ、リシと、三者も外国人でありながら宰相を出しており、どの人物も宰相にいた時代に秦は急拡大しています。まぁこんな抜本的な改革するから秦は強かったんだけど。
 今の中国として同じでも、彼らは当時は文字も違えば言葉も違う国から来た人間で、言うなればいきなり外国人が日本で総理大臣をやるようなもんです。もちろん自国人の反発もすさまじく、天寿を全うしたのはハンショだけです。

 ただ国の忠誠心とか文化とか言う前に、有能な人間には相応する地位につける事が、結果的には万民のためになると思います。現在、この手の人事が行われているのは学者などのアカデミズムの世界とビジネスの世界で、まだ政治の世界は程遠い気がします。前はいましたが、今アイヌ出身の国会議員はいるのだろうか。

1 件のコメント:

上海大統領 さんのコメント...

オレは日本の首相になれるかな??