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2007年12月18日火曜日

BRICSその一 ~ブラジル編~

 最近になり就活中の学生がちらほら見えるようになりましたが、きっと年末になると連中は慌てて経済用語の勉強をする事になるでしょう。そのうち、使用頻度のピークこそ過ぎたものの、今回の題のBRICSについてもきっとそういった参考書などには載っていることでしょう。この名称自体はGS(ガソリンスタンドじゃないよ)が言い始めた名称でありますが、私はと言うと実際の中身を知っている日本のビジネスマンは実は少ないのではないかと思ってます。実際見る限り、世の中で出回っているのは明らかに偏った情報ばかりで、ちゃんと中身を知っている人はいないと思ってます。案の定というか、うちの親父はわかってなかったし。

 まぁここで解説なんかするより、てっとりばやくwikipediaの項目を見てもらう方が早いのですが、簡単に説明して、自分なりの解釈をしばらく連載で載せようと思います。なわけで、今日はBRICSのBで、ブラジルです。

 このブラジルの最大の輸出品はといったら、まぁ多分サッカー選手だといっても過言じゃないけど、この際日本はODA返済のかわりに余っているブラジルのFWを買った方が有益な気がする、ラモスとかじゃなくて。
 そんな冗談はおいといて、実は最近の主力輸出品は小型、中型の航空機らしいです。ブラジルで航空機と聞くと、耳を疑う人も多いと思います。しかしこの十年間でブラジルの重工業は大きく発達し、産業部門でもこの分野が最も成長しており、BRICSの中では軽工業の中国、IT産業のインド、エネルギー産業のロシアと並んで重工業のブラジルと称されています。
 また近年は大きな移動より細かく回数の多い移動がもてはやされる航空市場に後押しされ、非常に売れてるそうです。自前で買う人も増えてますし。

 思えば、シカゴボーイズらによって70から80年代に急激に経済成長をブラジルが遂げた時は、あと数年で日本を追い越すとまで言われていたらしいです。しかし現在作家としても名をはせている藤原正彦氏は、ブラジルでは数学などの抽象的な学問分野のレベルが低いため、今にボロが出ると言いつづけて、実際にその予言どおりになりました。現在は逆に藤原正彦氏はブラジルでもこの手の学問分野が成長し、今度の成長は底堅いとも言っております。

 何気に、今日知り合いにアメリカの大学では経済学部の学生にいきなりハイデッガーを一週間で200ページも読ませるという話を聞きました。こういった実生活で役に立たない分野の学問がすべての根幹を作るということを、アメリカ人はわかっているといっていました。そう考えると、各地で抽象的学問分野の学部や学科が閉鎖、統合されている日本はどうなるのかと、なかなか考えさせられます。

 ブラジルについてはまだまだルーラ政権と絡めていろいろいえますが、とりあえずは今日はここまで。次回はRのロシアです。

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