今日のお題になっているこの「KY式日本語」という本ですが、それなりに売れているそうですね。中身は読んだことはないのですが、テレビなどで紹介されているのを見ると、どうも現実とはかけ離れているような気がします。 というのも、どれを見ても聞いたことも見たことのない言葉ばかりで、それこそ一部の人間が使っているのをさも一般性を持たせようとしているだけなのではないかと、この本自体の存在意義を疑います。
これは余談なのですが、以前にロシア語を習っているときに先生が、この前の企業の契約書を翻訳した歳に、「BL」という単語が出てきたといってました。早速先生はこの意味、あんたらわかるのと私たちに聞いてきたのですが、一緒に授業を受けていた奴がすぐさま「えっ、ボーイズラブでしょ?」と答えたのに、先生は「?」と、うまく反応してくれませんでした。先生が言うにはこの「BL」、何でもレアメタルの素材らしいのですが、正直、私もすぐボーイズラブ、つまりやおい系だと思いました
この意味に先生はもちろん驚き、じゃあ他には何かあるのと聞いたら、また別の奴が今度は「JK」とか言い出して、あわててまた別の奴がそれはまずいと口止めていました。この「JK」は「女子高生」のことですが、一般的に使われるのはアダルトビデオのジャンル分けの際の名称として使われていることが多いような気がします。
と、こんな感じでいくつかの言葉は確かに私自身も使っているのですが、この二つも本の中に入っているのかな。まだ一般性のある言葉だとは思うけど。
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