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2012年1月26日木曜日

北朝鮮の今後の予想

 この旧正月休暇の間は空気もきれいなことだし、食事量を増やした上でジョギングなど運動をすることによってウェイトアップを図っているのですが、今日また例のショッピングストアで体重計に乗ってみたらたった500グラムですが体重が落ちていました。現在の体重(60キロ以下)はある意味私の適正体重というか高校時代からほぼ一貫として保っている数字ではあるものの、意識的に食べる量を増やしているのにこの結果はなんだか腑に落ちません。

 最近書く文字数が減っているのでこういうどうでもいい近況から始めることが多いですが、そろそろ本題に入って北朝鮮についてちょっと書きます。去年の12月に北朝鮮の将軍様こと金正日が死去したことについては今更言うまでもない事実ですが、生前から彼の後継者は誰になるのかと様々な憶測が流れていた中で現在は彼の三男、金正恩が世襲によって地位などを継承しております。はっきり言って私は北朝鮮事情について何か勉強したこともなければ普段から追っているわけでもない完全な素人ではありましたが、その上で意見を述べさせてもらうと、やはり数年内に金正恩は暗殺される可能性が高いんじゃないかと勝手に推測しております。

 何故金正恩が暗殺されるのではと思う根拠ですがこれには複数あって、まず彼が北朝鮮の政治舞台に立って日が浅いことが挙がってきます。父親の金正日は1972年に党の役職についてから金日成の死によって相続するまで実に22年もの時間を経ており、この間に軍事指揮権の掌握から他の幹部らとの人脈も作っておりました。それに対して金正恩が表舞台、少なくともテレビ放送に出てきたのは一年にも満たず、それ以前の準備期間を考えても年齢的に確固たる地盤が築けているとは思いません。いわんや、中国共産党とのパイプについては以ての外です。

 さらに言うと今の北朝鮮の指導層にとって、金正恩を生かしておくメリットより彼を暗殺するメリットの方が傍目には高いような気がしてなりません。何故金正恩が最高指導者になったのかというと決して実力からではなく父親の金正日の遺言以外に何もありません。逆を言えば金正恩が最高指導者になるということで得られる北朝鮮のメリットというのは、金王朝制を維持することで軍幹部層がその地位を維持できるということしかないということです。
 ただ北朝鮮の現状は食糧事情に始まってどれもよくなく、恐らくこれからは特権階級といえども以前のように好き勝手もできなくなるのではないかという気がします。ではどうすればいいかですが、こういってはなんですが今までの悪いことを全て金親子のせいにして体制を転換させるのが最も手っ取り早い気がします。それこそかつてのルーマニアのチャウシェスクのように。

 現在の北朝鮮の最大の支援者である中国ですら「あの国は金正日の死後は持たない」とアメリカに言っていたとウィキリークスに暴露されていましたし、どうせ潰れるのならすべての呪縛を金正恩に背負わせて暗殺で始末する方が私にはすごく簡便に物が運べる気がしてなりません。その上で中国の改革開放モデルを取り入れて、徐々に資本主義経済を導入していくことが私が想定しうる最高の軟着陸案です。
 あとこれは恐らくまだ私しか主張していない意見でしょうが、仮に北朝鮮と韓国が戦争になった場合には中国はまず北朝鮮を支援せず、場合によっては逆に攻撃を仕掛ける可能性すらあるんじゃないかと見ています。このように考える理由としては中国と韓国の貿易量は日本じゃまず報じませんが意外に大きく、いきなり関係を絶てと言われても中国内で影響を受ける業者が多過ぎておいそれとできない関係にあります。逆に北朝鮮との間の貿易量はたかが知れており、むしろあの国を生かすための支援で余計な出費を背負わされているくらいです。

 オチがちょっとパッとしませんが、よく国際外交というものを政治のパワーゲームだけでいろいろ考える人がいますが、現代ではむしろ国民感情とかよりも通商関係で見ることの方が重要じゃないかと思います。ちょっとこういうことが言いたくてこういうトンデモ予想を書いてみたわけです。

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