2012年1月2日月曜日

中国人でも鬱になる!?

 我ながらまた挑戦的なタイトルになりますが、これもよそではなかなか聞けない話なのでちょっと頑張って書いちゃいます。
 これは取材先から聞いた話なのですが、こちらではまだ日本ほど一般名詞化していないものの中国人でも鬱になる人は年々増えており、しかもその割合は日本と比べても決して大きく劣るほどではないとのことで、今後大きな社会問題となる可能性すらはらんでいるそうです。なんかこう書くと中国人が鬱になるということ自体が意外な感じで中国人からも、「俺たちをなんだと思っているんだ(#゚Д゚) プンスコ!」と言われそうですが私を含め多くの日本人からすると、中国人は日本人と比べていい意味で悩みが少なそうで鬱とか精神病とは程遠い存在だと考える人が多いと思えます。それだけに中国人を現地工場で大量に雇用する日系企業からすると従業員のメンタル面でのケアが遅れがちになり、最悪自己都合退職を招いてしまうケースもあります。

 中国人は悩みが少ない、こんな認識が日本人の間で生まれる背景にはどうも価値観というか文化の違いが大きいようです。私がその取材者から聞いた話では、日本人というのは会社など職場が原因というかそこでストレスを抱えやすい傾向がある一方で、中国人は家族や友人など身内との関係でストレスを抱えやすいとのことで、たとえが恋人に振られたりする場合は日本人でもそこそこストレスを抱え込みますが、中国人の場合は出社すらできなくなるほどのストレスを受けることもあり、このほか既婚者が伴侶を病気などで失った場合は致命的といっていいほどの大きなストレスを持つそうです。なんかこう書くと日本人が如何にも薄情な感じにも見えるな。

 こうしたストレス原因のほかにも、ストレスへの対処というか反応も異なるそうです。これもたとえを用いると、仕事でなにがしかの失敗をした場合に日本人は、「うわやっちゃったー。どうしよー(;><)」ってな感じで深刻に思うのに対して中国人は割かし、「あ、ミスった。まいっか(∀`*ゞ)テヘッ」ってな具合で、多少はストレスを受けますが日本人ほどはあまり深刻に考えず、すぐ次の行動に移れる傾向があるそうです。そのかわりこういったミスや問題への対処が日本人と比べて遅れる、というか極端な場合は放置することもあるので問題を長引かせてしまうこともあるらしいのですが、まぁこの場合だと日本人と中国人のどっちが優れているかは一概に言い切れないですが。

 こうしたストレスへの反応傾向が日本人と比べて明確なタイプの違いがあるために日本人からしたら中国人はややもすると職場では無責任で、鬱になるとは思えないと誤解されがちなのですが、逆に言えば中国人からすれば日本人は職場で深刻に物事を考え過ぎてちょっとのことでもビクビクし過ぎる上、家庭を顧みないとか思われてるかもしれません。私としてはこの点では断然中国人の方を持つというか、本当に些細なミスとかで全然関係ない、ともすれば人格否定のような発言を行う日系企業の体質は明らかに問題があるとかねてから感じます。下手をすれば、ミスに対するフォローよりその当事者へのあげつらいを優先するところすらあるし。

 最後にあまり関係ない話かもしれんが、夫婦別姓に対して名前は忘れましたが誰か国会議員が「そんなものを導入したら日本人の家族の紐帯が切れる」とか抜かしていましたが、また随分と官僚的な思想だなと聞いた当時に思いました。というのも中国では昔から夫婦別姓にもかかわらず明らかに日本人よりも家族間の仲がいいです。制度によって価値観が動くことはありますが、それでも基本的には価値観に対して制度は動くものです。狭い視野の中で動くくらいならその国会議員も世界各地を渡り歩いて勉強してみたらどうかと提案してあげたいものです。

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