・有尾両生類の四肢再生を制御する3種類のたんぱく質を発見(JST、岡山大学)
最初に全く関係ないですが、科学技術振興機構(JST)と岡山大学が両性類の四肢再生能力に関するたんぱく質の特定に成功したそうです。これを見て私が真っ先に思い付いたのは映画の「アメイジング・スパイダーマン」に出てきた敵役のカート・コナーズ博士で、この人はあくまでお話の中ですが、まさにこの両生類の再生能力を身に着けたところ勢い余って恐竜(リザード)みたいになっちゃいました。出来るのかなぁ、リザード……。
全く脈絡がないですが話を本題に移すと、昨日書いた「留学先によって異なる現地人への意識」のコメント欄で、「中国人の留学生はアメリカでも非常に堂々としていたように見えた」という書き込みがありました。実はこの指摘に当たる部分を前の記事でも書こうとしていたのですが忘れており、今日はその中国人の厚顔無恥さと言ってもいいような、外国でもやけに堂々としている理由について私の見方を紹介します。
まず結論から述べると、中国人は日本人とは異なり米国をはじめとした外国にいても非常に堂々としており、個人差はあるとはいえ全体的に言えば現地人と接する際も全く臆する様子がありません。もっとも見方を変えれば逆にふてぶてしくマイペースであるため、最近日本でも話題になっておりますが海外旅行先でトラブルも多いのですが。
そんな中国人が外国で臆さないというエピソードで、一つとびっきりのを持っております。全部が全部というわけじゃありませんがアメリカ人は英語が世界共通語だと認識しており基本的には英語しか話さず、人によっては相手(外国人)が英語を理解出来なくても英語でまくし立て、「こいつどうやらわかってないようだね( ´∀`)」などとちょっと上から目線な態度をを取る人もいます。でもって日本人はこういう場合に大体、やや委縮するような素振りをみせます。
一方、これが中国人だと話が違います。これは私が人伝に聞いた話ですが、アメリカにやってきた中国人観光客が空港カウンターに来るや、相手がアメリカ人であるにもかかわらず一方的に中国語でまくし立てたそうです。全く英語を話す素振りをみせない中国人にアメリカ人が困惑していると、「こいつ中国語がわかんないようだぜーm9(^Д^)」と、何故かそのアメリカ人をみんなで笑い倒したとのことです。これを見ていた人は、「英語に委縮しない国の人を初めて見た」と言ってました。
上記の例はあくまで極端なものではあるものの、多かれ少なかれ中国人には外国に行っても委縮しないところがあると思います。何故中国人は委縮しないのか、要因としてはやはり「自分は中国人だ」というアイデンティティが確固たるものであることと、常日頃から相手の目線に立って行動しないという性格からだと思います。なんかこう書くと見も蓋もないような感じですが、こういうところが中国のいいところだと思えるようになってきたら日本社会では生き辛くなります。
それともう一つ、これは恐らく私だけが考える理由だと思いますが、中国もアメリカ同様に覇権主義国家であることも見逃せないと思います。こんなこと言ったら鼻で笑われるかもしれませんが、中国はいつかアメリカを倒して世界で覇権を取ることを真面目に考えている国です。国民レベルでも「ナンバー2じゃダメだ、1番じゃなきゃ!」という意識が強く、中華思想というものは現存し続けております。
無論、現段階ではアメリカに逆立ちしたって敵わないことは中国政府、並びに中国人も百も承知です。だからこそアメリカに追いつこうと国力を高める意識など官僚レベルでは半端じゃないのですが、こうした覇権主義国家であることが外国で妙な萎縮をしない要因の一つじゃないかというのが今日の私の意見です。
5 件のコメント:
確かに、中国人の方は臆せず堂々としていましたね。同じアジア人としては、いい意味で頼もしかったですが。
私が素人ながらに思っていたのは、中国語も英語も主語・述語が先にきて「だれ」が「何をする」というのが明確なのも、物事を堂々と主張できる要因のひとつなのかなぁ、ということでした。日本語は、主語も省略できるし、形容詞、副詞をだらだら並べて、結論もあいまいにし、本音は言外で読む、という、、。韓国語も日本語と同じ構造で、強気にみえても、感情が先走り論理的に主張するのは苦手そうでした。
私自身、英語を話しているときは、性格が変わる気がします。普段より明るくさっぱりした人になる気がするし、きついこともさらっと言えて楽です。でもやっぱり、日本が好きですし、日本人の「あいまい」な良さもわかってもらいたいですが、経験上難しいことが多く、わかってもらうことを期待せず接した方がコミュニケーションが楽です。
花園さんも、中国語を話すときは、性格が変わるように感じたことはありますか?日本語でもがんがん主張してるから、あまり変わらないのかな?
余談ですが、遠い昔の記憶が蘇ってきました。留学先のアメリカの大学で、よくアジア人の女の子同士集まって図書館で勉強してました。そこで、すごいかわいかった中国人の女の子が、「わたしは、中国人が一番かわいいと思う。韓国人は〇番目、日本人は〇番目、〇〇人は、、。」とランキングを発表し、「自分で言っちゃう?」とびっくりしたのを思い出しました。
でも、その子は本当にきれいで文句無しの一番でした。
中国人留学生が日本で誰かを呼びかける際、日本人みたいに「すいませーん」から入らず「おばちゃーん!」から入ってきますが、こういうところは語学の文化性の相違を感じますね。
確かに中国語で話していると自分も結構強気になるというか、パソコン屋の親父と大喧嘩したこともあります。英語でも多分そうでしょうが、やはり使用する言語によって性格への影響は出てくると私も思いますよ。その方面でまた一つネタがあるので、こちらもまた次回の記事でご紹介します。
それにしても中国人が一番かわいいという中国人というのも凄いですね。少し前の時代にアメリカに留学してくる中国人ですから、間違いなくエリート出身だということもあるとは思いますが……。
えーっ!近所の子供ならいいけど、見ず知らずの若者に「おばちゃーん!」と呼ばれたら、金槌で頭を殴られたような衝撃が、、、日中友好に悪影響を及ぼすから、やめた方がいいですよ(笑)中国語だと、親しみを込めた良い呼び方なんでしょうか?ミセスとか、マダムみたいな意味合いなのかしら?
なんか、「おばちゃーん!」に過剰反応してて、すみません、、、でも、文化の違いって、こういう小さいことの方が衝撃的ですね、、びっくりしたなぁ、もう。
小生は日本語で話すと、弱気となる気がしますね。やはり曖昧でしょうか?
曖昧にコミュニケーションすれば、無駄な時間がかかり、非効率だと思います。ダイレクトに言ったほうがええかと思われます。
因みに、私が一番、キミは何番目?(笑)
自分も中国語だと強気になるから、日本語は弱気になる言語なんだろうね。順位付けに関しては、自分を高く持ってきてはいると思う。
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