2013年10月28日月曜日

朴槿恵韓国大統領の外交について

 国会も始まり政治関連も動いてきたので、手始めに前から準備していた朴槿恵韓国大統領というか韓国のこのところの外交について私見を述べようと思います。結論から述べると私の目から見て今の韓国は孤立化への道をひた進んでおり、本気で皮肉ではなく隣国ながら見ていて心配になってきます。

 まず朴槿恵大統領の外交方針ですが、厳しい方となりますが韓国が一等でほかの国は韓国のやり方に従うべきだという、やや居丈高な態度に見えます。対日本については言うまでもありませんがこのところ慰安婦問題を盛んに煽ったり、また安倍首相が「いつでも受ける準備をしている」と発言している首脳会談についても徹底して拒否し、アベノミクスに対しても世界経済を悪くする原因だと安倍首相も目の前にいる国際会議の場で批判までしてきてます。
 もちろんこうした対日批判は韓国の大統領だと朴槿恵に始まる訳ではありませんが、私から見ていてこの人は今までの韓国大統領と比べてもかなり本気で、国益よりも自分の感情を優先する人だという風に見えます。もっともそういう性格なのは盧武鉉元大統領も全く同じでしたが。

 私がそう考える根拠としては対日外交以上に対米外交における姿勢で、この前も報じられていましたが参加を促されていた米国のMD(ミサイル防衛)計画への参加を拒否。そして対北朝鮮政策についてもオバマ大統領に直接、日本抜きでやるべきだと言い出すなど、これまで積み上げてきた成果を一気に崩しかねない突拍子な発言が多いからです。
 正直な所、今の米国と日本も決して仲がいい関係というわけではありませんが、六カ国会議で日米露中韓は共同して北朝鮮問題に対応してきたというのに、それを就任早々に否定してくるというのは上から目線の様に米国からは見えたのではないかと思います。このほかにも朴槿恵大統領はこれまたオバマ大統領に直接、日本の軍事化に懸念があるとわめいたそうですが、日本の軍備増強を願っているのはほかならぬ世界各国で軍事再編を進めている米国であり、実際はどうだかわかりませんがこの発言には米国も苛立ったんじゃないかという気がします。

 総じてというか朴槿恵大統領の外交発言は本当に思い付きでぱっと出してきているようにしか見えず、内心では嫌っているけど国益のためにここは我慢しようというような配慮は全く見られずにすべて自分の感情次第です。なんか悪口ばかり書いてて自分でも嫌になってきますが、傍から見ていてこういう外交方針は非常に危ういようにしか見えず、サーチナの記事によると韓国国内でも国際会議で席が隣り合った安倍首相が声をかけてきたにもかかわらずにべにもならない態度を取り続けるのはよくないという批判が出てきているそうです。私の勘ですが、こういう国内からの批判は今後も増えていく気がします。

 そんな日本とも米国ともしっくりこない朴槿恵大統領ですが、何故か中国とはこのところ積極的に接近しております。先日も私の知る限りでは史上初めて中国と韓国が共同で日本の歴史認識を批判しましたし、習近平とも関係の深さをやけにアピールする始末です。
 こうした中国への接近は日本や米国への牽制もあるでしょうが、先程調べてみたところ朴槿恵大統領は子供の頃に三国志にはまって大学時代に中国語を専攻していたらしく、どうも元から中国に対してシンパシーを持っていたようです。逆を言えばこれまた国益よりも個人的な感情で動いてるんじゃないかと勘繰りたくなり、それでいいのかとちょっと気になります。

 何度かこのブログでも書いていますが「敵の敵は味方」という価値観での外交は非常に危険極まりなく、今の韓国の中国への接近はそれに近いものを感じます。ましてや中国は、中国が大好きな自分ですら認めるくらいにこのところ国際社会で孤立化を深めており、その中国とつるむことによって韓国も孤立化を招く恐れもあるように思えます。しかも韓国と中国は漁業権などでよくぶつかっているなど火種も少なくなく、なにかこういう外交問題が起きた時に韓国は慌てる事態になるのではないかと密かに考えてます、余計なお世話だろうけど。

  おまけ
 前に中国人の友人に、「日系メディアや野党議員は日本は周辺国とみんな仲が悪いとよく言うんだよね」と言ったら、「それ言ったら中国は周辺国とみんなケンカしてるよ。日本なんかまだマシじゃん」とケロッと言われました。中国人も自国が国際社会で孤立してきているのを自覚しているようです。

2 件のコメント:

  1. 韓国に住んでる人2013年10月30日 0:09

    パククネと安倍晋三は共犯関係にあると思うんやけどね。
    政治は大統領一人の意思で動かしてるわけではないし、その取り巻きが重要。
    去年の選挙ではそこがもっと争点になるべきやったと僕は思うんやけど。
    去年、反保守派の候補者競争の中で、アンチョルスよりもムンジェインに革新派の票が集まったのはそういう理由やで。
    少なくとも今の日韓関係は二人共共犯関係やわ。
    それぞれが自国民からどれだけ支持を得られるか。
    こう考えると、東アジアの民主主義って、中国のこと笑えんくらい未発達やと思うで。

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    1.  日韓が共犯関係にあるのは間違いないけど、パククネに関しては取り巻き以前に本人自身の素質の方が外交姿勢に強く影響していると思う。ただ中国の民主主義を笑えないというのは俺も同意。下手したら日本は韓国よりも民主主義が浸透してなくて、それが日本で悪い方向に作用し始めてきているとも思うよ。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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