日本の関東地方はなんか大雨が続いているようですが、こっちではちょうど先週がそんな感じでうちの近くも一部で洪水となり、何も知らないまま自転車でそのまま突入してしまうという愚を犯してしまいました。おかげ靴はずぶぬれになるし。
ただ今日というかこのところは打って変わってさわやかな天気が続き、7月に入ったにもかかわらずやけに空気は澄んでいて気温も低く、今日なんか半袖だと肌寒いくらいに秋のような天気でした。家でパワプロするのもあれなので自転車に乗って昼過ぎに外出しましたが、ちょうど自転車の前輪ブレーキが緩んで効きが弱くなっていたので自転車屋に持っていき、調整してもらいました。ぶっちゃけ、ブレーキレバーが引っ張る途中でハンドルに接触して止まるなど結構ヤバい状態だった。
その自転車で外出した際でしたが、マンションの玄関口で何やら妙な鳴き声がするので音を辿ってみると、なんと小さいダンボールに生まれたばかりと思われる子猫が入っていました。状況的に捨て猫ではと思いましたがこちとら腰の落ち着かない身である故、何もできずそのまま自転車で出発し、戻ってきた際も確認しましたがやはりそのままでした。ただいったん家に帰ってから夕飯取るために外出した所、段ボールごと子猫の姿はなくなっており、誰か心優しい人に拾われていったことを密かに願っています。
ここでまた話は飛びますが少年ジャンプで好評連載している「暗殺教室」という漫画が昨日に最新刊となる15巻が発売され、電子書籍版も同時発売だったため早速購入して読んでみました。この漫画はどういう漫画か一言でいうと「ヌルヌル」した漫画なのですが、この最新刊を読んでみたところ正直に言って話がいい意味で全く予想していないところに展開し、大いに意表を突かれ面白かったです。漫画にこれだけ意表を突かれたのはここ数年では全くなく、この漫画の作者である松井優征氏は前作の「魔人探偵脳噛ネウロ」という漫画でも優れたストーリーセンスを発揮していましたが、そのセンスは全く落ちておらず、むしろ現役の漫画家としては屈指の水準だと密かに評価しています。
松井氏のストーリーセンスについてもう少し詳しく話すと、ストーリーの展開はもとより構成の妙が非常に光る漫画家です。今回の意表を突いた展開も伏線は張ってあったにもかかわらず読者はほとんど気づかないほど巧妙なものなのですが、こうした長期的な目線で常にストーリーを組んでいる節がこの人にはあります。
最初の連載の「魔人探偵脳噛ネウロ」について作者自身が、「もし連載が短期で打ち切られたらこの刊に出てくるお話で終わらせる予定だった。商品として最低限成立するよう整えていた」と述べており、いつまで続くかわからない連載期間を考慮した上で話を作っていたという新人漫画家ならぬ準備をしていたようです。
現在の連載作品の「暗殺教室」でもそれが伺えるところがあり、私の勝手な推測ですが恐らくこの連載ももし人気が出なくてすぐに打ち切られるような場合は、一学期の中間テスト(単行本2巻)の話で終了できるよう準備していた節があります。
と、「暗殺教室」について長々語りましたがもう一つ別の漫画についても語ると、かねてから私が「読んでて一番意表を突かれる漫画家」としてこのブログでも何度か取り上げていたのは、「エルフェンリート」という漫画の作者である岡本倫氏です。岡本氏は現在、「極黒のブリュンヒルデ」という漫画を連載していて、昨年にはアニメ化もするなど人気作となっております。
私もこの漫画を連載当時から単行本で読んでてわざわざ発売日を調べてまで買い求めるほどはまっていました。ただ、この漫画の最新巻の電子書籍版は今月の17日に発売される予定ですが、実はもう買うのをやめようと考えています。
一体なんでこんな手の平返しをするのかというと、単純に面白くなくなったからです。10巻までは確かに先の読めない展開が多くて続きがいつも楽しみだったのですが、11巻に入ったあたりからストーリー展開に間延びすることが多く、前ほど読んでて先が気になることがなくなりました。おまけに電子書籍版は紙媒体での発売に比べ数カ月遅れて出されることもあり、もうそれだったら単行本は買わずに日本帰国時にでも漫画喫茶で一気に読んでしまおうかと決断しました。
なおこの作者の作品で言うならば、前作の「ノノノノ」がやっぱり一番面白かったです。なんであっちが売れずにこっちが売れるんだろうか。
最後にほんとどうでもいいことですが先日自転車で帰宅途中になぜかふと、「ドラ2アサルトバスター」っていう単語が頭をよぎりました。参戦しないのかねぇ、スパロボに。
2 件のコメント:
極黒のブリュンヒルデのアニメですが、制作上なにか問題があったようです。 やたらと後半の
展開が早すぎる上に、OPテーマまで変わっています。 1クール(3ヶ月)のアニメでOPが変わることは
(演出を除けば)まずないですし、新OPが使われたのは全13話のうちの後半の4話だけです。
確証はありませんが、元々2クールで制作する予定だった本作が何かの事情により1クールになり
後半にストーリー(とスポンサーの要請によるOPソング)をブチ込む事になったようです
ブリュンヒルデのアニメは明らかに製作の進行でトラブッていたでしょうね。自分は途中まで見ていたのですが、後半はちょっと強引な展開、そして劣悪なOPソングのため見るのやめちゃいました。でもって、あのアニメ化があったから漫画も変な感じに延期して、今の様につまんなくなってしまったのではとみています。
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