個人的な観測では、5月のGW頃に一度ぐっと気温が上がったと、6月の梅雨の時期は20度台が続き、7月から最高気温30度越えが続くというのが東京や上海の天気ですが、このところは7月が20度台が続き、8月から35度前後が続く年が多いです。特に今年は台風が日本では7月に一度も観測されなかったそうですが、上海も何度か台風が近づいたことはあっても、本来一番多く発生する6月が大人しかったのはなんか妙な感じしました。
かつては暑さ寒さもお彼岸までといわれましたが、なんとなく近年はこれが当てはまらなくなり、むしろお彼岸頃がピークで、そのまま9月いっぱいまで暑いというのが常な感じがします。特に上海は春と秋が短く暑い状態から急に冷え込むから、10月あたりで過ごしやすい天気というのがなんかパッと思い浮かびません。
なんかとりとめのない内容が続きますが、なんとなく最近の日中の夏を見ていて思うこととして、大気汚染がなくなってきたからむしろ暑くなっているのではと思う節もあります。大気中の微粒子が増えればそりゃ日照量も落ち込むわけだし、空気がきれいになればなるほどむしろ夏は暑くなると私は考えています。
二年前に私も記事に書きましたが、かつては中国の代名詞だったPM2.5こと大気汚染も近年は大分改善しており、青空も普通に拝めるようになってきました。かつてはマジで青空見られたら超ラッキーなくらいに珍しかったですが、今年の夏は雨でも降らない限りまっかっかな晴天で、むしろ鬱陶しさを覚えるくらいです。
日本も2000年代中盤頃からやけに空が澄み渡るようになり、リーマンショックで景気が悪くなってからはさらにその傾向が増しました。地味に温暖化の犯人の一部はこれじゃないかと思っており、自動車エンジンの改良による廃棄物削減によってそれが晴れ渡り、世界各地で最高気温を引き上げているというのが私個人の見方です。少なくとも中国に関してはこの数年間ではっきりそう感じることが多く、あの汚かった空が普通に懐かしいです。
2 件のコメント:
んー、四季っていうよりも
日本ぐらいの緯度でも、亜熱帯みたいに
夏の雨季・冬乾季に近づいてるかも?
梅雨に台風みたいな降雨、って2010年代からじゃ
ないかな東京では。
去年の夏は11月入って、ようやく寒くなった
イメージです。
「温暖化」っていうレッテルが
合ってるのかは議論の余地あるけど
2000年代以前と比べて
気候変動はしてるカンジですわ
最近日本で夏を一切過ごしていませんが、少なくとも私が子供だった90年代は00年代と比べるとそこまで暑くなく、わらそうとかにも普通に自転車漕いで行けました。最高気温自体は確実に十年単位で引き上がっていますね。
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