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2020年10月20日火曜日

ベガルタ仙台の女性暴行選手の解雇について

仙台、暴行傷害で逮捕報道のMF道渕諒平を契約解除(日刊スポーツ)

 ついさっきに上記ニュースに関するまとめ記事を読みましたが、またこんな危機管理のない組織があったのかと思え呆れてなりません。事件内容についてはいちいち紹介しませんが、JCASTが書いてある通り所属球団のベガルタ仙台は選手が逮捕されたにもかかわらず事情をしっかり把握しなかった、若しくは把握していながら対処しなかったということで、いくらなんでも世の中舐めているだろうと思えてなりません。

 一応、謝罪公告はサイトに出してはいますが、びっくりしたのは公式ブログの方で、タイトルが「傷心」となっています。書かれている内容は「ブログの更新は今日はお休み」ということだけですが、「いやそれ自体が更新じゃねーか」と思うのと、「それならタイトルは『更新お休みのお知らせ』でいいじゃん」と率直に思いました。
 多少意地悪な見方をしているという気がしますが、「傷心」というタイトルと今回の騒動に対する球団の対応を見るにつけ、「(バレちまって)傷心」にしか私には見えません。っていうかこんなタイトルつけるくらいならDV被害者を案じるような内容でも書けばいいのに。

 そもそも今回の騒動に関しては、JCASTが大体おかしいところ全部つついていますが、逮捕されてから日数も経っているのに球団側は該当選手に対して何の措置も行わなかったばかりか、平常通りに試合にも出場させ続けています。指摘されている通り、球団側は「ここまで大ごとだとは知らなかった」と言ってはいるものの、実際には知ってて黙認していたとしか思えません。知らなかったとしてもそれで済むレベルの話ではなく、厳しい言い方をすれば球団を経営する能力が経営陣にないと言わざるを得ません。
 もっとも一部掲示板を見ると、なんかやたらとベガルタ仙台の球団経営幹部の名前リストを何度もあちこちに貼り付けている人が見かけますが、こっちはこっちでああはなりたくないなと思います。

 ただ、コロナの影響でただでさえ経営が傾いているのにこの隠蔽騒動ときたもんだから、真面目にこれが蜂の一刺しになってこの球団は潰れる可能性もありうる気がします。そう考えると該当選手は、ヴァンフォーレ甲府時代にも女性暴行で逮捕されたことから球団から処分を受け、その後でベガルタ仙台に移ってきているのだから、まるで球団を潰すためだけに移籍してきたような奴だなと思え、つくづく救えない人間のように見えます。

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