上は朝日の社説ですが、これを見て見出しに掲げたようにどこが発信源なのか強い疑いを持つように至りました。
東京五輪中止は先週のバッハ会長の発言を契機に急激に広がってきましたが、なんとなくその広がり方が急激すぎるような気がしないでもありませんでした。はっきり言ってしまえば、どこか特定の勢力が明確な意図をもって発信している、というよりメディアに発信を許可しているような印象を覚え、憶測にすぎませんが作為的なものではないかという気がしています。
そこへきてこの朝日の社説です。こういっちゃなんだけど、割と勝馬に乗ろうとする傾向の強い朝日がこうした社説を出してきたことでその疑いが自分の中で強まりました。仮に私が朝日の人格でこの手の主張をするとしたら、「国民は五輪開催を望んでいない」などと、自分が言い出したのではなく国民がそう言ってるのだから政府は従うべきという風にして致命的な責任は回避する書き方をしてくると思います。なのでやたら押せ押せムードのこの社説は、私からしたら違和感ありありです。
ではなんで朝日はこんな社説にしたのかというと、やはり何らかの勢力が動いてて五輪中止がほぼ確定的となった背景があるのではないかとこれまた勝手に推察しています。仮にこの私の憶測が正しいとしたら一体どこが五輪中止を流布させているのかという話になりますが、まず真っ先に小池知事率いる東京都は容疑者から外れます。流布させる理由もなければメディアも東京都のいうことなんか聞きません。
となるとやはり政府中枢ということになりますが、まず大きく分かれるのは与党政治家と官僚のどちらかですが、やはり官僚側がそうしたムードを醸成させているのではないかという疑いが強いです。ただ一部省庁が五輪開催を妨害するように動く動機はいくつかあるものの、単独でやるかと言ったらちょっと怪しいです。可能性としては五輪開催に否定的な複数の省庁、上げるとしたら厚生労働省とか外務省、経済産業省辺りですが、ここら辺になるともう官邸が指示していると見た方がいいかもしれません。
率直に言って、菅首相を含む内閣中枢が五輪中止を内々で決めて、いきなり中止宣言せずにムード作りに動いているのではないかという風に勝手に見ています。何の根拠もありませんが、ここまで考えた時に一応菅政権なら逃げられるかなとは思いました。
逃げられるとはどういうことかというと、「悪いのは去年中止を決めなかった安倍政権」みたいな感じで、見通しの甘かった前政権に責任を擦り付ける逃げ方が一応できなくもないという意味です。まぁぶっちゃけ、去年の時点で中止決定していたらどれだけよかったのだろうかという状況を現在呈しているから筋として間違ってない気がしますけど。
マジな話をすると、例え五輪を開催しても大会中に選手や関係者の中でクラスター発生したらえらいこっちゃです。損害は大きいものの、中止にする方が確かに楽だし損切りとして最終的な比較結果でもマシなのではと私も思ってます。
結果論ではありますが、本当に2013年に五輪招致なんて成功しなければどれだけよかったのか。この際全部電通のせいにして捌け口がてらあそこを叩いていたいです。
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