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2022年6月23日木曜日

メンタルを強くするには(。´・ω・)?

 先週土日は無理しなくてもいい案件で1日3hずつ働きましたが、次の土日からはほぼフルに働かなければならず、やすんどきゃ良かったと思えてなりません。60連勤とかまた行くのかなぁ(ヽ´ω`)

 話は本題ですが昨日電子書籍版が配信された漫画「ハコヅメ」の最新刊をまた通勤途中に読んで消化しましたが、個人的には「幽遊白書」と「サザエさん」をネタに出したところが一番面白かったです。特に前者は、なんかすごいわかるとか思いました。
 さてこの漫画、ドラマ化してうちのあだ名がビン・ラディンだった親父も知って誉めてましたが、実際よくできた作品です。この漫画の主人公は婦警(看護婦みたく将来この呼称もなくなるのかな?)の川合ですが、作中で周囲から「強メンタル」だとよく言われています。実際はメンタルが強いというより空気を読まずに失礼な発言を繰り返しているだけですが、へこたれない(=反省しない)辺りは確かに強メンタルと言えます。

 それでこの強メンタルという言葉ですが、日本国内だったらまず誉め言葉になるし、実際その辺で定評ある人は頼りにされるでしょう。なもんだから「メンタルを強くするには」と検索ワード入れたらたくさん候補がヒットして、実際これで検索して、メンタル強くしようと思っている人は多いんじゃないかと覆います。
 関係ないですが、カモメのような心情のことを「カモメンタル」と言うのかと一時期悩みました。

 その検索に乗っかろうというわけじゃないですが、実際にメンタルを強くするにはどうしたらいいのかとちょっと自分も考えました。そもそも私自身がメンタル強いのかって話ですが、自分のことなので評価し辛い面があるものの、少なくとも修羅場で逃げ出さずに踏みとどまるという方面は確かに強いなと思います。
 自転車で100㎞走ってゲロ吐きそうな暗い頭痛起こす、っていうか明らかに熱中症起こしてる状態ながら「家に帰るんだ」的に無心で自転車漕ぎ続けたり、味方ゼロの状態ながら一人延々と残業しながら数人分の業務を数ヶ月にわたり処理するところは、責任感が強いだけかもしれませんが踏みとどまり方はそこそこ強いと感じます。っていうか同僚はもっと周り見ろとか思いますが。

 あと周囲からの評価としてはやはり、海外に単身で転職に乗り込む当たりメンタルが強いと言われることがあります。自分に言わせれば今や海外転職サイトもいくらでもあるのでそんな大変なことじゃないと思いますが、まぁ日本には転職したことがない人もいるというので、そういう人よりかは一から仕切りなおすのにためらいがない分、思い切りの良さはあると思います。

 そんな自分からして、メンタルを強くするにはどうすればいいか。検索したサイトとかだと「考え方をポジティブにする」、「自分をもっと客観的に見る」とかいろいろ思考を切り替えることを勧めていますが、こんなのはっきり言って無駄だと思います。単純にメンタルを強くしようってんなら、修羅場の場数を踏む以外何もないと思います。
 基本的に厄介事を処理する際に一瞬ためらった後、「あの時に比べりゃまぁ何とかなる」という風に、過去のきつかった体験と比較することが背中を押すことが自分には多いです。やはり人間の感覚は相対的というべきか、以前に体験した一番激しい体験が物事の上限となり、それ以下となると「なんとかなる」、それ以上になりそうだと「やばいかも」的に二の足を踏む、場合によっては撤退を決断することになります。

 そうした自分の経験から言うと、1回でもいいから激烈な体験をしのぐ、垣間見さえすれば、それより軽度なトラブルなんてノーストレスで処理できるようになります。さっき触れた転職を例にしても、最初の時は確かに上手くいくか不安とかありましたが、3回目くらいになると「ダメならまたやり直せばいい」的な割り切り方になっていきます。これはこれでよくない気も若干しますが。

 話を戻すとやはりメンタルというのは徐々に鍛えられるというよりも、どれだけでかいのを一発当てるか否かであるように思え、恐怖を乗り越えるような肝試しとかバンジージャンプなんか単純にメンタルを強くするうえでは即効性があるように思えます。実際、怪我も過去に大きいのをやってると、流血したくらいではなにもビビんなくなるし、骨折しても落ち着いて対処できるようになります。まぁ痛いのは変わんないけど。
 となるとメンタル最強と言えるのは、ほぼ毎日投身自殺めいたことをしているスキージャンパーとか水泳の飛び込み選手なのかなとも思えてきます。どっかの心理学者あたりがこれらのスポーツ選手のメンタルというか度胸を一回比較してみてくんないかな。

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