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2021年12月16日木曜日

三井住友カードからの不審なメール

 今日会社の昼休みに余った時間に昼寝してたら、夢の中か何かで反応したのか急に足ピーンっとなって机の内側を蹴飛ばし、周りの人間を無駄に驚かせてしまってました。今までこんなこと一度もなかったのに(;´・ω・)

 話は本題ですが、今日メールボックスを開いたら送信者名が「三井住友カード」となっているメールが来ていて、さっそく中身を開いたところ一見して不審な内容であり、詐欺メールか何かではないかと思いました。具体的なその文面配は以下の通りです。

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内臓おろし 様

平素より三井住友カードをご利用いただきありがとうございます。

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 なんだよこの「内臓おろし」、 っていうのが第一印象です。
 いくらなんでもふざけ過ぎた呼び名だし、それをメールの文面に普通出すのかといろいろ疑問に思うし、詐欺メールにしてもおかしいにほどがあると当初思いました。

 しかしその後の文面を見ると、通知に関する規約の変更について真面目な内容が書かれてあり、アクセスを誘導する妙なリンクもつけられていません。これは一体どういうことかとしばし思案に暮れたところ、「内臓おろし」とはかつて自分が設定したニックネームだったことを思い出しました。

 そもそもこの三井住友カードですが、入ったところ約束した給与を支払わなかったため2ヶ月で辞めたマジふざけた会社に入社した際に三井住友銀の口座作らされて、加入したカードでした。しかし私のメインバンクは「世界ふしぎ発見」並にカードをボッシュートするみずほ銀行、ではなくて三菱UFJのため、その会社を離れてからは一切使うことない休眠口座となっています。
 ちなみにその三井住友銀の口座を作る際の申請書類で、本人署名欄に貿易事務時代から使っているローマ字でのサインをしたら、「外国人以外にはローマ字でのサインは認めない」という妙な人種差別を受けて突き返されています。ぶっちゃけ今でも意味が分からない。

 話を戻すと、すぐ使わなくなったけど確か口座できてカードが送られてきた際に、一緒に添付された案内に従ってWeb登録みたいなのを確かやっていて、その際にニックネームだか表示名を記入する欄があり、「どうせ使わなくなるんだし」と思ってなんか適当に「内臓おろし」って記入していた気がします。前述の通り三井住友は口座もカードも一切使っておらず、この「内臓おろし」っていうのも全く見ないまま何年も過ごしているだけに、急にこうして忘れた頃にメールで呼びかけられると焦るに決まっています。

 ただ改めて考えるにつけ、こういう真面目な案内メールを本名ではなくニックネームで送るっていうのも、先ほどのローマ字サインといい、なんか三井住友って変な気がします。マジふざけてんのかと思いますが、ふざけている張本人は自分なだけに面と向かっては言えそうにないです。

2021年12月14日火曜日

自民の公明切り、維新との連結はあるか

 本当は昨日にこのネタも書く予定だったけど、頭文字Dの性転換ネタがなんか楽しくて書くの忘れていました。ちなみに今日も帰り道、「ここでは私がエンペラーよ!」などとセリフを考えてました。

 結論から言うと、これまで全く想定していなかったけど、案外自民が公明党を切って、維新の会と連立組むシナリオも今後は選択肢に入れていく必要があるのではと考えています。それにしても昨日は13日だったけど、正直「13日の金曜日」より「13日の月曜日」の方が恐怖感増す気がする。


 自民と維新の連立について最初に疑ったのは上の記事を見てからでした。出したメディアは当初は気にしてませんでしたが読売ですし、かつてナベツネが橋下氏のことを「ヒトラーのようだ」とお前がゆうな的なコメントをしたメディアがこういう記事を書く日も来るものだと思います。

 ただ上の控室共用の話の時点ではまだそんな気にするほどでもなかったのですが、昨日も書いた通りに例の十万円給付で岸田首相が、当初の謎のクーポン案を放り投げて全額現金給付を容認する姿勢を見せたのを見て、「ああ公明切るつもりなのか」と感じました。
 一体何故かと言うと、昨日にも書いていますが何故クーポン案にこだわったのかと言うと、まず間違いなく中抜きをやるためでしょう。なんか馬鹿などっかのメディアがクーポンにする理由を「現金だとそのまま貯蓄に回るから」と書いてましたが、地域振興券の時のデータ(配ったクーポンの分だけ貯蓄に回った)すら忘れる奴が出る時代になったのかとちょっと思いました。

 13日の月曜日に妙に仕事張り切ったせいか今日はガチ疲れてて話が頭文字Dのバトル並みに二転三転していますが、先ほど言った通りにクーポンにするのは中抜きをするためで、でもってその主力中抜き業者はこのクーポン案に異常なほどこだわる公明党(創価学会)系の業者じゃないかと私は見ています。彼らとしては前回選挙で費消した選挙資金を補充し、来年の参院選に臨むためにも、かなり譲れない点だったんじゃないかと言う気がします。
 何気に先週あたりから、この十万円給付に関して公明党関係者の声がほとんど聞かれなくなったのも密かに気になっています。

 話は今度は自民党目線に移りますが、世間の批判も多いこのクーポン案をなんで飲んだのかと言うと、連立を組む公明党の選挙協力が必要とされてきたからです。何気に公明党との連立は小渕政権に始まってますからかれこれ二十年くらい続いているものの、その選挙協力の効果はこの間、確実に落ちてきているでしょう。

 先の選挙もそうでしたが、このところがっちりとした支持団体の組織票が弱くなる一方、選挙ごとに立場を変える無党派層の投票が決勝を左右する選挙結果が増えてきているような気がします。これは無党派層が投票するようになったかというよりは、組織票の票数が減ってきていることが原因じゃないかと思います。こうした傾向の煽りを受けてか、公明党の選挙協力も前ほどの威力を見せなくなってきている気がします。
 その上で、前回選挙では関西地方で維新の会が連戦連勝を重ねた結果が大きく取り上げられましたが、この結果を見て、改憲方針を始め思想的にも近い維新の会との乗り換えを考えない自民党員はいないでしょう。またうるさいことは言わないけど、今後も付き合っていくべきかで公明党との距離感がなんか遠くなっている気がします。

 こうした過去の積み重ね、そして今回のクーポン案の実質的な放棄を見て、案外自民党は公明党を切って維新と組む可能性も出て来たんじゃないかなと思えてきました。もっとも一番可能性があるのは、公明党とは連立を維持したまま、維新の会が連立に加わるというシナリオでしょう。この場合、公明党が逆に自民と手を切って維新とのコンビで打倒自民に動くシナリオも後々の選択肢に入ってきます。

 最後にどうでもいいネタとして、もはや消滅状態にある社民党の元支持層は今どこを応援してんのかなと気になりました。関西地方は案外そのまま維新の会が吸収したのではないかと思いますが。

2021年12月13日月曜日

頭文字Dでトランスセクシャルしたら……

石原氏、参与の給与辞退 勤務4日、日当2万6千円(共同通信)

 おばかさん( ^ω^ )


 岸田首相は必ず心変わりすると言った翌日に早速これで、なんかあまりにもすぐ予想が当たってしまい自分自身も逆になんだかなという気にさせられます(;´・ω・)
 それにしても岸田首相の風見鶏ぶりは想像以上です。もっともこれまでは他の首相と比べると自分が支持する方向へいい感じに変わっているのであまり敵意は感じませんが、本当にこれほど主体性のない総理も珍しい気がします。元祖風見鶏の中曽根なんかはまだ方針はっきり持ってたし。

 あとまた本題と関係ないけど、買って着てみたところ冬なのにやたらダニに噛まれることとなったふわふわもこもこのパジャマを洗濯した上で昨夜久々に着てみたところ、やっぱりめちゃくちゃ噛まれまくりました。残念ながらこの真冬のダニ騒動の犯人はこのパジャマであると断定せざるを得ません。200元もしたけど、このまま捨てざるを得ないのか……。

 ようやく話は本題に入りますが、今日次の歴史記事にどんな題材を選ぼうかと帰宅途中で考えていたところ、「頭文字Dのキャラクターがトランスセクシャル(性転換)したらどうなるのだろうか?」という方向に考えがぶれていきました。
 具体的には頭文字Dのキャラクター全員が男女逆転するという形式ですが、主人公の藤原拓海はそのまま女性の名前でも通用しそうな感じです。でもって高橋兄弟改め高橋姉妹は弟が高橋啓子、兄が高橋涼子になって、そそっかしい妹に理論派でお姉さまキャラな姉という構図がやけにしっくりきます。セリフとかも書き起こすと、

「曲がる、曲がってよ私のハチロク!!」
「なんですって、慣性ドリフト!?」
「私はバトルがしたいのよ。ついてきなさい、ハチロク」
「あの子は進化している。シミュレーションを少し修正する必要があるわね」
「ハチロクなんて、アウトオブ眼中だわ!」
「私は勝負するつもりなんかない。いわば、これはセミナーよ!」
「私……メカのこと、よくわかんなくて」
「1万1千回転まで、きっちり回しな」(だみ声)
「見えなければいいのよ。さっき私がやられたみたいに、今しかない」(ライトオフ)

 こうやってセリフ書き起こしていて、なんか無性に見てみたいぞこんな作品みたいな感情を覚えてきました。っていうか拓海と涼介(涼子)のやり取りは完全に「エースをねらえ」になりそう。
 なんていうか艦これといいガルパンといい加齢臭漂うおっさん趣味な題材であればあるほど、少女キャラを主体にすることで妙なブーストかかる気がします。

 っていうわけで上記以外で女子ばかりにしたら売れそうなおっさん丸だしな題材は他にないかと少々思案してみましたが、戦闘機なんかまだありかもしれないけどストライクウィッチーズが一部既にやっています。あと三国志は既に美少女ゲーム化されてるし、パチンコもこっちで絶賛連載されてるし、麻雀に至ってはむしろ最近おっさんばかり登場する作品の方が少ない気すらします。
 では逆に女性の趣味をおっさんがやりまくる作品だとどうか。裁縫、茶道、カーリング、ピアノ、バレエなどありますが、「漢のバレエ」とかだったら逆にアリかもと思うけどそれ以外だとなんか絵面が汚くなるイメージしか浮かんできません。ならメイク漫画だったらアリかって思ったけど、メイク漫画は女性主体でもなんか色物に走り勝ちが気がするので、結局そうなるしかないでしょう。

2021年12月12日日曜日

十万円現金一括給付に関するごたごた

 わざわざ私が言うまでもなく、次の十万円を現金一括で給付するか、半分をクーポンにするかと言えば、前者の方が圧倒的に効率がいいに決まっています。にもかかわらず何故政府はクーポンにこだわるのかと言うと、どう考えたって間に入る中抜き業者を潤わす理由以外ないでしょう。でもってこの中抜き業者はクーポンにこだわる公明党系、っていうか創価学会系の関係者が関わる企業と見ても間違いないでしょう。


 それだけに維新の会が主張するように、自民党内でもクーポンを混ぜることについては疑問視する人間も少なくないようです。とはいえ上の西村氏の発言は、政権中枢にいる人間なだけになかなか驚く発言ですが、彼のような立場の者がこういうくらいなんだから、自民党内としてもこの件に関して不満を持っている層が少なくないのでしょう。

 一応政府としては既に、「自治体がやりたいのなら全部現金でも構わない。但しその場合、お金渡すのは6月以降な」と、露骨な嫌がらせともいえる措置を発表しています。ただ上の西村氏の発言で風向きは変わってくると思え、制限なしの現金一括給付に方針を改めるようになるのではないかと自分は見ています。
 特に今の首相は心変わりが早いことで有名な岸田首相なだけに、身内からもとやかく言われればすぐに方針を変えるという点で、変な意味で期待が持てます。心変わりが早い人間は正直あまり信頼がおけませんが、この現金給付に関してはクーポンを織り交ぜるなんて無駄を通り越し、中抜き業者を喜ばす以外に何もないだけに、早いところ心変わりすることを内心祈っています。

 自分は民主主義においては、一定の税金の無駄遣いは必要コストだと割り切ってはいます。しかしこのクーポン案については許容できるレベルの無駄遣いではなく、真面目にこの案を押し通そうとする人間はこの世にいない方が世の中のためだとまで感じます。
 かねてから日本政府は様々な方法でいろんな中抜きをやってきていますが、なんとなく最近見ていて、その中抜きのやり方が杜撰になってきた、というより前みたいにばれないようにじゃなく堂々と中抜きするようになってきているようにも見えます。そういう意味では本当に、中抜きこそが日本のガンなのかもしれません。

2021年12月10日金曜日

奥行きがない漫画の「化物語」

 大暮維人氏が作画を手掛ける漫画版の「化物語」を読み始めた当初、さすがは大暮氏だと思うほどその作画には美麗さを感じたのですが、ある時から途端に、その絵に違和感を感じるようになりました。具体的なタイミングは「傷物語編」が始まってバトルシーンが多くなってきた辺りですが、最初はその違和感の意味が分からず、よくわからないけど妙な君の悪さを感じてました。

 その違和感の意味に気が付いたのは、このところこのブログでプッシュしている「瞬きより迅く!」という空手漫画を読んでからでした。この漫画は以前にも紹介した通り、直線的動きの多い空手という競技で、視点や効果線が非常に効果的に使われていることで異例なくらいに立体感のある動きを漫画で表現していると自分は感じています。これ以前に漫画の立体感についてはあまり意識していなかったのですが、この漫画を読んでからというもの3Dゲームの視点じゃないですが、視覚をどう運用して見せるかがどれだけ重要かが少しわかった気がします。

 話を戻すと、この「瞬きより迅く!」を読んでわかったこととして、大暮氏の漫画版「化物語」は致命的なくらいに絵に奥行きがないということに気が付きました。この点はバトルシーンに特に顕著で、対峙する二人のキャラクターを横側から水平上に描くコマが非常に多いです。敢えて例えればスト2などの2D格闘ゲーム画面みたいな構図が多く、奥行きを感じさせられる斜めからの視点、並びにコマ間の動きの見せ方が非常に少なく、ほとんどのコマが2D画面っぽい構図になっているような気がします。
 しかも大暮氏の場合、背景の作画に関しても主線をはっきり描く傾向があり、その結果、遠近法が全く働かずというか全く使用していないため、余計に絵に奥行きが感じ辛くさせているようにも見えます。

 こうした作画パターンのためか、1枚1枚の絵を見る時間が「瞬きより迅く!」と比べて非常に短いです。というのも絵に動きがあまり感じられないため、サクッと見終わっちゃうためです。さらについでに書くと、大暮氏はバトル中の顔面ドアップも多い気がします。
 改めて他の格闘漫画と比較すると、やはりこの絵の奥行きが非常に重要である気がします。視点を動かしたり効果線を付けたりすることで動きを表現しつつ、立体感を作るということがこのジャンルでは特に重要である気がして、1枚1枚の絵は非常に美麗ながら、あまりにも動きの表現がない大暮氏の特徴に気が付いた時にはなんかいろいろ思うところがありました。

 逆に、「瞬きより迅く!」の動きの見せ方は秀逸そのもので、前にも書いたけど後ろ回し蹴りのコマは何度も見返すくらい非常に綺麗に描かれていてびっくりします。一体どこでこういう技法を学んだのか、真面目にどっかで聞いてみたいくらいです。

 なお動きのある絵に関していうと、その表現力でずば抜けていたと感じるのはやはり「頭文字D」のしげの秀一氏です。車などの静物を走っているように描くのは非常に難しいと言われ、実際に他のレース漫画を見ても全然迫力が感じられないのですが、「頭文字D」に関しては全く違和感なく車が走っている条件が読んでて浮かべられ、その表現技法は真面目にこの分野でトップであるという気がします。
 その走っているように見せる表現ですが具体的にいうと、まずは「ギュォォオン!」などの効果音を鳴らす、次に車体の輪郭をぼかして書く、でもって最後に効果線を描くというのが非常に役割として大きい気がします。この点、さっきの大暮氏の背景じゃないですが、輪郭を明確に描き過ぎるというのは動きのある絵にする上ではかなりマイナスになるのかもしれません。

 そのしげの秀一氏の今連載されている「MFゴースト」では最新のシビックタイプRが出たそうですが、今の時代はスポーツカーも少ないから車種選ぶのも大変そうな気がします。レース描写のよかった「カウンタック」という漫画では欧米系スーパーカーをガンガン出してたけど、公道レース的にはスーパーカーだとちょっとなぁ(´・ω・)

2021年12月9日木曜日

三菱、日産の軽自動車生産停止報道について


 上の車はBYDの「漢」というEVですが、マジこれは格好いいと思います。写真だと伝わり辛いけど車体はかなりでかく、これまでのやや安っぽい感じしたBYDの車とは一線を画してて、良い物を作ってきたなとひたすら感心しています(*´Д`)ハァハァ
 ちなみに搭載している電池は、構造体としても使用できるというBYD自主開発の「ソードバッテリー」です。中二病っぽいネーミングだけどBYDのセンスは良くなってきているという感じします。


 それで本題ですが、今日昼頃より読売など一部メディアから、三菱と日産の共同開発車である軽自動車3車種(「eKスペース」、「eKクロススペース」、「ルークス」)が今月より生産、販売を停止していたようです。停止理由について実際に生産を担当する三菱自動車側は取材に回答しなかったと報じられていましたが、一読してまた不正を行っていてバレたのではないかと疑いました。
 理由としては三菱がこの手の常習犯、というわけじゃなく、理由を明かさずに停止している車種がekシリーズ(ルークス)だからです。

 現在、ヤリスが売れまくったかと思ったら今度はカローラクロスが売れまくっているトヨタと違い、三菱と日産がまともに売れる車と行ったらガチで軽自動車しかなかったりします。ほかにもラインナップを揃えていますがぶっちゃけ本当に「揃えているだけ」で、毎月安定的な販売台数を見込める車と言ったらこの軽自動車シリーズしかありません。
 無論、軽自動車だと利幅がやや限定されますが(それでも昔に比べたら価格上昇によりかなり大きくなっている)、一定程度の台数を稼ぐことは工場の稼働率維持の上では非常に重要であるのと、川下のディーラーに現金を流す上で不可欠です。いわば軽自動車は今や三菱と日産の大動脈に当たると言っても過言ではなく、これ止めるっていうことはガチで動脈止めるのとほぼ同義です。

 なお三菱の場合は本当に軽自動車以外は物好きしか買わない車しかないです。日産に関してはノートとセレナはまだ一定の販売が見込めるかなとは思うものの、軽自動車なかったらディーラーの家系はかなりきついと思います。

 話を戻すと、上記のような事情から三菱と日産にとっては軽自動車は何が何でも生産販売を維持しなければならない車種であると自分は考えていました。それだけに生産販売停止と聞いて、最近話題の半導体不足による理由の可能性は低いと当初から見ていました。なぜなら、調達した半導体を優先的に回してでも生産しなければならない車種だからです。
 案の定、続報にて停止は部品不足などによる者ではないと報じられていました。となると、もう残っているのはやっぱり不正で、生産販売停止理由を明かさない上にリコール発表がないということは、前回の三菱の燃費不正事件同様にカタログスペックでなにかやらかしたのではないかと疑いました。

 そう思っていた矢先に日経の報道によると、衝突試験データが基準未達だったという続報が入ってきました。詳細に関してはメーカー側の発表を改めて確認する必要はあるものの、きちんと詳細を明らかにしない妙な態度からみて、日経側の報道が真実なのではないかと思われます。となると次は、基準未達は誰のせい?って話になってきますが、前科的にも開発担当的にも、やっぱ三菱なんじゃねと疑わざるを得ません。

 ちなみに今年3月に出した記事でも書いていますが、マジで三菱自動車は1日でも早くこの世から消滅してほしいと本気で願っています。ランエボの名でSUVで出すとかわけわかんないこと口にしだしたこともさることながら、前回記事でも取り上げた2000年頃のリコール隠し事件の集団的隠蔽行為はやはり許しがたく、こんなクソみたいな連中のために何人も死んで、何人も人生狂わされたのかと思うと本当にやるせないです。しかもあれだけの事件起こしておきながら、2016年にも燃費不正を起こし、内部通報まで握りつぶしていた経緯まで見ると、根っこから腐っているとしか言いようがないです。
 昔、三菱車が大好きだっただけに辛いことこの上ないですが。

 ちなみに上記内容を先月も久々に遭った知り合いに居酒屋で語り始めたら、「声でかい(;゚Д゚)」と止められました。けど、「(三菱自動車関係者が)いるんだったら出てこい!さっさとくたばれって直接言ってやる!俺が言ってやる!(# ゚Д゚)」などと吠えてました。

 どれだけ対策しても、自動車に関しては不具合による死亡事故が発生してしまうのはその利便性を鑑みるに仕方のない部分があるかと思います。しかし空飛ぶタイヤ事件に関しては、確実に事前に防げたと言い切れる不具合であり、またその後の顛末で自殺に追い込まれたディーラー関係者も少なくなかったと聞くだけに、これ以上犠牲者生む前に早く死んでくれと、今回の事件が不正であるかどうかに係らず三菱自動車に対しては願っています。

2021年12月7日火曜日

「など」と「等」はどっちを使えばいい?

 最近しょうもないことばかり書いているのでたまには世のため役に立つことでも書くことにします。ちなみになんでしょうもないことばかり書いてるのかというと、ガチで最近ゲームで忙しいせいです。詳細は言えないけど、多分自分の一生の中で最高のゲームを遊んでいるという気がします。

 話を本題に移すと、たまに「など」と「等」、この単語はひらがなと漢字のどちらを使えばいいのかという質問を受けることがあります。結論から書くと、ひらがなの方が有利だと自分は考えています。

 この「など」は具体名は出さないけど手前の名刺単語に類する、近い意味の名詞に相当する単語がその後に続くことを示す単語です。また手前の単語が例えとして出した単語であるということを示す意味でも使われます。日常生活の口語においても使用頻度が高い単語なのですが、日本語文章での表記では「など」と「等」という具合でひらがなと漢字での表記が両方とも存在しており、どっちかを優先して使うような指針も特にないため、個人や状況によってどちらを使うかは完全に裁量に任せられています。

 私自身、言葉というのはたとえ同じ意味であろうと、よっぽど混同しやすかったり表記し辛くない限りはなるべく幅が広い方がいいと考えており、「こういう時はこっちを使わなきゃ」なんて偉そうに言って表現の幅を狭めようとする輩は殺したいくらい嫌いです。ただこの「など」に関してはあまりにも指針がなく、どっち使う方がいいのとガチで聞かれるくらい曖昧なところがあるのと、冒頭でも語った通りひらがなの方が表現上で有利であることから、漢字を使っても別にいいけどひらがなの方が有利であるということはここではっきり示します。

 では何故ひらがなの方が有利なのかというと、これもあんま表立って教えられていませんが、日本語文章はひらがな部分で文節や単語を区切ることが多く、読み手に文章における区切りを意識させやすいからです。
 これは一体どういうことかというと百聞は一見に敷かずなので具体例を出すと、

・東京法制局局長級幹部会議は午後開かれる予定。

・東京法制局の局長級幹部会議は午後に開かれる予定。

 敢えて漢字でいっぱいな短文を入れましたが、動詞の「開かれる」を除くと使われているひらがなは「の」、「は」、そして「に」だけです。
 日本人はあんま意識していませんが、単語と単語がどこで区切るのかというと間にひらがなが入っているかどうかで判断する傾向があります。逆に、漢字が続いているとその漢字の末端までを一単語として捉えがちです上の文章だと「東京法制局局長級幹部会議」が一単語に見えます。しかし間に「の」が入る下の文だと、「東京法制局」、「局長級幹部会議」という二つの単語に分かれ、でもって読み手としては多分こっちの分割版の方が読みやすいし誤読することも少ないのではないかと思います。

 ついでに書いておきますが、私の感覚では漢字が連続する単語をさらっと読み取れるのは5文字まで、ギリ許されるのは6文字までだと思います。7文字以上も漢字が続くと明らかに読み辛くなり、読み手に負担がかかるため、分割が可能であれば上の例のように間に「の」を入れるなどして5文字くらいの二単語に分けた方が読み手にやさしいです。
 逆を言えば、あんま細かく読まれたくない箇所は意図的に長めに漢字を繋げるというテクニックもああります。

 話を「など」に戻すと、「カレーなどのインド料理のように」といった比喩表現で使う場合ならあまり影響ないですが、並列表現で使う場合だと上記の「漢字とひらがなの境目で区切る」が大きな意味を持ちます。早速具体例を出すと、

・火星、水星、木星など惑星は常に公転している。

・火星、水星、木星惑星は常に公転している。

 一見してわかる通り、漢字の「等」を使うとその前後の「木星」と「惑星」の二単語がそのまま漢字で連結されて、一読して読みにくい印象を受けます。逆に上のひらがなの「など」を使ったバージョンでは、その直前までは並列として挙げられている単語だということがはっきりわかり、その並列対象を総括する単語が「惑星」であることがはっきりわかって見やすいです。
 一応、漢字のバージョンも「~等の」という風に「の」を入れることで見やすくすることはできますが、それでも「木星など」と「木星等の」だったらやはり前者の方が速読とかしたりするうえでは有利な気がします。並列表現では単語がずらっと並んで漢字が多くなりがちなだけに、このようにひらがなの「など」を使う方が単純に有利かなと思います。ついでに書くと「等の」だと発音する場合は音の数も多くなってしまうし。

 逆に漢字の「等」はどんな時に使うのかですが、はっきり言えば文字数が制限されてたり、パワポなどで入力欄が制限されている場合にだけ自分は使っています。もしくは前述のように、読み手に深く読んでもらいたくない箇所を漢字で目いっぱいにする時くらいかな。

 ちなみになんでこんなことに意識を配るのかというと、やはり中国語で苦労しているというのが大きいです。仕事の傍ら、中国語文章を翻訳する機会も多いのですが、中国語の場合だと全部が全部漢字で、この手の単語同士の区切りを探すのがかなり難しかったりします。下手したら名詞と動詞すら判別できず、前の単語の漢字を変に混ぜて読んでしまって誤読したりすることも多いだけに、日本語の単語や文節の区切りでひらがなは重要だという風に気が付きました。
 マジで中国語はその辺、句読点でしか区切り部分を示す手段がないしなぁ。

 最後に、最初に表現は広い方がいいと言いながらですが、「遵守」と「順守」に関してはどっちかに統一してほしいですマジで。両者とも意味はほとんど同じなうえに発音も一緒で、なのに漢字だけ違うので、無駄に紛らわしいことこの上ないです。どっちがいいかというと中国語でも「遵守」が同じ意味で使えるので、「遵守」に統一した方がいいと密かに願ってます。
 逆に「敷衍」って単語が日本語と中国語で全然違う意味になり、中国語だと「ごまかす」、「やり過ごす」という意味で頻繁に使われるのが結構意外です。