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2023年11月14日火曜日

リサイクルショップはやっぱ増えてるみたい

 上海の自宅に戻って再び座卓でパソコンを弄るようになりましたが、その際に背筋を無理やり伸ばして姿勢矯正を行ったところ、背中から布団かぶったら布団が背中に引っかからず落ちるようになりました。ぶっちゃけ冬は猫背のほうが都合がいい気がする。

 さて以前にこのブログで、なんか撤退した家電などの量販店跡地が悉くリサイクルショップになっているとしたうえで、

街が廃れる
↓↓↓
お店が撤退する
↓↓↓
跡地にリサイクルショップが入る

 というサイクルを繰り返すことで、リサイクルショップが増えている街は廃れてきているという理論を提唱した私ですが、実際のところリサイクルショップは増えているのか気になりました。メルカリなどのだれでも参加、出品できるオークションサイトの普及により取り扱われる商品が増え、また業者もこぞって参加するようになっているから増えているのではないかと推測しましたが、調べてみたところ実際増えているようです。


 上記のリサイクル通信の調べによると、中古品売買業ことリユース業界の市場規模は2009年以降一貫して増えているとのことです。2008年がリーマンショックの年であることを考えると、2008年を除けばさらに拡大期間は増えそうですが、2022円の市場規模は約3兆円とのことで、2009年比で約3倍も拡大しているということになります。
 このリサイクル通信以外でも、恐らく引用元は同じだろうけど市場規模は約3兆円と述べているところは多く、また市場規模、ユーザー数、店舗数は拡大の一途を辿っているとしています。

 面白いのは2021年度調査の品目別売上高で、ほぼ全品目で売上規模が拡大しているにもかかわらず、ゲーム、書籍、ベビー用品の3品目のみ縮小となっています。ゲーム、書籍ともに電子版の普及が間違いなく原因で、ベビー用品は少子化が影響しているのでしょう。


 また上記記事では業界上位企業を紹介しており、それによると、

1位 ゲオホールディングス 1,684億円
2位 メルカリ 1,470億円
3位 ブックオフグループホールディングス 915億円
4位 コメ兵ホールディングス 711億円
5位 バリュエンスホールディングス 525億円

 となっています。このところ街中から店舗数が少なくなっている気がしますがブックオフはいまだ3位と大手の地位を保っていますが、本やゲーム以外も取り扱うようになっていると聞くだけに、まだまだこの順位は今後逆転が起こりうるでしょう。


 以上のように市場規模、店舗数などは拡大の一途を辿っているようですが、業界は若干競争過多にもなっているようで、調査年度が2018年度とやや古いですが倒産件数も増加しているとのことです。
 そもそもリサイクルショップは申請するだけで取れる古物商の免許さえあればすぐ開業でき、仕入れも極端な話、同業者から買い込めば開業時の在庫が揃えられるだけに参入が非常に容易です。またインターネットオークションの普及により既存店舗のシェアが小さくなっているであろうことを考慮すると、市場の拡大とともに淘汰も同時並行で進んでいるというのも理解できる話です。

 仮にそうだとすると、冒頭で挙げた町が廃れてリサイクルショップが増えるというサイクルには続きがあり、最後にはリサイクルショップも閉店するという結末があるのかもしれません。なんかFF5のネオエクスデスみたいだ。

 ある意味で、リサイクルショップが増えるということは中古品売買が増えていることであり、ごみ削減やもったいない精神の活発化と前向きにも見えるのですが、その一方で現状のように参入が容易だと質の悪い業者も増えていくのではないかという懸念があります。それだけにやや過剰に拡大していると思う節もあるだけに、リサイクル業開業についてはもう少し規制を設ける、または運営上の制限を増やして粗悪な業者対策を今からやった方がいいのではないかと思います。
 敢えてまた極端な話をすると、盗難品を買い取って現金化するマネーロンダリング業者も中にはいるでしょう。参入が容易であるだけに、こうした方面への対策は必要でしょう。

 前述の通り、中古品売買が増えることはごみや環境問題的にはプラスなだけにいいことっちゃいいことです。だからこそこの流れをよりいい方向に向かわせるためにも、今のうちにもう少し市場の秩序を高める努力を政府なり業界団体に期待したいところです。

2023年11月12日日曜日

熊が心底怖いと思ったゲームと漫画

 2020年2月に日本にいた際、テレビで見たニュースはほぼすべてコロナ関連、特にダイヤモンドプリンセス号に係るものしかありませんでした。それに対し先週までの日本滞在はどうかというと、クマクマクマこと全部熊で、なんか日本の話題をさらっているのが芸能人とかスポーツ選手じゃなく熊ってのが業が深いなとか思いました。もう流行語大賞もクマでいいんじゃないだろうか。

 その熊についてですが、かつて心底恐ろしいと感じさせられたゲームがあります。それはPSVitaで出た「忍道2」というゲームで、その名の通り忍者を使って敵の忍者を倒していくゲームなのですが、このゲームでは敵の忍者に交じって熊も出てきたりします。
 具体的には城の檻の中に入っていたり、野山で出くわしたりするのですが、普通の忍者は5、6回斬りつけるだけで倒せるというのに、熊はというと何十回斬りつけても倒れないほどめちゃくちゃタフに設定されています。そのため出会った当初、迫力あるけど何とかなるだろうとプレイの腕に自信のあった私はなめてかかったものの、何度斬りつけても倒れないのに向こうの一撃はこっちの体力をごっそり奪うほど重く、長びく戦闘で集中力が薄れていくやあっさりと熊の餌食となりました。

 その後、プレイヤーキャラの能力を高め、自分の腕が上がったころには割と楽に倒せるようになりましたが、サブミッションで熊と1対1で戦う面があり、そこに登場する熊は普通の熊の何倍も強いという恐ろしい敵でした。この熊には相当てこずったものの、最終的には地雷を設置しまくるという罠戦法により辛くも勝利を得ることができました。
 なおこの手ごわい熊を倒した後には「白黒はっきりさせましょう」という手紙とともに、パンダと戦うこととなります。あと敵がうろうろするところに熊放つと、割と楽しい光景が見られます。

クマ撃ちの女(くらげバンチ)

 以上のようにゲームを通して熊には忍者でも敵わないと認識していた私ですが、昨今の熊被害の拡大を受けてか、かねてより熊撃ち猟師を題材に取り上げていた上記の「クマ撃ちの女」という漫画を紹介記事で目にすることがありました。いま大きな問題となっているとともに熊猟の現状というのはどんなものかと興味を持って私も手に取ってみましたが、端的に言って面白く、プロの猟師らからも評価されているというのも納得のマンガでした。

 具体的な評価点としては主人公らをヒロイックに描かず、ともかく写実的に熊猟の現場について描写している点だと思います。鉄砲さえあれば余裕、というわけではなく、実際には急所を一撃で的確に狙撃しなければ熊の反撃によって死にかねないという厳しい熊猟について、時折目をそむけたくなるような激しい描写とともによく描かれています。これ見て猟師らも本当に命がけで熊撃ちをしているということがわかるとともに、人里へ降りてきた熊がどれほど危険なのか、素人目ながらその一端が垣間見えた気がします。
 同時に、熊問題については他人事のように思ってはならず、猟師にただ任せておけばいいなどという気持ちを持ってはならないというようにも感じました。もっと社会全体で議論し、どうやって熊被害を減らすかをみんなで考える時期に来ているような気がします。

2023年11月11日土曜日

日本で一番闇を感じた場所

 一昨日からすでに上海に戻りましたが、こちらもようやく秋の天気になったというか気温が落ちてきて過ごしやすくなっています。室温が20度前後が自分にとって一番居心地がいい気がします。

 でもって話は本題ですが先日まで日本にいて感じたこととしてつらつらこのブログでも触れていますが、全体としては何度も書いているように景気がいいように思え、心なしか待ち行く人も表情が明るかった気がします。それこそかつてのコロナ前であった2019年とか街を歩いている人に表情がなく、どことなく病んだ感じをした人が多かったように見え、その当時と比べると今の日本人は物価上がって苦しいと言いながらも前よりだいぶ幸せそうに見えます。まぁコロナ規制がなくなったことが一番でかいのでしょうが。

 ただ私がかつて見た病んだ人が全くいなかったわけではなく、吉良邸跡地を見るために両国周辺を歩いた際、街中で電話しているサラリーマンたちははっきり言って病んだ顔してました。しかも電話の声も調子が外れているというかやたらめったらでかい声で、それでいてアクセントが単語一つずつずれているような感じで、見ていて少し不安に感じる人がマジで多くいました。
 近くの浅草に入ると観光客が多いこともあってそうした病んだ感じの人は見なくなりましたが、やっぱ働いている人なんかにはまだ病んだ感じの人が多いのかもしれません。

 その両国と並び、今回凄い闇を感じた現場というのはほかならぬリサイクルショップでした。

 うちの意地でもT-34のプラモを作ろうとしない親父とともに家の整理で出てきた古着や家具などを処分するためリサイクルショップに入ったところ、店内に一歩入るやはっきりわかるほど陰鬱な空気を感じ取り、敢えて比較するならドラクエ4のアッテムトのような雰囲気を感じました。店の奥に進んでもそれは同じ、っていうかますます深くなるというか、店員らもなんか表情がなく、声も調子が外れてて、早く出たいという気持ちを正直に覚えました。

 前に書いた記事で、いま日本は家電などの量販店跡地がみんなリサイクルショップになっていると指摘しましたが、この拡大の背景としてはメルカリなどのC2Cというか個人売買が普及し、それに対応して店側もネットで中古品を売買しやすくなったことがあるのではないかとみています。実際上記の訪れた店も、店舗こそ構えているものの商品の中には「メルカリ売約済み」などと札の張られた商品もあり、実際には商品のほとんどはネットで売買している感じでした。

 拡大しているんだからさぞや景気もいいだろうと思っていたところ上記のようなありさまで、競争が激しいのか単純にいろいろ切羽詰まった人ばかりが売りに来るのかわかりませんが、ともかく店の雰囲気としてはアッテムトでした。以前の日本ならこうした雰囲気が日本中に満ち溢れていましたが、比較的明るさを取り戻した現在においてあの言いようのない不安になる空気をまた感じさせられた当たり、中古品売買業界の闇は深いのかもしれません。

2023年11月9日木曜日

しゃっくりは胃薬で治るか?

 昨夜、2時間のディレイを経て上海の自宅に戻って一服したところ、なんかえづいた後から急にしゃっくりが止まらなくなりました。一晩寝て一時は治ったかと思ったら会社に着いたらまた再発して、会話中とかにしゃっくりが出ると発音が止まるだけに鬱陶しいと感じていました。

 そんなわけだから仕事もそっちのけでしゃっくりの治し方とか調べていたところ、いまだその発生メカニズムは解明されてはいないし、原因はいくつかあるなどと書かれていたものの、どうも胃酸が逆流して食道に届き、食道を刺激することでけいれんが起こるという説が強いそうです。
 この説明を見て、正直思い当たるところがありました。前述の通り昨夜にえづいた時からしゃっくりが起こっており、また実感的にもなんか食道に少し詰まったような感覚もあります。

 なお昔あった「ついでにとんちんかん」という漫画で体を小さくしてある人物の体にもぐりこんだところ、食道のあたりでは食事を提供する食堂になっていました。

 話を戻すとこの説明を見て、胃酸が逆流してしゃっくりが起こるのであれば胃を整えればしゃっくりが止まるのではないかと考え、たまたま今日鞄をあさっている最中に奥底から太田胃散を発見したので、それをそのまま迷わず飲み込みました。そしたらマジでしゃっくりがすぐ止まりました。
 ただ、しゃっくりが止まった瞬間からガチで胃が痛くなってきました。胃薬を飲んだのに何故逆に胃が痛くなるのかと思う反面、これまで胃が弱っていたにもかかわらず痛みを認識せず、それがしゃっくりとなって出てきていたのではないかとも思いました。決して見つけた太田胃散が、10年以上前に買ったからとかじゃなく。

 その後、しばらくしゃっくりは止まっていたものの家に帰ったあたりからまた復活しました。っていうかしゃっくりなんて年に1回あるかないかなだけに妙にかったるいです。
 なお胃に関してはマジで自分の胃腸はピクミン並みに弱く、ちょっとでも暴食するとすぐダメになります。昨日まで日本滞在中は暴食するようなことはなかったものの、普段上海で食べられないものが自由に食べられることから、せんべいを20枚くらい食べたりするなど食事量は普段より多かったと思います。それが少しずつ胃に負担をかけていて、今顕現してきたのかもしれません。

2023年11月7日火曜日

世帯年収の増加に伴う消費対象の変化

 今日昼寝したのにもう眠いのでぱっぱと書こうと思いますが、かつてと比べると日本において専業主婦というカテゴリーが減少しているといわれています。単純に生涯独身率の増加もありますがそれ以上に結婚後も勤務を続ける女性が増えており、その結果として一人当たり勤務者の収入は減りつつも、夫婦揃っての収入にあたる世帯年収は近年増加傾向にあるといわれています。

 その結果として、やはり依然と比べると夫婦共有財産ともいえる住宅の消費がかつてと比べ拡大しているように見えます。単純にタワマンをはじめ高額であるほど住宅の売れ行きがいいとされ、また戸建ての売れ行きもぱっと見悪くなさそうな感じがします。

 結論を書いてしまうと、一人当たり収入が減った結果として全体の消費はやや低調であるものの、住宅や自動車をはじめ、価格帯が大きく家族間で共有するような商品は世帯収入の増加を受けて拡大しており、この傾向は今後も続くように見えます。その逆に家族間で共有されず個人に限定して消費されるランチ代などは、今は物価高騰を受け拡大してるでしょうが、今後さらに先細る可能性もあるように見えます。
 改めて過去を振り返るとなんだかんだ言いつつ結婚、出産後も働く女性が増え、女性の社会進出はいまだ日本は中国などに遅れてはいるものの、かつてよりは進んできているなとも思えます。伸びしろはまだあると思えるだけにこの傾向はもうしばらく続くでしょうが、生涯独身率がこのまま高まれば世帯年収の伸びは途中で止まる可能性があり、この辺で政府はどのように考えているのか担当者がいれば聞いてみたいものです。

2023年11月6日月曜日

埋まらない電車内広告

 今回の日本滞在中に山手線に乗ったところ、電車内広告が広告欄全てを埋めておらず、一部で空きがあることを見つけました。これは少なくとも過去自分が乗ってきた中で史上初であり、広告業界もとうとうここまで来たかという感があります。
 山手線以外であれば、車内広告が埋まっていないことは過去、っていうか10年くらい前の段階でも目撃しています。しかし利用者数で抜群の運送力を誇る山手線で車内広告が埋まっていないのは前述の通り初めてで、スポンサーがここまでつかない時代を自分の代で見ることになるとは予想もしていませんでした。

 車内広告が激減した理由は大きく分けて二つあり、一つはスポンサーの広告出稿意欲が下がっていること、二つ目はスマホの浸透によるものでしょう。かつてと比べ新聞やテレビ広告も大きく市場が縮小しており、看板をはじめとする実体広告に至っては言わずもがなです。その代わり浸透してきているのがスマホを中心としたWeb広告であり、特に電車内においてはかつてはただ風景を眺めるしかなかった空間が、スマホによってオンデマンドでニュースやサイトを閲覧することができ、視線的には車内広告よりもWeb広告に目が行くようになっています。

 実際どれだけの売り上げなのかはやや図りかねますが、この車内広告の激減は鉄道会社にとってもかなりの痛手になるのではないかと思います。その痛手はどこで補填するのか、乗車料金に反映されるのかという話にもなってくるだけに、果たしてこの現状は利用者にとってもいいことなのかとやや思案に暮れるところもあります。特に地方鉄道に至ってはただでさえ存続が危ぶまれる状態に陥っており、広告のあるなしは生き死にをも左右するのではないかと思います。

 なお山手線に関しては全部は埋まってはいないものの、一応8割がたは埋まっています。とはいえかつて中吊り広告の主役といった週刊誌の広告はかつてと比べると少なく、それも両面ではなく片面だけというパターンも多いだけに、実質的には往年と比べ5割くらい全体広告収入が落ちているのではないかとみています。
 一方、山手線以外の路線に至ってはほぼ全部自社広告という車両が目立つ、っていうかほとんどです。かえってローカル線のほうが地元の病院とかが広告出してて多いように感じるほどですが、たぶんこのままいくと車内広告は病院か人材会社の二択になっていくのではないかと予想しています。

2023年11月5日日曜日

日本で一番気になったのは飲料

 今週中にはまた上海に戻る予定ですが、知人から頼まれたお土産品をどう持ち帰るかで悩んでいます。以前友人にも言われたけど運び屋ともはや変わらない(;´・ω・)
 話は本題ですが物価高騰がこのところ取り上げられる日本において、今回一番気になったのは飲料でした。

 基本的に円安の恩恵を受けるため毎日セブン銀行で人民元をせかせか1日10万円を課金し続けるためコンビニで売られている飲料を観察していますが、100%果汁飲料の値段が明確に高騰したなと最初に感じました。かつてはそれこそ1パック100円程度とほぼ最安値だったのが現在はどの店も180円前後、しかも量も400mlなどと抑えられて売られており、生鮮品の価格が高騰しているのだなと感じさせられます。
 なお中国では以前から100%果汁飲料のほうがコーラなどの清涼飲料より高く、「日本では逆なのに……」と自分は思っていました。現在は日本も中国も果汁飲料のほうが高くなったわけで、逆に今まで何故日本では安かったのかが気になるようになっています。

 次に未定的になった点として、取り扱われる飲料の種類がかつてと比べて大きく変わっている気がします。箇条書きで挙げると以下の通りです。

・お茶系飲料が増えている
・味付きサイダーが増えている
・エナドリ系が減っている

 お茶系、特に紅茶に関しては従来からあるレモン、ミルク味のほか、フルーツグレーバーの紅茶飲料が依然と比べ急激に増えた感があります。BOSSブランドもかつては缶コーヒーだけだったのに今や紅茶でも展開されてて、しかもよくわからないフルーツフレーバーで売られており、なんというかBOSSのブランドイメージがよくわからない方向に来ている気がします。
 そうした紅茶系飲料と同様に、炭酸飲料もなんかグレープ味のサイダーなど味付きサイダーがやたら増えた気がします。所詮はサイダーなので買って飲んでみてもやはりサイダーに過ぎず、あまり飲んでて満足度は高くありません。

 以上二つの動きを見ていると何となくコスト削減のため取扱品種を少なくしつつ、既存飲料をフレーバーだけ替えて種類を多く見せようという戦略なのかなと類推しています。ただかつてと比べると明確に飲料の種類が減っているように思え、数日間コンビニに通うともうこれはと思う飲料がなくなり、選択の幅が狭まっている感が強くあります。

 そんな飲料種類の縮小のあおりを最も受けていると思うのが、モンスターをはじめとするエナドリ系です。自販機などを当たればオロナミンCやデカビタCなど定番商品を見つけますが、何故かコンビニではこれらのエナドリ系がおいておらず、最初はもうこれら商品がなくなったのではないかと勘違いしました。

 以上の通りでオチらしいオチもないですが、たかが1年とはいえ店頭における飲料のラインナップがかなり変わってきていることに驚きを覚えています。中国なんかだと300~400円くらいするややプレミアムな飲料もコンビニで置いてあるのですが、日本ではそう言った商品が少なく、正直言って中国の日系コンビニ以上の商品幅が今や狭くなっているとすら感じます。これがいいことか、悪いことかはやや判断しづらいですが。