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2009年11月16日月曜日

新型インフルエンザについて

 今年のユーキャンが主催する流行語対象の候補が先日発表されましたが、私の目からするとそのどれもが流行したと言えるのか、ちょっと微妙なものばかりだったような気がしました。この前に見た音楽CDの売上げが十年前の何十分の一になっているというニュースを紹介していた掲示板にて、塾講師をしている人が最近の小学生の間で流行歌がないと言っていましたが、なにか一つのものに全体が食いつくというものがこの流行語においても年々なくなっているような気がします。

 それはともかくその流行語の候補の中に、「パンデミック」という一語も混ざっておりました。この言葉の意味する所は言うまでもなく新型インフルエンザの大量感染のことで、毎年のインフルエンザ感染者数のピークは12月から1月にかけてに現れるところ、今年は10月の時点で例年のピーク時の感染者数を超えているそうです。あまり周りで観戦したという話は聞かないけど、それだけ流行っているのかなと私は思っていたら……

感染してました( ;´Д`)

 一昨日から発熱して昨日はそれこそブログもかけないくらいに衰弱し、熱が大分下がった今日に病院に行ってみたら案の定A型だと医師に診断されました。今日なんか咳が出るくらいでまだ元気ですけど、昨日は38度後半まで熱が出た上に文字通り布団から起き上がることもままなりませんでした。
 人生、他人事だと思っていたら自分の身に降りかかってくるとはこういうことだと思い知らされました。なお周りからは自宅謹慎を言い渡されましたが、多分家にいる分には元気なのでブログは明日からも書き綴っていくと思います。

2 件のコメント:

SOFRAN さんのコメント...

何と、花園さんまでが。お大事にしてください。 話題は変わりますが、昨日夜9時のNHKスペシャルのリーマン予想に格闘した数学者達のあれこれを扱った番組は、興味深かったです。リーマン予想というのは、「ゼータ関数の自明でない零点sは、全て実部が二分の一の直線状に位置する」というものですが、これを読んでも、私にはちんぷんかんぷんなのですが、つまり素数の法則性に対する仮説というべきものでしょうか? 私は、どちらかというと、数学が苦手で、特に高校からの数学になると無知に等しいです。それでも、中学生の頃は、秋山仁やピーターフランクルさんの本を読んで、数学を好きになろうと努力したものです。 昨日の番組を見て思ったのは、やはり数学という学問は諸科学の土台ともいうべき重要な学問なんだなと。番組に出ていた数学者の言によれば、素数の秘密が解ければ、自然界や宇宙の真理が解けるということで、いたく感心しました。 

花園祐 さんのコメント...

 素数はよく数学の中で真理に最も近い謎だと言われていますね。

 実は私もタイミングよく、同じく数学の話を今日仕入れてきました。先月の週刊新潮に載った藤原雅彦氏の一コラムにて、これまで難問とされていたある数学の難問をある数学者が200枚にも及ぶ原稿で証明したところ、その中のほんの1枚に穴が見つかったそうです。その数学者それから一年もかけてその穴を修正してのけて、今度は完璧な証明をしてのけたそうですが、如何にアフターケアが大事かと藤原氏はこの話をまとめていました。