先週、例の上海人と一緒に居酒屋の鳥貴族にいったという話を紹介しましたが、その時の店内で一生深かった出来事がありました。当時お店に入ったのは午後八時半くらいでしたが、店内で聞こえる店員の声というか発音がやけに懐かしい響きがしたというか、中国語訛りの日本語がよく聞こえてきました。更に耳を澄ませるともう日本語を通り越して店員同士が中国語で話し合うシーンもあり、以前からもそうでしたが夜間帯の居酒屋は外国人留学生がアルバイトの主役であるというのをまざまざと見せつけられたわけです。
そうした環境に無駄に対抗しようと私と上海人も途中から中国語を交えた会話をし始めたのですが、ある程度話し終えて食い終えて店を出ようと会計に向かったところ女性店員から、「中国人なのですか?」と、ちょっと外国語訛りの日本語で聞かれました。私はこの時、この人もきっと中国人なんだろうと思って、「ちゃうで、俺は日本人やけどこっちは中国人やねん」と中国語で答えたら、「あの、すいません、意味が分かりません(>_<)」と言い返されてしまいました。改めて聞き直すとその人は中国人ではなくベトナム人で、今思い返すだに失礼なことをしてしまったと反省する限りです。
更に詳しく話を聞いてみると、我々の予想通りにその店のアルバイトは中国人が大半だそうで、むしろ明らかに日本人アルバイトの方が少ない状態でした。そんな一件があったことから店を出た後、そのベトナム人の女性店員といい意外に日本の居酒屋はグローバルだというようなことを上海人と話しつつ上野の夜を練り歩いたのですが、改めて考えてみると不思議な状態な気がします。
ほかの国でもサービス業など低賃金のワーカーには外国人の出稼ぎ労働者が多いということはある程度共通しているでしょうが、日本の居酒屋といったローカルな形態の飲食店に外国人がたくさん働いているというのは奇妙な感じにも見えます。言うまでもなくこうなるのは日本人アルバイトは夜遅くまできつい仕事をしたがらないためこうした居酒屋バイトがこの頃敬遠されがちということが大きいのでしょうが、一つ視点を変えてみるとかえって日本国内でグローバルな空間と呼べるのはこうした居酒屋なのではないかとも言えるわけです。
もちろん働いている最中の外国人アルバイトに根掘り葉掘り聞いたりするのはご法度でしょうが、こうした状況をもっと日本の国際化に使えないのか、何かコミュニティに変えられないのかとちょっと考えたりもします。あとこれは社会学的な意見となりますが、こうした外国人アルバイト同士の横の関係はどうなのか、中国人とかベトナム人とかが一緒の職場でどんな交流しているのかとかにも興味があって可能ならば調べて論文とか書いてみたいわけです。
銭湯から帰ってきて妙なテンションのまんまで書いているため文章が非常に荒れていますが、ローカルな場所が意外にグローバルだったということを書きたいため、一筆したためました。
2 件のコメント:
Vietnam女性がCuteですので、Vietnam妻も悪くないと思われます。
ベトナム人は小柄でいいって、前の会社の人が言ってた。
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