2016年8月3日水曜日

リクルートスタッフィングへの取材とやり取り

 昨夜同僚たちとともにビアガーデンに行ったらステージ上で何やら催し物が行われており、「一気飲み大会」だと思った同僚の一人が参加したら、実際は女性をお姫様抱っこしながらスクワットを競うイベントでした。しかもその同僚は中国語がわからなかったことから一番デカい女性をあてがわれ死にそうになりながら帰ってきましたが、同僚曰く、「あの女、60kgはあったぞ」だそうです。

 話しは本題に入りますが私は先週、「リクルートスタッフィングがマージン率を公開」という記事を書き、見出しの通りこれまでマージン率をホームページ上で公開してこなかった派遣大手のリクルートスタッフィングが公開に転じたという事実を報じると共に、今年一月に私がマージン率調査を行った際にデータを請求したところ何も返事がなかったということと、先週水曜日に諸々含めてあれこれ質問する問い合わせをホームページ上で行ったが営業日二日挟んでも何も返事なかったという事実を書き記しました。
 先週水曜の問い合わせについてはもう少し待ってもいいかなと思う反面、そもそもそんな回答に時間かかるようなきわどい質問は送っていないという意識があったことから、「なんで二回も無視すんねん」と納得がいかず、なんていうか少しジャーナリスト魂がうずきました。それで何をしたのかと言うと、一昨日の月曜日にわざわざ上海から電話をかけ、直接リクルートスタッフィングに電話取材を行いました

 結論から言うと、月曜日に電話をかけて広報部につないでもらったところ、担当者が今不在だからすぐに折り返すと言われ、電話だと世を忍ぶ仮の現地採用の姿があるためメールで返信してもらうよう伝えただけですぐ終わりました。ただそれから今日にいたるまで毎夜メールの往信を繰り返しており、そこそこ内容もまとまったのでこうして放出できるようになりました。
 今回、私がリクルートスタッフィングに尋ねた内容は以下の二つの質問です。

Q1、何故今回、マージン率の公開に転じたのか?
Q2、どうして1月の私の問い合わせを無視したのか?

<Q1への回答>
 1番の質問については即日回答がもらえ、昨年改正された厚生労働省発「派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針」、言い換えれば派遣元へのガイドラインにて、

「特に、マージン率の情報提供に当たっては、常時インターネットの利用により広く関係者とりわけ派遣労働者に必要な情報を提供することを原則とすること。」

 という文言が加えられたことについて対応するためだったそうです。この文言は上のリンク先PDFの末尾の項目に書かれてありますが、こういうの出てたっていうのは今の今まで知りませんでした。公開しないことへの罰則は未だにありませんが、公開していないところにはガイドラインではっきり出ていると強気で押せるようになったというわけで来年の調査シーズンが待ち遠しいです。
 なお個人的には、「派遣先、派遣労働者の方々への利便性向上のため!」とかいった威勢のいい言葉が出てくれればいいなぁとか思ってましたが、結構事務的な回答で終わっちゃいました。まぁ無理矢理言わせたら元も子もないけど。

<Q2への回答>
 次にQ2についてです。
 この件に関しては少し背景があり、というのも私は今年1月に派遣大手各社へ一斉にインターネットを通じてマージン率データを請求し、メイテックさんやザアールさんみたいに即日で返信くれたところもあれば遠回しに拒否するところもあり、また返信すら一切寄越さないというところも一部、っていうか半分くらいに無視されました。特にフルキャストとかスタッフサービスなんか問い合わせを受け付けたという自動返信メールが来てるんだから受け取ってないはずがないというに、来年覚えとけよあいつら。
 半数位に無視されたこともあって、恐らくマージン率をなるべく公開されたくないため意図的に無視されたのだろうと私は考えましたし、スタッフサービスに至っては間違いなくそうだと言えます。なもんだから、同じように返信くれなかったリクルートスタッフィングにも正直言って強い敵意を覚えました。

 またもう一つ、後日知人がリクルートスタッフィングにマージン率を請求した所、なんとその知人はすんなりとデータを受け取ることが出来ました。なんで私だけハブられなきゃいけないんだという不満から先週に送りつけた問い合わせでもこの件について尋ねましたが、結果は上記の通り電話するまではなしのつぶてで、だからこそ先週土曜にこの件で愚痴った記事を書いたわけです。

 そうした背景をざっと説明した所でリクルートスタッフィング広報とのやり取り話に移りますが、まず電話した時点で自分が先週水曜に行った問合せを把握しているかと尋ねたところ、それについては把握しているとその場で返事もらえました。そしてその当日に来たメールでは回答が遅れたことを詫びる内容と共に、今年1月のデータ請求に関する私の問い合わせは把握していないという返事も入っていました。
 ただ、この一回目の回答を見てすぐにはその言葉を信じることは出来ませんでした。仮にデータ請求の問い合わせを無視した件について問い詰められ、「はい、無視してました」と素直に認める広報なんて三菱自動車を含めてまずいるとは思えず、把握していないと言ってごまかそうとしているのではと疑り深く考えたわけです。

 そこで証明の根拠としてこれまでに行ってきたデータ公開の実績を示してほしいと私の方から提案したところ即日で返信があり、去年の実績として以下の数字が出されました。

<2015年のリクルートスタッフィングのマージン率データ公開実績>
請求件数:47件(内訳:派遣登録者;37件、非登録者:10件)
※上記全ての請求に対してデータを公開

 内訳について補足するとリクルートスタッフィングの問合せページには派遣登録者であればその登録番号を入力する項目が設けられており、これを見て私は、「自社の登録者だけにデータを公開しているのでは?」と思ったことから、請求者の属性も出すようあらかじめ求めていました。そうして出されたこの結果ですが、マージン率自体あまり知られていないこともあって実態としては大体こんなもんじゃないかなと思う数字であり、非登録者の割合も可能性としては三分の一以下と踏んでいたことから大体納得できる数字です。
 そのように納得できる数字であることから「登録者にだけ公開」という疑念は捨て、引き続き何故1月の私の問い合わせは届かなかったのかについてやり取りを続けました。

 問い合わせが届かなかった件についてリクルートスタッフィング側から、具体的な問い合わせ日時を教えてほしいと連絡があり、私もそれにすぐに返答しました。そして翌日、リクルートスタッフィング側より私が問い合わせを行った日の前後のアクセスログを確認した所、それらしいログが見つからなかったという回答を受けました。もちろんこれも真実であるかどうかについて一定の議論の余地がありますが、一方でそれよりほかに証明手段があるかとなるとまた微妙で、落としどころとしてはやはり送受信のいずれかにエラーがあったと考えるべきだという結論に至りました。
 向こうの担当者にも伝えましたが、きちんと問い合わせが届いてデータが公開されていればこっちも持ち上げて記事を書けただけに、なかなか不幸なすれ違いであったようにも思えます。

 以上が主なやり取りとなり、一月の件に関しては残念なものであるものの、今回に関しては一応真摯に対応はしてもらえました。もっともあんな質問くらい即日で返してくれたっていい気はしますが(ヽ'ω`)
 どちらにしろリクルートスタッフィングもホームページ上でマージン率公開を行うようになり、既に公開しているアデコ、インテリジェンス、テンプスタッフより遅れたもののその情報公開姿勢については高く評価したいです。マージン率の公開が進むことにより競争原理が働き、やや過剰とも思える業界の再編にもつながっていくことこそが派遣業界にとって望ましい姿であると考えており、他の大手や中小もリクルートスタッフィングに続き公開へ転じていってほしいというのが偽らざる気持ちです。

 もっともどこも公開しちゃったら、多分私の調査記事もアクセス減るだろうなと思うと少し複雑です。公開されていないからこそ価値がある情報ってのもあるし。
 なお、リクルートスタッフィングは私の調査記事については把握していなかったそうです。てっきり派遣業界の人は多かれ少なかれ読んでるかなと期待してましたがちょっと図に乗ってたようで、しょせんは井の中の蛙に過ぎなかったようですつД`)

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