・宮城事件、玉音放送阻止へ偽命令 元近衛兵「慙愧に堪えない」(福井新聞)
本題と関係ありませんが今日目を引いたニュースです。宮城事件については「日本のいちばん長い日」を参照してもらいたいのですが、この事件の当事者がまだ存命だったということに驚愕しました。と同時に、末端の近衛兵へは定説通りに処分などなかったんだなということを確認しました。
話は本題に入りますが、少し古いですが2004年に「ヴィレッジ」という映画がありました。どういう映画かというとネタバレしたら面白さが一気になくなってしまう「シックス・センス」などと同系列の映画で、ホラーかと思ったらちょっぴり不思議なオカルトファンタジー映画だったこともあって前評判と比べての公開後の評価はそんな良くなかったと聞きます。私も見た感じ、個々に光る点は感じますがこうした評価に同意です。
そんなこの映画を何故ここで取り上げるのかですが、見終わった後も序盤のワンシーンがずっと目に焼き付いて離れないからです。それはどんなシーンかというと、ネタバレしても大丈夫な個所なので以下に紹介します。
場所は18~19世紀の農村らしき場所で朝のお祈りの後、仕事をしながらある娘が村長やってる父親に、「私、好きな人が出来たの(∀`*ゞ)エヘヘ」と打ち明けます。その相手はホアキン・フェニックスが演じる村の青年でまだ恋心を打ち明けていないことを父親に告げると、相手にその気持ちを伝えるまでほかの誰にも言っては駄目だよと諭されます。それを受けてかその村長の娘はすぐ小屋で一人で作業をしているホアキンを訪れると、
「( ・∀・)ノ<こんにちはルシアス(ホアキン演じるキャラ)、あなたにお話したいことがあるの」
「( ゚д゚)<……………」
「(*´∀`)<あなたを愛してる……愛してるのよ」
「( ゚д゚)<……………」
「( ゚∀゚)<何よりも確かな気持ち!太陽と月よりも愛してる!あなたも同じ思いならもう隠さないで!」
「( ゚д゚)<……………」
「( ゚∀゚)<愛は天の賜物よ!感謝しなくちゃ!」(段々テンションアップ)
「( ゚д゚)<……………」
「(゚∀゚)<大きな声で感謝を表すのよ、ありがとうって!」
「( ゚д゚)<……………」
「(゚∀゚)<ありがとう!ありがとう!」
「( ゚д゚)<……………」
~場面が切り替わり~
「。゚(゚´Д`゚)゚。<ウエェェェェン!」(ベッドで妹に抱かれながら)
娘役を演じるジェイン・アトキンソンの終始ハイテンションな演技に対しホアキンのやたら無表情な佇まいとの対比がなんか凄まじく、英語版で見ると「It's love!」と「Thank you!」を何度も絶叫しており、何故かこのワンシーンだけ繰り返して見ています。実際、このワンシーンだけでもこの映画は見る価値あるでしょう。
なお主人公は振られて帰ってきたお姉ちゃんを慰める盲目の妹で、この役は「ジュラシックワールド」でヒロインを演じているブライス・ダラス・ハワードがやっています。最初、「ジュラシックワールド」を見た時にどっかで見た様なと思ってましたが、この「ヴィレッジ」のヒロインと「スパイダーマン3」のグウェン・ステイシー役を演じている人でした。ヴィレッジはともかく、ほかの二作品ではかなりお色気むんむんな演じ方する人だなと個人的に見ています。
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