2017年1月20日金曜日

最近好きな俳優

 また例年の如く同僚から、「寒くないの?」と言われるようになってきました。決して誇張ではなく、今までの人生で一度も背広の上にコートを着たことはなく、今後もずっとこのスタイルが続くでしょう。

 さてあまり書く話題もないので俳優について少し書こうかと思いますが、昨年の大河ドラマ「真田丸」は近年の大河としては比較的高視聴率で終わったと聞きます。生憎私は見ていないのですが真田丸と同じ三谷幸喜氏が脚本を書いた大河ドラマ「新撰組!」は学生時代に通してみており、この時によく友人らとの間で、「一人飛び抜けた俳優がいるよね」と話していました。想像がつくでしょうが、その俳優こそ真田丸で主演を演じた堺雅人氏でした。
 新撰組!では堺氏に限らずとも三谷氏がその人脈を使ってかき集めただけあって実力ある俳優(主役に関しては目をつむりました)が集まっていましたが、その中でもそれ以前には知名度があまり高くはなかった堺氏が確実に頭一つ抜けており、一体こんな俳優がどこに隠れていたのだと当時よく話していました。演劇をしていた先輩はさすがにその道とあって堺氏の事を知っており、テレビにはそれほどでないが舞台俳優の中では伝説の人だと当時話していましたが、現在だと「半沢直樹」を筆頭にテレビや映画で引っ張りだこなため、十年一日な感じも覚えます。

 そんな堺氏も凄いと思うものの、地味に今一番評価している俳優は誰かといったら真田丸でお兄ちゃんの真田信之を演じた大泉洋氏です。かつては「ゲゲゲの鬼太郎」であのねずみ男を演じただけあって堂々たるキャリアの持ち主ですが、実はこれまで彼の演技はそれほど見たことがなかったものの、前に「アイアムアヒーロー」という漫画原作で大泉氏が主演を張った映画を見る機会がありました。
 元々の大泉氏の出で立ち近い感じがする役とはいえ、一言でいえば生き写しでした。漫画自体はそれまで読んだことがなかったものの、ネットで漫画の絵と大泉氏の映画の中のシーンを比較する画像を見たところ有り得ないくらいに一致しており、またその細かい表情の使い分けなども、他の俳優を明らかに食ってしまう演技ぶりで見ていてずっと舌を巻いてました。

 特にこの映画で主人公の男は時折妄想をする癖があり、現実とは違ってかっこよくヒロインを助けたりする妄想をするとこも映像化されているのですが、そのかっこいい姿の妄想とやや情けない姿の現実での表情の違いなど、これが同じ人が演じているのかと思うくらい異なっています。この辺の見せ方は大泉氏の演技もさることながら、カットの切り方に監督の妙を感じます。

 前まであまり演技とか細かく気にしていませんでしたが、やはりこの「アイアムアヒーロー」を見て二枚目よりも三枚目を演じる方が明らかに難しく、それを演じこなす俳優はやはり偉大だと思うに至りました。なおこの映画ではお笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雄氏も出演していますが、演じる役がキャラクターがあっているというのもあるものの、地味に演技がめっちゃうまかったです。芸人やるより俳優のが向いてるんじゃねぇかと正直思います。

2 件のコメント:

コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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