先日就任式を終えた米国のトランプ大統領についてこのところ様々な報道が飛び交っています。Yahooニュースなどをみるとトランプという名がついた記事見出しが五月雨の如く表示されており、彼の名を見ないで済む日は今後しばらくはないでしょう。
そんなトランプ関連の報道を見て私が感じることをありのままに述べると、「あいつは今どうしてるんだろうか?」ということでした。
・トランプマン(Wikipedia)
覚えている人も多分多いのではないかと思いますが、テレビ番組「なるほどザ・ワールド」に90年代レギュラー出演していたマジシャンです。今時分、デーモン閣下と鉄拳くらいしかやってないような顔面白塗りに妙な眼鏡をつけ、その芸名の通りにトランプを使った手品を番組後半のクイズコーナーで毎週披露していました。
未だに彼の事を思い出すのはやはりその印象が強かったせいだと思いますが、見かけ以上に番組中では一切何も話さず、黙々と手品を見せるその仕事人っぷりが非常に見栄えがよかったと記憶しています。実際には隠し芸番組などの指導役となる際には少し喋っていたそうなのですが、寡黙なマジシャンというのはそれだけでも存在感が際立ちます。
っていうか全くトランプ大統領と関係ないじゃんとか言われそうですが、こうも毎日トランプトランプという文字を見せられて私の中で浮かんできたのはこのトランプマン以外いませんでした。
・謎のマジシャン・トランプマンが“日米トランプ”会談を熱望(スポーツ報知)
などと思っていたらスポーツ報知がまさに私の思いを代弁してくれるかのようにトランプマン本人に米大統領選の直後にインタビューをしてくれていました。またトランプ大統領へのコメントも地味に知性を感じさせる落ち着いたもので、「ああ、これやっぱりトランプマンだよ」と変に懐かしさがこみ上げてきました。
もし仮にトランプ大統領が日本に来ることあれば、是非ともこのトランプマンにお迎えさせてもらいたいものです。それにしてもこのネタで記事一本本気で書く当たり自分も色々とおかしいなという気がします。
4 件のコメント:
お久しぶりです(^^)
超遅くなりましたが本年も宜しくどうぞm(__)m
文中に感じるのですが、ひょっとするとという
勝手な予測になりますけれども、
トランプ氏改めアメリカ トランプ大統領について、
花園さんも私と同じ「もうちょっと見てから判断すべき
人物ではないか・・・」という思いなのではないかと。
客観的に見てみると彼の嫌われ報道がされる度、
国民の中に妙な結束力のようなものが、
芽生えつつあって皮肉なことにアメリカ人たちが、
「ファッショ化」していく様がみられるので、
これはコレとして注視していかなければいなけいかなと。
この手口ちょっと「似てるんですよね」。
アンチを束ねるだけ束ねて、
ある時ポン!「大仕事」という
ジョーカーをぶち込んでひっくり返す。
「大富豪」の革命の要領と同じ。
どう考えても間違っていることも「革命」によって、
「本当はこのオッチャンまともじゃんか!」となった時、
ひとたびそれが「正義」となってしまう恐ろしさを、
ここで、ちょっと確認しておきたいなと思い、
今回コメントさせていただきましたが、
花園さんの大統領としてのトランプ評も追々、
拝見したいと思っておりますので、
機会ありましたら是非ともご一筆のほど。
こちらこそお久しぶりです。コメントこそ残していませんが、そちらのブログ記事も毎回いつも読ませていただいており、千葉ジェッツの話なども詳しく報じられていていつも参考になります。
さてトランプ評についてですが、トランプ本人というより世界単位で現在の風潮を見るべきかなと個人的に思っています。前に書いたオバマ評でも少し触れましたが、リーマンショック以来、保護主義にひた走る世界の中でオバマは最後の防波堤かのように国際協調を訴え続けました。そのオバマが去り、英国のEU離脱も進み、やはり今後はますます世界全体で保護主義化が進んでいくかと思います。その中で日本はどう立ち回るか、今のところこれといったビジョンを見せる人は誰もおらず、目下の課題として「中国をどう抑えるか」しか語られていません。これが、「中国とどう共栄するか」に転換するかはわかりませんが、アジアのみならず広い視野で外交や通商を考えていく人が不足しているなというのが簡単に書ける内容です。
トランプ氏とオバマ氏、どっちが比較的好きですか?
オバマと言いたいところだが、まだ何もしていない段階でトランプを比較対象とするわけにはいかない。
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