2017年9月23日土曜日

大阪カジノ構想について~前編 雑多性関連

 前略、大阪の政財界関係者は誘致が既に決まったものとして動いている大阪カジノ構想ですが、私自身は仮に実現したとしても何百億もの負債を抱えて失敗するとみています。理由はいたってごく単純で他のメディアでもよく指摘されていますが、近くにマカオという世界最大のカジノ市場があるにもかかわらずわざわざ規制の多そうな日本くんだり来るなんてことはまずありません。ならばと言ってマカオに負けないような独自性を持たせるかと言ったらそういうことには何も議論されず、どうして失敗するリスクについて誰も危惧しないのかが見ていて不安です。
 なお国内客については競馬、パチンコという合法的(?)な賭け事がすでに存在することを考えると、それほどカジノに傾倒する層はいないのではないかとも思えます。大阪まで行くよりWINSで馬券買えばいいわけだし。

 とはいえ、失敗するにしても何かもが大失敗であるより頑張ったけどあと一味足りなかったという失敗の方が負債も少なくいいに決まっています。そういうわけで失敗するであろうことを予想した上で、それでもやらないより議論しないよりかはやった方がいいという内容について少し書こうと思います。とりあえず今日は見出しに「雑多性」を掲げましたが、要するに「どれくらい入れるのか」です。

 もしかしたら私が見ていないだけで議論されているのかもしれませんが、仮にカジノ構想を実現させるのであれば入国審査や規制について大幅な緩和が必要になると私は見込んでいます。知ってる人には早いですがマカオなんかはやっぱりその辺が緩くてどこからでも誰でも入りやすいアクセスの便がカジノ客を集めており、大阪カジノもこれに負けないように入国障壁を下げないといけません。
 こういうとすぐ脊椎反射的に「外国人がたくさん入ってきたら犯罪が……」と言われるので言う必要はないと思いますが反論を書いておく、何も全国規模でやる必要はありません。大阪の誘致運動関係者はカジノを大阪湾にある人工島、夢洲に持ってこようとしていますが、この夢洲周辺のカジノエリア限定にすればいいだけです。例えば関空からの入国の場合でも、カジノ訪問目的の客だけはノービザ(本音を言えばノーパスポートでも)で専用ゲートの入国審査を通して、そのまま関空から指定リムジンバスで夢洲まで移動させる、というか夢洲への移動手段をバスやフェリーなどに限定させることでカジノエリアの未成年立ち入り禁止にもつながります。

 ただ、これだと大阪の観光収入は夢洲に限定されることになり実入りはもちろん減ります。まぁそれ言ったら私は夢洲なんかにカジノ持ってくるのは最初はから反対で、どうせやるんだったら天王寺辺りに持ってこいやと考えていますが。
 観光収入を拡大させる目的ならもう一つの案、夢洲以外も移動可能とするより他ありません。やり方としてはエリアと時間を区切る方法があり、例えば大阪府内であれば48時間に限って移動可能とするようなのなんかありだと思います。ちなみにこうした時間を限ったノービザアクセスは北京市や上海市ではすでにトランジット客向けで実施されています。

 ただこの時間を限った大阪府内の徘徊を認めることとなると、また上記の「外国人が増えると犯罪が……」という意見も出てくるでしょう。新世界周辺を放っておきながらなにゆうとんねんという気もしますが、少しマジな話をすると私は犯罪が増えようが外国人の流入を増やした方が大阪のためになると本気で思っています。
 大阪の魅力は何かと言えばやはり何といっても冒頭に掲げた「雑多性」にあると私は思え、多種多様な人種や性格の人間が同じ場所にたむろするから大阪は魅力を持つのだと思え、「きれいな大阪」なんて大阪じゃないとすら思っています。そうした観点に立つならば徘徊する外国人が増えることは雑多性を増すことを指し、そこらへんで外人相手に大阪弁で商売する光景こそが本来あるべき大阪の姿じゃないかと思え、またそのような光景こそが大阪にとって価値を持つと思います。

 確かに外国人を入りやすくさせれば犯罪は増えるでしょうが、街全体として治安さえよければいいのか、この点についてもっと考える必要があるのではないかと思います。どうせ放っておいても地盤沈下が続く大阪なだけに、思い切って外人をもっと流入させて街の発展を図る方がこの際いいのではないかと私は考えています。おまけに移動できるエリアを大阪に限定することで、京都とかにも観光収入取られないし。

 敢えてモデルを挙げるとすれば、それこそ戦前の上海のように多様な国際性と麻薬取引が活発に行われる犯罪都市みたいなイメージを大阪は目指すべきじゃないかと思います。さすがに麻薬取引がしょっちゅう横行していたらよくはないのでいくらか対策は必要でしょうが、多少犯罪が増えることを覚悟の上で国際性並びに雑多性の向上をこのカジノ構想で一緒に図るべきだと思え、それこそが大阪の魅力高める最善の一手のように思います。
 そういうわけで次回は雑多性に続く、カジノ構想になくてはならない「性風俗」に関するプランを書いていきます。

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