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2020年3月22日日曜日

100日後に死ぬワニと電通まつり

 突然のひらめきでそのまま書いたけど、すごい見出しにしたと我ながら思う(;´・ω・)

 さて昨日完結したとされる「100日後に死ぬワニ」という漫画ですが、まるで死ぬのを待っていたかのように関連グッズの発売やメディアミックスが一斉に発表され始め、その露骨なマーケティングぶりに眉をひそめる人が多いようです。特に我が家にとって不倶戴天の敵である電通が協賛に絡んでいたことから、そもそもこの漫画自体が仕組まれたステルスマーケティングだったのではないかという疑念の目が向けられ、かえって祭り(この表現ももう古いか)というか炎上を起こしています。

 私に言わせるなら、この漫画のブームがステルスマーケティングかどうかを判断するはっきりした証拠は現在ないものの、最終回直前の作者テレビ出演を始め、ステルスマーケティングと疑われてもしょうがない状況ではあると思います。故意にしろ不故意にしろステルスマーケティングと思われないように振舞うことはマーケティングでは重要であり、その点で言えば電通は未だこうした初歩的なことにすら気づけられないのかと少し呆れます。
 少なくともこちらはネットの掲示板でみた意見ですが、「もっと連載終了の余韻に浸りたかった」という言葉は真実でしょう。最終回が出てみんなでワイワイ作品の評価や議論を展開するなどして楽しみたかった読者は多かったと思いますが、そんな議論など吹き飛ばすかのように、「映画化決定!」、「追加ページ付き書籍発売!」、「グッズ転売」などという文句が並べ立てられると気が萎えるのは当然で、せめて一週間程度の間を置くことすらできなかったのかとはなはだ疑問です。

「100日後に死ぬワニ」最終回直後に“炎上” 突然のメディア展開発表あだに(河村鳴紘)

 こちらの方の意見は自分と同意見で、やはり各種メディアミックス発表はもっと間を置くべきだったと書かれています。またコラボするアーティストの「いきものがかり」が電通との係わりを否定していることにも触れられていますが、私個人としては必死過ぎて逆に怪しいと思えます。この人も電通同様、無駄にこんなことしなくてよかったという気がしてなりません。

 ちなみにいきものがかりについては、「ブルーバード」って曲をアイマスカバーで声優の今井麻美氏が歌ったものをYoutubeで見て、「ええ曲やん」と思って原曲を聞いてみたら、「なんじゃこりゃー!」とその落差にガチで驚いたことがあります。このことをバンドやってた友人に聞いたら、「あいつら、ボーカルがめちゃくちゃ下手で有名ですよ」と言われ、厳しいようだけど実際その通りだと私も思います。
 まぁミンゴスが元から歌上手いってのもあるだろうけど。ただ「あんなに一緒だったのに」はやっぱり原曲の方が上。

「100日後に死ぬワニ」から考えたい「電通案件」と2015年過労自殺事件(藤田孝典)

 続いてこちらのコメントですが、自分としてはこれが非常にしっくりきました。このコメントに書かれてある通り、ステマかどうか以上に過去にパワハラ自殺事件を起こした電通が係っているからという点が一番反感を買っているという指摘で、実際にその通りだと私も思います。特に漫画のタイトルが「100日後に死ぬ~」であることから否が応でもパワハラ自殺事件を連想させるだけに、電通はもう少し裏方に回って自社の名前を画すなりといった努力が必要だったかもしれません。
 またこちらのコメントの末尾付近の文章を引用すると、

「『100日後に死ぬワニ』という作品に罪はない。日常を振り返る良い作品である。しかし、その日常を無惨に奪っていき、さらに反省が全く足りない企業に対して、私たちは厳しい批判をし続ける必要があるだろう。」

 結局はこの言葉に尽きることでしょう。他社のイメージアップやマーケティングPRを業務として手掛けるのが電通ですが、皮肉にも自社の悪いくなったイメージがそれら業務の足を大きく引っ張っているというのが実態でしょう。そういう意味では、ワニは死んだけどパワハラ自殺事件の呪縛は見事に甦ったなというのが私の見方です。

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