まぁ呆れるとしか言いようのない事件ですが、大阪府警がまたやらかしたそうです。記事を読む限り、最低限のアリバイ確認や発信情報、履歴すら追わずに、メールアカウントに苗字が入っているだけで無辜の市民を40日間も拘留していたそうで、その労力をまっとうな方向に向けていたら、今頃真犯人は捕まってたんじゃないのと言いたくなります。
かねてから自分は栃木県警、群馬県警、愛媛県警と並び大阪府警のことを信用していません。というのも、前三つの県警は目立った警察不祥事事件(特に愛媛白バイ事故)の印象が強いのですが、大阪府警に関しては何度もあり得ないと思うレベルの業務ミスが多すぎるように思え、殿堂入りの神奈川県警には劣るものの、あんま世話になりたくないなと本気で思います。
特に2018年に起きた富田林署の被疑者脱走事件は、アクリル板の固定不備、監視の警察官のサボタージュ、事件発生後に周辺へ周知なかった初動ミスなど、奇跡の不祥事コンボを見事に決めています。警察官の業務が大変なのは理解できるにしろ、これほどのミスを重ねるってのはやろうったってなかなかできるものじゃありません。
それにしても自分が大人になったからかもしれませんが、子供の頃だった90年代と比べると警察官に対する信頼は激落ち君もいいところです。逆に中国の警察官は昔に比べて笑顔を見せるなど態度が劇的に良くなってきているので、マイナスからスタートしていることもあって自分の中で評価は激増しています。
なお中国の警察ではシステムを使った顔の自動識別を使って追跡する人物を一瞬で特定しているそうですが、日本の警察もこれ速く導入するか、自分で作るかした方がいいと思います。なんとなく警察を見ていると昔の中国みたく人力で無理くり解決しようとしているところがあり、システムの活用なんか全然頭に入っていないように見えるだけに。
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