2011年4月16日土曜日

今日の買い物

 先日に家賃の支払いが終わってどうにかお金周りが落ち着きを見せました。というのも中国で部屋を借りる際は基本的に数ヶ月単位で契約しなければならず、敷金としての一ヶ月分を含めると一回目に支払う金額はなかなか高いものとなってきます。以前に借りていた部屋などは六ヶ月契約ということで最初に六ヶ月分家賃+敷金一ヶ月分で、合計七か月分の家賃を支払う羽目となりました。今度の部屋は大家が割りといい人というかめちゃくちゃしゃべるおばさんだったことが幸いし、二ヵ月分+敷金で、合計三か月分の支払いだけで済みました。金額も多分参考にしたい人もいるかと思うので明かすと、一ヶ月分家賃は3000元(≒36000円)で、京都で住んでた下宿のが安かったりする。まぁ都市部だから仕方ないけど。

 そんなわけでこれまで一回目の支払いがどれくらいになるかつかめずビクビクしていた日々から開放され、普段からケチなことで有名な私ですがさすがに今回はたまりにたまったものがあって消費意欲が高い状態で今日の週末を迎えました。まず買ったのは、これは昨日の仕事帰りですがパナソニック製の掃除機です。
 部屋がフローリングであれば雑巾をつけるモップで十分ですが、今度の部屋は絨毯のために掃除する際には掃除機が絶対的に必要でした。そこで何を買おうかとあらかじめいろんな店へ行っていたのですが、最終的に目星をつけた店で悩んでいると店員が寄ってきてパナソニックの小さい、それこそリビングに置いとくような縦型掃除機を薦められて300元(≒3600円)で購入しました。ちょうど通販サイトに画像が載っているのでリンクを貼って置きますが、見てわかるように明らかに小さいためこれで部屋を掃除することを考えたらちょっと辛いんじゃないか、余っている商品を店員に薦められてるだけなんじゃないかという気もしましたが、「使えないものを使ってこそ一流」だなどと変な気を起こして結局買っちゃいました。

 それで早速今日使ってみて掃除をしましたが、確かに小さくて場所をとらないのは非常にいいのですが、吸い口にローラがついてないのと妙に腰を下げて使わなければならないのとでちょっと失敗したかなとも思いましたが、吸ったごみは紙パックではなくプラスチックの内部にためられてすぐに捨てられるという単純な構造と、ごみの吸引力はなかなか高くまだ納得する掃除機でした。といいうのも前の住人のせいなのか自分が来るまで長らく空いてたのか、掃除をしたところリアルにゴミ袋がいっぱいになるまで埃がたまり、よくこんなところに一週間とはいえ掃除もせずに住んでたなどと自分で驚きました。ベッドの下からはタバコの吸殻とかが出てくる始末だし。

 こうした掃除機に加え、かねてから念願だったあるものも本日購入しました。もったいぶらずに言うとそれは自転車で、以前に買った自転車は引越しに持ってくることが出来ずに置いていったこともあってこちらで二台目の自転車を何にするか虎視眈々と調べ続けておりました。今度の部屋は自転車が置き辛く、かといって外においてたらすぐ盗まれそうなので当初はあきらめようかとすら思っていたのですが、ひとつこちらで主流の折り畳み自転車に手を出してみようかという案が出てきました。




 そんなこんだで購入したのが、この自転車です。折り畳むとこんな感じになります。



 折り畳み自転車としては比較的タイヤは大きい方ですが、普通の自転車と比べたらやはり小さく見えます。ギアは六段変速で、何気にSHIMANO製です。
 値段は560元(≒7200円)だったのですが、乗った感想としては思っていた以上に速度が出ます。当初はタイヤが小さいのでそれほど速度は出ないだろうと考えていましたがギアを上げれば通常の自転車と遜色なく簡単に時速20キロ程度の速度が出て、恐らく無風であれば時速30キロも問題なく出すことが出来るでしょう。ただ大きいタイヤに比べてこがない時の減速比率はやはり大きく、また漕ぎ出す際にハンドルを引っ張ると前輪が簡単に浮いてしまうことがあります。その一方でタイヤが小さいだけあって小回りが利き、車体の小ささとあいまって狭い路地で歩行者の動きに合わせる際は非常に運転しやすかったです。

 折り畳んだ状態は写真で見るといかにも小さくまとまっているように見えるかもしれませんが、実際に折りたたんで見ると想定といくつかの点で異なっていました。まず折り畳み方ですが、メインフレームとハンドルを畳めるものの、メインフレームは止め金はずしたら簡単に曲げられるかと思ったらそうそう簡単には曲がってはくれず、前輪持ち上げて軽く蹴らないといけないほど力がいります。また畳んだ後も確かにナリは小さくなっているものの重量は変わらず重たく、片手で持って階段とかを長時間上ったりするようにほいほい持ち運ぶことは絶対に無理です。
 そのほか見ればわかりますが畳んだ形はハンドルやらなにやらいろいろ出っ張ってるので一輪車みたいに壁に立てかけ辛く、架台もないためにこんな変な感じで座らせなるしかありません。むしろ元々の車体が小さいのだから、この際折り畳まない状態でストッパーかけて置く方がいいような気すらしてきました。

 とはいえ通常の自転車より格段にコンパクトでそこそこ乗れるのでまぁ悪くない買い物だったとは思います。余計なトラブルさえなければ。
 この辺が中国らしいというか、買う前から多分一つ、二つ、三つくらいは不具合はあるだろうなと思ってはいましたが、早速買った当日にサドル部のパーツが破損しました。乗ってる途中にちょうどジェットコースターが動き出すような感じで突然サドルが後ろにずれたかと思うと、サドルを突っ込むメインフレームのパイプ口につけられたプラスチック製パッキンが割れてフレーム自体も少し曲がってました。サドルはほとんどメインフレームが支えるのだから、そこまでパッキンに負荷はかからないのに。

 そんなわけでまた自転車を購入したショッピングセンターに約一時間かけて歩いて戻ったのですが、応対した自転車の販売員からは買った当日にいきなり壊れたことに驚かれた上、本当に今日買ったのかと何度もたずねられました。というのもそこで自転車を購入する場合は通常、自転車専門の販売員がブレーキパッドやギアの調整をした後で清算するのですが、私が購入した際は普通の店員に、「これほしいんだけど」と私が言ったら即、「じゃ、レジ持ってって」とその店員に言われて何の調整もせずに清算したせいで、自転車販売の店員も売った記憶がないために困惑してました。買った私の側も、なんで調整しないんだろうと疑問に感じてたくらいだし。

 ただその後の店の対応は悪くなく、最終的には同じ型の自転車と交換してくれました。最初買った方は調整なしだったために後輪のブレーキが弱かったのですが、新しいのは調整しただけあって以前よりブレーキがよくなりました。その一方で調整したくせにギアの噛みが不安定になり、外出ていきなりチェーンが外れたりしたけど。

 あらかじめ書いておきますが、本当にこういうことは中国では日常茶飯事です。売った後に何のサポートや補償もないことも多く、まだこうして対応してもらえるだけマシだと思えるくらいに自分もこなれてきました。多分この自転車もしばらく乗ってればペダルが外れるなりヒビが入るなりどんどん不具合が発生することでしょうが、そういうのにいちいちムキになってたら冗談抜きで体が持ちません。今回の自転車も、内心では900元の自転車を当初は買おうかと思ってたものの、どうせすぐ壊れるだろうと思ってこっちの560元の自転車にしたくらいですし。
 一番怖いのは乗っている時にどっかが壊れ、事故を起こしてしまう事です。特に自分なんか乗り方がやや激しいので注意してますが、今回はサドルが曲がる程度で済んで幸運だったと思います。漫画みたいに乗ってる最中にハンドルが突然抜けるなんてことがないのを本気で祈りますが、そういうことが実際に起こり得るのが中国だからなぁ。

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