2011年8月24日水曜日

悪の枢軸、電通について

 今日友人からリクエストもらったので、広告代理店の電通についていろいろ書こうと思います。それにしても我ながら思い切ったタイトルだ。

電通(Wikipedia) 

 広告代理店と言ってわかる人には話が早いですが、念のためにどういう業種なのか簡単に説明します。基本的な業務はその名の通りに「広告、PR活動を代行する」という業務なのですが、そのやっている仕事が近いということでイベントの管理や運営なども主な業務としています。ちなみに昔こういった広告代理店の業務を後輩(理系)に教えたら、「ああ、要するに下請けってことですね(゚∀゚)」と返事したので、「アホ、そんなんゆうたら世の中の仕事全部が下請けや。もうちょい経済勉強して出直してこい!(#゚Д゚) プンスコ!」ってすごんだら、しばらくその後輩は自分のことをまじめに怖がっていました。後から思うと自分でもなんであんな怒ったのかわかりませんが、その後その後輩には特別ご飯を多めにおごるように気を使いました。

 話は戻って電通ですが、その来歴を話すと元々は半官半民の国家機関のような団体で、こちらも同じく国家の意向に沿った情報を戦前に国内に流しまくってた共同通信の下部会社として設立されたと聞いています。そのため設立時期は戦前なのですが、戦後になってテレビなどのマスメディアが発達するようになって広告部門の売り上げが巨大化し、親を食うと言ってはなんですが、いつしか電通は親会社の共同通信を大きく上回る会社となり現在に至ってます。
 一体どうして広告会社がそれほど力を持つのかと不思議に思う方もいるかもしれませんが、順番的にはテレビなどのマスメディアが大きく力を持つのが先で、そのマスメディアに対して大きな力を持つのが電通ら広告代理店だからです。というのも受信料で成り立っているNHKを除いてテレビ局の収入はCMでの広告収入が主で(現在は不動産収入が主になりつつある)、その広告のスポンサーを取るためには広告代理店を経由しなければならず、業界最大手の電通を敵にしたらテレビ局は収入源を一度に絶たれるために頭が上がらないというわけです。

 なお広告業界とはいうもののこの業界は昔から電通の一巨寡占が続いており、電通一社の売上高は業界全体の過半数を越えているために業界2位の博報堂や3位のADKといった有名企業がたとえ束になっても電通の前には足元にも及びません。っていうかどうして独禁法に引っかからないのかが不思議なくらいで、それゆえに広告業界=電通という考え方は一部で正しい見方です。

 さてここまで読んで、というかタイトル見た時点でわかるでしょうが率直に言って私は電通が嫌いです。理由は色々あって公憤もありますが私憤の方が大半を占めていますが、公憤パートで電通の悪いところを片っ端からあげていくとまずはその仕事の取り方です。基本的に仕事は上にも書いてある通りにマスメディアとスポンサー企業の仲立ちなのですが、スポンサー企業から仕事を取ってくるために電通は何をするのかというと大企業の社長や役員の子女をコネ入社で毎年大量に入れております。
 具体的な名前を挙げちゃうと安倍元首相の夫人である安倍昭恵氏は森永製菓の社長令嬢という経歴からして典型で、なんか話に聞く限りですと大量にいるコネ入社組を面接を突破して入社してきた社員が必死に支えてるという、冗談でも笑えない話もちらほら聞こえます。なおほかの広告代理店も多かれ少なかれ似たようなことはしていますが、広告業界の人に話を聞いたら電通のコネ入社量は業界内でも半端じゃなく多く、えげつないそうです。

 ただこれだけであれば倫理的には好きになれない企業で終わるでしょうが、電通の問題とされていのは文字通り情報の扇動です。何度も繰り返すように電通はテレビ局をはじめとした大メディアに対し強い発言力があり、電通自身が流行らせたいと思ったものはたとえその時点で流行っていなくても「流行っている」として報道させることができます。というより、現実にテレビ局でこうして取り上げられるもののほとんどは電通、もしくはそのスポンサーの大企業の意向が強く働いているとまで言われます。
 こちらも実際に具体例を挙げると、有名なものだと今じゃ多分覚えている人のが少ないであろう「セカンドライフ」というものがあります。これはネット上における仮想空間のことで現実のように店舗を開店したりネット上の土地を売買するというような感じなのですが、事の顛末はここのサイトに詳しい通りに当初は電通が誰も知らないのに猛プッシュして一部の大企業も実際に参加したりしましたが、びっくりするくらいに流行らなくてとうとう電通自身も撤退に追い込まれたという経緯があります。ただこうして目に見えて電通が失敗したのは珍しく、世の中で流行っているものはほとんど電通が作った流行と言われています。一説には今フジテレビで問題となっている韓流猛プッシュも電通の意向かとも言われてますが、これについては生憎まだ裏を取っていません。

 まぁこれ以外にも電通にはいろいろ言いたいこととかたくさんありますし、日清ラ王の無許可山頂照英CM事件とか、あまりにも画面映り悪くて抗議が相次いだ倖田來未のキリン氷結CMなど細かいところを上げたら切りがありません。ただそれを言ったらこの広告業界自体真っ黒いところが多く、冤罪事件で有名な厚生省の村木厚子さんが逮捕されるきっかけとなった障害者郵便制度悪用事件など、これは断言してもいいですが2位の博報堂は確信犯でこの制度を悪用しており、槍玉に挙げられたベスト電器は博報堂に安い郵送料で済むと騙されたというのがオチでしょう。むしろ摘発されたこの事件以前にもどれだけ同じ悪用をしていたのかが気になりますし、何故村木さんが逮捕されて博報堂幹部は逮捕されなかったのかというのが不思議なくらいでした。

 というような具合で悪口をかなり書き立てましたが、多分そう遠くないうちに電通を含めた広告業界は力を失うというか、下手すりゃ倒産が相次ぐと予想しています。わかる人にはわかりますがリーマンショック以降はどこも広告費を大幅に削り、今の広告業界はどこも青息吐息な状態が続いています。広告業界が何故そこまで苦しくなった構造問題については今日は書きませんが、フジテレビに対して先週日曜にあれほど大規模デモが行われたのとか見るとメディアも大分力を落としたなという気がします。少なくとも、広告費で経営を立てるというのはもう至難の業でしょう。

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