最近なんだか暗いことばかり書いているような気がするので、久々にどうでもいい過去の体験談を書こうかと思います。
さてKOEIのゲームとくれば「信長の野望」とか「三国志」に代表される歴史シュミレーションゲームが多いですが、最近のは非常に細かく作りこまれていてリアル志向なゲームが多いものの、昔のバージョンだとシステムも大雑把でとっつきやすかったり、逆手に取った反則的な技もできたりしました。そこで今日は古き良きKOEIのゲームで私がやらかした、もしくは一般的だったプレイを紹介します。
1、社会主義政策
これは「三国志3」のような、シムシティ並みに税率を自由に変えることのできるシリーズで使えた技です。具体的にどんな技かというと、兵糧だったり軍資金が自動的に徴収される月(1月と7月)の直前に税率を100%にするだけです。ちなみに一般的なシリーズだと四公六民こと税率は40%でこれより高いと民心は下がり、低いと民心は上がってきます。なもんだから100%にすると民心は下がるのですが、昔のシリーズは大雑把だから税率100%で徴収するだけ徴収し、施しとして兵糧を配って税率を元の40%に戻した方が、民心も高水準を維持した上に最終的に手元に残る兵糧は多かったりしました。一旦すべて吸い上げて再分配するという過程から、社会主義政策という名前が付いたわけです。
2、落とし穴の恐怖、決死隊
同じく「三国志3」ですが、このゲームは戦闘開始の前に守備側が落とし穴を掘ることが出来ました。この落とし穴、そんな地味な罠で一体……とか思えたりするのですが地味に強力で、はまったりすると兵士が五千人くらい一気にふっとんだりします。っていうか、五千人も入る落とし穴ってのも突っ込んだらあれだけど。
真面目にこのゲームでは落とし穴が戦局を大きく左右するところがあり、兵士数に余裕を持って攻め込んでみたものの落とし穴にやられて撤退となることもあったりします。そこで攻め手の対策として考えられたのは「決死隊」こと、百人程度の小部隊を一隊作り、全部隊の先頭を走らせ落とし穴を未然に発見する、っていうか落ちてもらう役割の部隊を作るという作戦です。なんていうかせせこましい作戦でしたが、落とし穴にはまるくらいならと毎回決死隊を用意していたのはいい思い出です。
3、裏切りの恐怖
これは比較的に相手武将を寝返らせやすい「信長の野望 天翔記」でやったことですが、普通に戦うのに飽きて戦争を起こす前に相手方の武将すべてにリクルートをかけてみました。その結果、戦争が始まるや否や大将を除く全武将が味方に寝返って、関ヶ原の石田光成もびっくりなくらいな負かせ方をして見せたことがありました。現実にこんなことあったらいやだろうな。
4、血に染まる大地
これは私ではなく友人がやらかしたことですが、「信長の野望」で天下統一直前まで持っていったところ、プレイする大名とその親類を除くすべての部下に対して切腹を申し渡したそうです。天下統一直前だとすると切腹対象となった武将は多分百人以上は確実にいるでしょうがその友人曰く、「切腹をする際のザシュッという音が延々と続いた(けどやめなかった)」とのことです。
5、裏切るはずだったのに……
三国志では「埋伏」といって、忠誠心の高い部下をわざと相手方に潜り込ませてスパイ活動をさせたり、戦争時に裏切らせたりすることが出来ます。このコマンドを実行している間はその部下を直接使うことが出来ないというデメリットもありますが、確実に裏切ってくれるので非常に使い勝手のいいコマンドです。
そんな使い勝手のいいコマンドですが、使用対象となるのは上記の理由から「普段直接使う機会がないほど能力が低い武将」に限られてきます。そのため口減らしとばかりに適当な武将を相手方に潜り込ませたのですが、所詮は能力の低い武将であったために戦争になっても相手方の武将として出してもらえず、戦争に勝利した後にほかの文官っぽい武将共々捕縛しました。捕縛した武将は登用するか解放するか処刑するか選べるのですが、「埋伏させた武将って、処刑できるのかな?」とか思ってその武将に処刑を言い渡してみたところ出来ちゃいました。向こうとしては言われるままに相手方に潜り込んだらそのまま処刑されてしまうという不条理この上ない処置だったでしょうに、今思うと悪いことしたなぁって気になります。
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