2012年9月26日水曜日

留学から帰国後の一年半

 本日行われた自民党総裁選の結果は私の予想通りに決選投票で安倍元首相が勝利し、見事総裁の座に返り咲く結果となりました。内心、世論調査で石破氏が有利という報道が出ていたこともあり予想外すんじゃないかとちょっと焦ってましたが。
 そんな私の杞憂は置いといて、このところというか先週からデモの話題ばっかで一昨日に至っては「クズ」と連呼する過激な記事を書いたこともあり(書き終ったあとはやけに気持ちよかった)、今日は軽いネタとばかり今日ちょっと思いついたことをさらりと書こうかと思います。

 知ってる人には早いですが私は大学在学中、日本の大学を一年間休学して北京に留学に行きました。休学を開始したのは三回生の前期が終わった段階で、一年間の留学を終えた後はまた三回生の後期から復学しました。そのため留学から帰国後は日本の大学生を一年半やったわけなのですが、今思うとやっぱりほかの学生と比べてこの時期はやや特別な一年半だった気がします。一体どういう点で特別だったのかというと、まずもともと同じ学年だった友人たちは既に四回生で、就職活動を終えて社会人の準備やら卒業論文を書き始める段階でした。また私自身は復学後に学年が一つ下り、それまで全く付き合いのなかった一学年下の下級生と同じゼミに入ってその後卒業まで一緒に過ごすことになりました。

 今振り返ってみて初めて感じたのですが、なんというか帰国後の最初の半年間は見送り、見送られるような期間だったと思います。この時期はやはり元の学年の友人らとつるむことが多く、みんな内定先の企業に関連した業界やら資格を調べており、逆に就活を控えた自分は友人からアドバイスを受けたり、そして何よりも卒業を控えた友人らをまだ学生で居続ける自分がちょっと距離を置いた感じで見ていた感じがします。なおこの時に受け取った印象的な言葉は、一つは議論中に言われた「全く衰えがないね」という言葉で、もう一つは内定先の企業について語った「むちゃくちゃ働かされそうでめっちゃ恐いわ~」の2つです。後者のセリフを発した友人は見事予感が的中し、私の知り合いの中、っていうかネット上で探してもあれだけ働く人間はそうはいないってくらいの勤務時間ホルダーと化してます。

 そんな最初の半年間の後、次の半年間こと4回生の前期は就活で苦労したという思いでしかありません。今日もなんか同僚にこの時のことを話しましたけど、この前にナインティナインの矢部氏が発症した自然気胸になったり、100社以上にお祈りメールを受け取ったり、就活でなかなか授業に出られなかったりと心労の絶えない時期でした。
 でもってその次の半年間こと4回生後期ですが、この時期にはというより4回生になった時点で卒業必要単位は全部そろえてというか軽くオーバーしており、無理して授業も出る必要もないんだから自由にやれることをやろうと思い、既に一度履修して単位を取っていた授業に再び出席したり、京都市内を自転車でやけに走り回ったりしてました。ただこの頃になると新しく同じ学年になったゼミの友人とも仲良くなり、また同じ下宿だった後輩たちも近くに住むようになったので、あれこれと関わる回数がそれ以前と比べて段違いに増えていた気がします。

 ここで話が少し変わりますが最近になって自分が同世代と一線を画す点として、比較的年齢の違う層との交流が多いような気がします。この前に会った友人に学生時代の後輩、または先輩との付き合いなどを聞いたところあまりないと答えており、そりゃ体育会系にいた人と比べれば屁みたいなものですが、友人の年齢層はまだ広い方だったような気がします。
 私自身はこの呼称を使うのは非常に嫌ってますが、よく企業の採用担当が抜かす「コミュニケーション能力」というのは「どれだけクズの言動に耐えられるか」という意味ともう一つ、「世代の違う層とどれだけ理解しあえるか」というのが連中の言いたい定義だと思います。前者はともかくとして、後者に関しては確かに自分も同世代の人間たちに対して相手が一学年や二学年違うだけで会話のテンポが悪くなるところが見受けられるなど、もうちょっと何とかならないかなと思う時があります。

 このところ技術革新のスピードが速いために一学年違うだけでも文化が変わったりすることもありますが、その文化の差を面白いと思える人が自分以外にあんまり見ません。まぁこれは社会学専攻だった自分ゆえの特徴なのかもしれませんが、私個人としては年齢の違う人間と話をすると面白いと思うことも多いし、同世代に対して同じ学年で固まらずにもっと積極的に付き合った方がいいのではないかと思います。そう思う別の根拠もあるのですが紙幅も取られていますし、また今度別の機会でそれは書くことにします。

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