2015年5月27日水曜日

千葉のマッドシティ~青沼英語塾

 地元民以外はすべて切り捨てているこの連載ですが、今日もまたマッドシティの周辺住民なら「ああ、あそこね」とわかるもののそれ以外だとちんぷんかんぷんな所を取り上げようと思います。そんな今日取り上げる場所というのも、松戸伊勢丹近くにある青沼英語塾という私塾です。

入っているビルとその周辺 


アップ写真

 青沼英語塾というのは松戸駅から徒歩数分の距離にある英語科目専門の予備校です。この塾は松戸市とその周辺では非常に有名で、以前見たネットの掲示板だと松戸周辺の現役生は市進予備校とこの青沼英語塾を掛け持ちするのが手っ取り早い受験攻略法だなどとか書かれてもいました。

 具体的にどういう塾かというと、今は増やしているようですが昔は講師が塾長ともう一人の二人だけしかおらず、受け入れる生徒数も定員が決まってて先着順でした。でもって授業はどんなかというとはっきり言えばスパルタ形式で、非常に厳しい言葉でガンガン授業を進めていくようなやり方で、質問に答えられなかった生徒に対しては「なんで答えられない!」と本気で怒鳴ることもありました。
 あと特徴的なのは使用する教材で、どれもこの塾オリジナルの教材が使われているのですがその中でも特に英単語帳は異彩を放っています。詳しくはこのリンク先を見てもらえば早いのですが、書名が何と「Final weapon」という若干中二病めいた名前で、中の内容もゴロ合わせの紹介が多かったりします。今でも覚えているのだと「Merge」の説明で、「合併?マジかよ」というフランクな言葉が確か載っていました。

 ここまで書けば見てわかる通り、ご多分に漏れず私もこの塾に通っていた時期がありました。ここは高校二年生から生徒の募集を行うのですが、英語が苦手だった私を慮ってかうちのお袋が朝一で並んで願書を出して入塾したのですが、私だけでなく同じ高校に通う近所の同級生も数人入塾してました。
 当時、クラスはAクラスとSクラスがあり英語がそんな好きでもないし得意でなかった私はAクラスを希望して入って授業にもそこそこついていけてたのですが、確か6月になって講師の塾長が授業開始と共に現れると、

「大変申し訳ないのですが、私の体調不良により今年度の授業を休講とします」

 という、かなり衝撃的なアナウンスと共に解散させられました。
 なんでも神経症の病気にかかって外に出るのも大変な状態だったそうなのですが、もう一人の講師が受け持つSクラスは通常通りに授業が進行されたのを考えると、クラス選択でミスったのかなと当時は思ったものです。ただ次年度、高校三年時は無条件で入塾できるようにするとも言われ、多少は納得いかないもののその場はそれで済ませました。

 ただ、面倒なことはこれだけではありませんでした。授業が休講となってから約二ヶ月後、確か8月だったと思いますが、青沼英語塾から休講となった代わりに市進予備校で代替の授業を行うという連絡が来ました。その連絡では市進予備校にいる講師に生徒を受け入れてくれるよう話しを済ませており、中断した箇所から英語科目を教えるよう特別クラスを作ってもらったと書いてありました。講師も適任となる人物を選んでいるということで休講中はここに通うようにと言われたので、既にほかの塾にも通っていましたが黙って市進予備校に行くことにしました。
 それで9月から通い始めたのですが、はっきり言って最初の連絡はでたらめもいい所でした。入塾料自体は連絡通りに無料でしたが、肝心の授業は中断した箇所とは全く関係なく、講師も大学生のアルバイト講師でした。別に悪い講師ではなかったものの教えられる内容はほかに通っていた塾で履修した内容がほとんどで、真新しく学ぶ内容はほぼ皆無と言ってもよかったです。そのため真実を知ってか毎週行くたびに授業に来る生徒は減っていき、私も2ヶ月くらい通って学ぶものはないと判断してやめました。

 そして翌年、高校三年となって前年の休講を詫びる手紙と共に入塾の案内が届けられました。内心この時点で結構胡散臭いと思うようにはなっていたものの親が通えと言うのでとりあえず入塾しましたが、私が入ったクラスを受け持つ講師は新しく入ってきた講師でした。
 授業自体は前年受けた塾長の物と比べるとピリピリした空気はなかったものの、何度も書いている通りによそに通っていた塾で履修済みの内容がほとんどだったためあまり学ぶものはありませんでした。そしたら一ヶ月後の確か5月、授業開始時間になったらそれまで受け持っていた講師ではなくいきなり塾長が来て、

「あの講師の授業進行は遅れが目立つのでやめてもらいました」

 と話し、別クラスを受け持っていた講師がこれからこのクラスも受け持つという事だけ伝え、新しい講師にバトンタッチして去っていきました。

 はっきり書きますがこの時点で心底見下げました。病気のため仕方がなかったとはいえ一年間の授業を休講し、通う必要のない予備校へ通わせた挙句に新クラスを受け持つ講師をいきなり引き摺り下ろすなど、なんで自分の通うクラスにばかりトラブルを起こすんだという具合に。
 何度も書きますがほかに通っていた塾の方が履修内容は既に大きく進んでました。しかし青沼英語塾の授業日とその塾の英語科目Sクラスの授業日が重なっていたため、その塾の英語科目で別の授業日にあるAクラスに私は在籍していました。塾内のクラス分けテストでは上位にいたためSクラスに行く資格は得ていたものの、このような理由から下のクラスに居続けなければならないのはおかしいと判断し、やたら引き留める親を説得し(さすがに殴ったりはしなかったが)て青沼英語塾を退塾することとしました。

 その後、私は別の塾、というか塾長とは今でもマブダチ(だとこっちは思っている)なのでもう名前出しちゃいますが「創学舎」で英語はSクラスに移籍し、そのまま大学受験を終えるまでそこに在籍し続けました。創学舎についてはまた今度記事を書きますが、青沼英語塾に関しては少なくとも私はあまりいい思い出がありません。むしろ当時はもっと怒ってもよかったかなと今でも思います。
 ただ通っていた生徒の話を聞くと英語の実力が上がったという人は多いので、通いたい人は通えばいいと思います。通いたければね。

 これで締めると愚痴っぽい内容で終わるので最後に英語教育について少し話すと、日本人が英語を苦手とするのは日本語と英語が明らかに相性が悪いということも大きいですが、それ以上に英語教育自体に問題があると私も感じます。たまに中学生向けのテキストを見るとかえって文法理解で混乱を引き起こしかねない説明の仕方がされているのを散見され、真面目に外務省と文部科学省がタッグを組むなどして英語教育の指針やノウハウを作るべきでしょう。まぁそんなこと言ってる暇あったら、自分ももっと勉強するべきなのでしょうが。

7 件のコメント:

  1. 私らの時代からくらいでしょうか、

    どの地域にも必ず大手有名予備校をしのぐ、
    「有名」なスーパー進学塾が存在していたものです。
    そして、それらにすべて共通していたのは、
    いずれも「受験英語」にめっぽう強い!ということでした。
    さらに、そこの塾長はいずれも「英語講師」と。
    昔から英語を制す者は受験を制すという考え方は、
    東葛エリアも湾岸エリアも同じだったということが、
    改めてわかりました。
    そういえば代ゼミが全国区に台頭してきたときも、
    東進ハイスクールが台頭してきたときも、
    いずれも看板エース講師が「金ピカ先生」こと、
    佐藤忠志という英語講師だったと・・・
    今も昔も日本では「英語」とは金のなる木であることには、
    変わらないようですね。
    非常に興味深いテーマでしたm(_ _)m

    返信削除
    返信
    1.  またこんなどローカルな記事にコメントいただき、ありがとうございます。
       おっしゃられている通り、予備校のバロメーターとなる科目は間違いなく英語で、次点で数学でしょうね。英語に関しては有名講師が一人いるだけで宣伝にもなるくらいですし、潮風大使さんの言う通りにどの時代、どの場所でもこの科目が重き地位をなしていると思います。

      削除
  2. その近辺に中国語塾を設立したら如何でしょうか?

    返信削除
    返信
    1.  多分俺なら歴史塾の方が良いかもしれない。

      削除
  3. 塾長講義録が重くて大変。

    返信削除
    返信
    1.  コメントありがとうございます。
       確かにファイナルウェポンとか無駄に重く、学校帰りにそのまま行こうとしたら重くって嫌でした。

      削除
  4. 現在のメインの渡辺講師は河合塾との兼務ですね。

    サブの和田講師は青沼氏にすがりついているだけの力のない講師で、一旦授業担当から外されたこともあります。
    困ったもんです。

    返信削除

コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

注:ブラウザが「Safari」ですとコメントを投稿してもエラーが起こり反映されない例が報告されています。コメントを残される際はなるべく別のブラウザを使うなどご注意ください。