この三週間くらいで今日はめっちゃ久々に横からの妨害なく、静かにかつ集中して仕事出来ました。っていうかこの三週間は、残業時間が多いというわけじゃないけど濃密過ぎるくらい忙しかった。
・韓国、日本人に対するビザ免除の停止を発表(共同通信)
このニュースを見て最初に思ったのは、「またメディア界には韓国バブル到来だな」ということでした。
恐らく明日からはまた韓国に関するニュースや韓国現地ニュースの報道がコロナに負けるものかというくらいわっと出てくると思います。普通に考えて「渡航制限されたからビザ取り消す」というこの措置はあまりに非合理的というか理解できるものではなく、第一、日本と同じく観光からの渡航者の隔離措置を既に実施している中国などには同じ措置を取っていないことを考えると、この決断の背景はひとえに「日本にやられるのはムカつく」というだけでしょう。
穿った見方をすると、韓国の現政権からすれば渡りに船だったのかもしれません。四月の総選挙を控え支持率アップのために日本を叩く口実を前から探していた節もあり、韓国人の隔離措置というちょうどいい口実が来たから敢えて炎上させるよう、このような措置に出た可能性もあるでしょう。
それにしても中国とは真逆の反応だっただけに、非常に対照的です。もっとも中国については、習近平の来日予定を潰させないため、これまで日本政府は中国人の渡航制限及び隔離措置を湖北省からの渡航者に限定していたため、そこらへんで中国政府も恩義に感じているのかもしれません。
・“一切后果由我负责”,北海道“高颜值”知事铁腕“抗疫”(環球網)
なお中国とくれば今日中国人の同僚から、「北海道の知事の人気が凄い高まっている!」と教えられてニュース検索してみたのですが、上の記事を筆頭に、「北海道のイケメン知事が凄い!」みたいな特集が中国でたくさん組まれていました。
内容としては北海道で感染者が増えた事態に対し、日本政府の全国への「要請」に先駆け公立学校の授業停止を決めた上で、「批判などもあるだろうが責任は私が持つ」という発言に対し、「漢らしい!」みたいな感じで高く評価しています。
私自身もこの鈴木知事については夕張市長時代から大した人だと評価していましたが、霞が関と比べると決断力と責任感、何より実績もあって、今回の対応なども実にしっかりしたものだとみています。
元々、中国では北海道は日本の人気旅行先で知名度も高かったこともありますが、私の印象論で述べると何となく、武漢市の市長らと無意識に比較してしまうからこそ、鈴木知事に対する目も暖かくなっている気がします。
日本でも報じられている通り、流行開始時の武漢市の市長と書記は責任忌避に終始し、御用メディアも彼らの肩をやたらもって大いに顰蹙を買いました。それに対し鈴木知事の場合は国よりも先に自らの決断で流行防止策を実行し、尚且つ上記の責任発言などもあって、防疫に対する姿勢が武漢市と真逆であったからこそ、あとイケメンってのもあったからこそ応援したくなったのだと思います。
実際にというか、北海道で感染者が増えていることから中国ではわざわざ、北海道指定でマスクを寄付する人が出てきています。中国寄りの立場をとる私からすると、いろいろ政治的思惑はあるにしろ、今回のコロナウイルスの一件は日中間の関係強化においては非常にプラスな出来事が多く、その点は不幸中の幸いだったと思ってみています。
それにしてもいつものことですが、見出しと内容が一致しない記事だなぁ。
2 件のコメント:
鈴木知事の件でとばっちりを受けたのが小泉進次郎環境大臣です。 同年齢という理由で
以前からこの2人は注目されてきました。 迅速な対応をとった鈴木知事はすばらしい、
それに対し地元での会合を優先しコロナウイルス対策会議を欠席した小泉大臣は
けしからん、所詮は苦労知らずの2代目お坊ちゃんだと批判されています。
2代目(小泉進次郎氏は4代目ですが)というものはとかく『出来て当たり前、出来ないのは
無能』と言われがちです。誰でも初代(創業者)になることはできますが、2代目になること
は限られた人間しかできません。 だから初代の残した負の遺産をも引き継がなければ
ならないという 2代目特有の苦労を理解してもらえない事も多々あります。
でも堺屋太一さんの言うように 『所詮は2代目だ』という悪評に耐えていく覚悟も
2代目にとって必要な器量なのかもしれません。
無能といわれた毛利輝元も結果だけみれば家を存続させることに成功しています。
関ヶ原の戦いで東軍に味方したものの、のちに改易になった大名に比べれば、
大成功を治めたことになります。
私の本コメントも見出しとは全く関係のない内容になってしまいましたね
進次郎氏については大臣についてからというもの、やはり発言が不規則なところがあり、ちょっと自分も疑い始めています。そもそも宮澤喜一、田中真紀子などのように、評論の上手い政治家ほど実権握ると何もできないパターンが多く、前原誠司氏同様にこの轍を踏むんじゃないかなとみてきています。なお彼の中国での呼び名は「小小泉(シャオシャオチュエン)」です。
毛利輝元(てるもっちゃん)は宇喜多秀家同様に、私も過少評価されている気がします。西軍の敗将は大谷吉継、島津義弘、島左近を除いて大体こんな感じですが、ここら辺はもうちょっと温かい目で見てあげてもいい気がするんですけどね。
コメントを投稿