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2020年4月10日金曜日

中国における迷惑電話情報シェア事情

 昨日右手人差し指の第一関節がやけに痛くてしょうがなかったのですが、何が原因か考えてみたところ、恐らくマウスホイールの使い過ぎではないかと思います。毎日PCで大量の書類さばいてて、ほぼ常に回しっぱなしだし(;´・ω・)

 話は本題ですが、あまりにも人差し指が痛くて中指と薬指で今日も会社でマウスホイールを回していたところ、私の耳にドラクエの「ぼうけんのしょをひらく」のところで流れるBGMが聞こえました。別に隣でドラクエやってるやつがいるわけでなくただ単に私が自分の携帯の着メロにしているだけなのですが、どこからの着信かと思ってみてみると携帯画面には電話番号とともに、「39人が広告・宣伝に指定」という文字が表示していました。

 もしかしたら日本でも既に行われているのかもしれませんが、中国の携帯ではこのように、かかってきた番号に対して「営業」、「不動産」、「嫌がらせ」、あと「詐欺」などと、迷惑電話のカテゴリーを指定することができます。でもってそうやって指定したカテゴリーは一定数に達すると、他の人が着信した際にも情報がシェアされるようになります
 今回の自分のケースがまさにそれで、仕事中でもあるしわざわざ営業用の電話だとわかっているので電話を取ることもなく、そのまま着信を切りました。

 この機能ですが、素直に言って便利です。こうした機能が普及したせいか、こころなしかこのところこういった迷惑電話がかかってくる回数も減ってきた気がします。まさに人民の、人民による、人民のための迷惑電話対策です。
 ただこれは見方を変えると、誰がどういう風に電話番号を指定しているかとか割とオープンに共有しているんだなという風にも捉えられます。無論、あまりこうした情報を収集されたくなければ迷惑電話だと指定しなければいいのですが、実はこれとは別にちょっと電話で驚いたことが最近ありました。

 それは2月の中旬、自宅勤務で家の中でPC開いて仕事していたら電話が鳴り、同僚からの電話かなと思って携帯画面を見たら、「上海市衛生局」という文字が表示されていました。言うまでもありませんが、そんな番号を携帯電話内に登録した覚えはありません
 ちょいビビりつつ電話を取ると実際に上海市衛生局の人で、ちょうど日本から上海に戻ったばかりの頃だったので「今、どうしてるの?」と聞いてくるので、ちゃんと自宅で謹慎しているよと答えたら「Good boy(^_-)-☆」みたいなこと言われて事なきを得ました。

 公的機関とはいえ、一方的に電話番号に送信主の名前を表示させてくるとは中国長いけどなかなか新鮮というか驚きで、同時にこれくらいの強引さってやっぱ大事なのかもとも思うようになりました。そう考えると、プライバシーの概念は国家を無駄に弱くさせるだけなのかもしれません。

 最後関係ないけど、吸血鬼はよく異性の血を吸うのばっかですが、同性の血は吸わないのだろうかと思って、「ハードゲイの吸血鬼っていないのかな?」と友人に言ったらスルーされました。同僚の女性は、「BLのネタとしてはすごいよさそう(´・ω・`)」という返事くれたのに。

2 件のコメント:

片倉(焼くとタイプ) さんのコメント...

私の知る限り日本では迷惑電話のカテゴリーを指定するサービスはないです。私の
勤務先にも営業の電話がよくかかってきます。 特に「電話料金・ネット料金が
安くなりました(とNTTからの連絡と誤解させて巧妙に契約を乗り換えさせる)」
類の営業の電話が多いです。この類の営業電話は セールストークを読み上げる
ような感じで話すのですぐにわかります。話す文言もほぼ同じです。
営業電話の手口はよくわかっているので適当にあしらっています。

それより許しがたいのがFAXでの広告です。全く知らない取引先から
不要なFAXが毎日最低1回は送られてきます。そのたびに無駄な印刷代
がかかります。いくらFAXは不要だと返信してもしばらくすると性懲りも
なくFAXを送り付けてきますし、全くかかわりのない業界からのFAXも
届きます。(おそらくFAX名簿が裏で売買され、パソコンで自動配信
されていると思います)

一向に迷惑FAXがなくならないので 業を煮やした私は、FAXを電子化させて
紙をして出力させない機能を設定させました。これで迷惑FAXに無駄な
経費を払う事もなくなりました。 

花園祐 さんのコメント...

 迷惑電話指定は日本はプライバシー云々でまずできないだろうとみていましたが、実際内容でホッとしますε-(´∀`*)ホッ ガチな話すると、オレオレ詐欺対策としては非常に効果的なツールとなりうるのですがね。
 FAX📠については実はちょっと驚いており、次回記事でその辺書きます。