昨日、一昨日と二日間更新はおろか来ていたコメントに返信すらしませんでした。理由は単純にネット環境の不備で、私の住んでいるサービスアパートメントの管理事務所が既に半年分のネット代を払っているにもかかわらず、契約期間が完了したと勘違いして勝手に回線を切っていたことが原因でした。これが一回くらいとかならすぐに直してもらえるし笑って許せるのですが、さすがに三回目ともなると結構頭に来るものがあります。しかも昨日の夕方に復旧依頼を出したら部屋で待ってろってロビーの女性に言われるもんだから30分待ったけど音沙汰なしで、どういうことだと言いに行ったら既に担当の職員が帰宅しているから明日(=今日)になると言われる始末。もちろんロビーの女性は最初の連絡時はすぐに対応すると聞いてただけに彼女を責めるのはお門違いなので、「もう勘弁してよ。あと明日は確実に直しといてね」と言って平静を装ってエレベーターに乗りましたが、やはり苛立ちがあったのかエレベーターの中で三回くらい壁を殴りつけ、最後思い切り頭突きしかけたところで収まりました。このブログは毎日更新してるもんだから多分見ている人も行進が少ないと「あれ?」っと思うでしょうが、毎日書いてる自分も二日も放置してると結構違和感感じます。
そんなフラストレーション満杯状態なので今晩は何本記事が書けるのだろうかと息巻いている状態ですが、早速一本目にはかなりきわどいネタというか、調子に乗って書くと確実に要監視リストに載せられる話題です。
事の発端は一昨日の晩。実はこの日は送別会があったため宴席に出ていましたが、そこで遅れてやってきたある同僚が、
「実は……○○が亡くなったそうで……」
「えっ、倖田來未が亡くなった!?Σ(゚Д゚;)」
もちろん二つ目のセリフは聞いた人の聞き間違いで、歌手の倖田來未さんはきちんと元気に存命しております。何故聞き間違えたのかというと、件の人物が「こうだくみ」という発音にかなり近い音の漢字三文字の人だったからです。その人物の名前は恐れ多くてここにはかけない、もとい現在中国国内でその漢字三文字でメールを出すと即刻削除されて受信者に届かないのはおろか後々不利益を被る可能性があるので、ちょっとこの記事では割愛させてもらいます。
上記の会話を横目に聞いていた私は折角の宴席なのでその話を聞いていなかった人には伝えず、密かに携帯電話を取り出して知り合いの上海人に早速確認を取りました。電話に出た上海人に内容を話すと、
「っていうか、多分この電話盗聴されてるよ」
「マジ?」
「実名出したらまずいよ。んーと、じゃあなんて言おうか?」
「ほんなら、例のおっちゃんはまだ生きとるん?」
と、突然会話を関西弁に切り替えて会話を続けましたが、その友人からの情報だと真偽ははっきりしないものの解放軍病院に入院しているのは間違いない。肝臓がんだったという噂があるというこの二つでした。
そして明けて次の日、いろいろと情報を整理しましたが簡単にまとめると、
・第一報は香港メディアが死亡したと報じたことによる。
・その香港メディアを受けて共同通信が情報を配信し、日本人にも伝わった
・昨日(七月七日)時点で中国メディアは黙殺。されどメールと検索ワード規制は実施
ざっとこんな感じです。
その後今日になって新華社などが流れている噂はデマであると発表し、第一報を伝えた香港メディアも誤報を流したと発表し親類に謝罪しています。
私の私見を述べると、何かしら事態が急激に動いたのは間違いないと思います。高い可能性としては脳死かなにかで、今後の活動が再起不能になったのではないかというのが私の周りの意見です。このおっちゃんが再起不能になって起こる影響は産経新聞の記事が一番よくまとまっているので、興味がある人はリンク先をご覧ください。とてもここでは書けない。
それにしても今回の一件はこっちのネット上では結構噂になっているらしく、中国版ツイッターこと微博(ウェイポー)上でかなり飛び交っているそうです。事態の審議は今後の報道を待たないといけませんが、センセーショナルな内容なだけにぱっと噂が広がるもんだなと妙な関心をしました。
ただ今回のおっちゃんに対して、毛沢東直後の後継となった華国鋒が昨年死んだ時は反応が小さく、なんか話に聞いたら中国人でも多くが「その人誰だったっけ?」という反応だったそうです。それだから仮に、「林彪、実は生きてた!!(゚∀゚)」なんてデマを流したら意外と広まったりして。
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