前に日本に帰っている際、たまたま見ていた「世界まるみえテレビ」であるイギリスのカップリング番組が紹介されていました。その番組では応募してきた女性一人に対してイケメン十人が求愛するというシチュエーションで始まるのですが、簡単な自己紹介が終わると番組側から女性に対して衝撃的な事実が告げられます。
「ここにいる男のうち九人はゲイです」
そう、普通の男性であるかのように女性へ求愛してくる男は十中八九ゲイで、最終的にノーマルの男性を女性が選ぶことに成功したらカップリング成功となり、番組側から賞金ももらえるという仕組みです。女性はもちろんこんな企画であることを知らずに応募してきたため、この事実を知らされた際は思わず顔を覆って泣き出してました。
そんな女性の気持ちなんてお構いなしに男性陣はゲイであるような素振りは一切見せず、女性に対して様々な形でアプローチを仕掛けてきます。ただ番組の進行に合わせて女性側から徐々に意中の男性、というよりも消去法的にゲイの男性を絞っていくため、女性側からゲイであると見破られた男性は途中で退場することとなります。
このルールの下で女性もある程度判断が出来た段階でその男性を呼び、カメラの前で「あなたはゲイだ」と告げるのですが、見事ゲイであると見破られた男性からは、「ごめんね、俺が好きなのは男なんだ」とか、「残念だな。もっとみんなと一緒にいたかったんだけれど」なんて言葉を口にする辺り、この企画はガチ過ぎると妙に感心しっぱなしでした。
企画も終盤になるとゲイであるかどうか本当に見分けがつかなくなって選択も難しくなってくるのですが、女性はそのようなプレッシャーにも負けず男性を絞っていきます。そして確かわずか三人だけが残った段階で一人を呼んで、「あなたは……ゲイだわ」と伝えたところ相手はニヤリと笑い、
「いいや、俺はゲイじゃない。スーパーゲイだ」
と話し、最後まで頑張れよと女性を励まして去っていきました。このセリフを聞いてベジータのセリフを何故か思い出しました。
最終的に女性は見事ノーマルの男性を選び出し、めでたくカップルとなって賞金も無事GETしました。身も蓋もないテレビ企画と言えばそれまでですが、やっぱ欧米というのは日本人の感覚以上にこういう同性愛者に対しておおらかでそこに存在するのが自然の様に扱うのだなと、私の方でも違いというものを強く感じました。にしても女性からするとゲイの人は見ていてなんとなくわかるという話を聞きますが、この企画の結末を見る当たりやっぱそうなのかとも思えてきます。我ながら最後はもっともらしくまとめるなぁ……。
6 件のコメント:
ゲイでもいいからイケメン10人に一斉に求婚されてみたいです。。。あはは。
実際、この番組に出てた男性陣は男の自分から見ても凄いイケメンばかりで、なんていうか恐ろしい企画だと思いました。ちなみに自分は美人10人に言い寄られたことはありませんが、新興宗教関係の人たち10人くらいから言い寄られたことはあります。
gay,straight, or taken ❓ですね
ごめん、よくわからん。
hard gayとsoft gay、どっちが好きですか?
別にどっちも好きでもないし、興味ない。芸人だったらレイザーラモンHGが今でも好きだけど。
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