最近また堅い内容の記事ばかり書いているので、久々に肩の力が抜けるような記事でも書こうと思います。
さて私はこのブログでも何度も書いているように中国に留学した経験があります。向こうでは外語大学にいたのであまり中国人とは付き合うことは多くなかったのですが、その分いろんな国の人間と授業を一緒にしたりするなど交流がもてました。
やっぱり会って話してみると国ごとにいろいろと特徴があり、ドイツ人はやっぱり皆真面目そうで日本人からしたら付き合いやすい人が多かった気がします。私と同じクラスだったクォシャオレイという中国名のドイツ人などは話し方も知的で、喫茶店にて二人きりでゆっくり話をした際にドイツの徴兵制度について直接聞けたのは幸運でした。意外と知らない人が多いですが、ドイツやフランスは今でも徴兵制度があって韓国ほど長くはありませんが男子には兵役が課せられています。
このほかマイナーな国ではアフリカのルワンダから来ている方もいたのですが、ある授業中にその方が、
「他の国の人たちはアフリカ人は皆足が速いと思うらしいけど、俺、速くないし……(´Д`)ハァ」
と言ったことがありましたが、別にアフリカの人に限らずどの国もイメージというのは皆いろいろと持っていました。その中で大筋で間違いじゃなかったと私が思ったのは、「ロシア人は酒飲み」というイメージで、実際にロシア人とウクライナ人と一緒にBARに行きましたが連中は飲むわ飲むわで、この時初めて私もウォッカを飲みました。悪酔いしない酒というだけあって、それほどキツイお酒だとは思いませんでしたが。
逆にイメージと違った、というよりいい意味で引っくり返されたのはカザフスタン人でした。そのカザフスタン人は私の同級生で授業中は常に真面目で口数少なく、身長は185センチくらいもある巨体なのに行動はすこぶる穏やかで陰ながら一目置いていた人物でした。
そのカザフスタン人の彼ですが、ある日のクラスでの飲み会で酒を飲むや豹変、とまでは行かないまでも恐ろしく性格が変わったのに驚かされました。普段は物静かなくせにやけに周りに絡むようになり、「俺の酒が飲めないのか!?」といって人のグラスに次ぐわ次ぐわで、非常に場を盛り上げてくれました。背が高いもんだから目立つのなんの……。
そういう私こと日本人の周囲からのイメージですが、ある日授業中にフランス人の女性が、
「あなた(私)はまだまともな落ち着いた格好をしているけど、日本人や韓国人は理解できないような変な服装をいつもしているわね」
と言われた事があります。具体的にどんな服装かというと恐らくこの人が言いたかったのは、日本人女性が来ていたような「派手すぎる普段着」なんじゃないかと思います。実際に私も、中国まで来て変な格好をしているなと思ったし。
2 件のコメント:
フランスでは徴兵制度は20世紀の最後の方で廃止になりましたよ。10歳ぐらい上の先輩とかはまだ兵役の経験がありますが、土地の近い友達はまったくありませんね。
徴兵制度 - Wikipedia韓国は当面なくならないでしょうね。同年代の友人はいつ兵役するかが重要な問題になってますね。徴兵廃止の議論があるかどうか聞いてみたところ、朝鮮半島は戦争中なんだからあり得ないと言われましたね。
あら、フランスでは徴兵はありませんでしたか。まぁ確かに今回のネタ元は以前に私が会ったフランス人で、なんか一日だけ軍隊に行って訓練に行かなければならなかったという奴だったので、徴兵とは違ったのかもしれません。ちなみにその人は、「もう思い出したくもない」とその日のことを語っていました。
韓国人の徴兵については同年代ということもあり、いろいろと私も考えることが多いです。私が出会った韓国人の友人は徴兵から帰ってきた人ばかりでしたが、見分け方として「徴兵終了おめでとうタオル」を持っているかどうかが一つの目安でした。
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