久々に国際政治関係の記事が書きたいので、ホットな話題を書こうと思います。
現在、迷惑な隣人こと北朝鮮が来月に衛星(ほんとはミサイル)を発射すると言って、世界各国から総スカンくらっております。日本もかつてのテポドン発射とは異なり本土上空を通らないものの、領海内を通ることで破片が落ちてこようものなら破片を迎撃破壊すると防衛大臣が言っておりますが、本音はMDシステムの実験テストをしたいだけなんじゃないかと要らぬ感想を持ってます。まぁ確かに発射時間の予測が出来ないことなどを考えるといい機会なんだけど。
さてこうした北朝鮮の動きに対して中国の反応ですが、はっきり言ってめちゃくちゃ怒ってます。今回は日本側でもこうした中国のいら立ちがよく報じられておりますが、体制が金正恩に移ってからというものの以前以上に強硬な態度を取るようになっていることから段々と態度を露骨に見せるようになってきております。
少し話が横道にそれますが、ある意味で今の中国と北朝鮮の間に溝が開くのは自明でもあったと思います。というのも昔に受けた中国政治の授業で講師が言っておりましたが、北朝鮮としては何でも間でお中国の言うことを聞きすぎると生殺与奪件をすべて握られることとなるので、要所要所で逆らって見せようとしているそうで、そのため6ヶ国会議も最終的に流れるとの見通しを当時言っておりました。
そうした目で見てみると、今の状況はまさに格好の構図です。恐らく予告通りに来月にミサイルを発射するでしょうが、他国はそれを制止するのではなく、発射後にどのような態度を取るかが今考える事だと思います。私自身としては今まで北朝鮮をかばい建てしてきた中国が距離を置き始めてきていることに加え体制も移行したばかりですし、前以上に強硬な態度を取って追い詰めた方がいいかと思います。以前にウィキリークスに暴露されていましたが、中国外交部も金正日の死後は北朝鮮は持たないと言っていたようなので、積極的な支援はないかもしれませんが仮に戦争となっても邪魔立てはしてこないでしょう。さらに言えば、中国と韓国の経済関係は非常に強くなっており、北朝鮮が存在し続ける理由も非常に小さくなってきております。
念のため付け加えておくと、中国の現地紙でもこの問題は大きく取り上げられており、各国が自制を求めるとともに中国としても憂慮していることが報じられております。なお中国人の北朝鮮に対する印象ですが、はっきりいって関心が無きに等しいです。身近に北朝鮮人がいるわけでもないし、経済的な結びつきもほとんどないことからおかしな隣国程度くらいにしか思っていないと断言できます。逆にどの国が好きかと聞いたら、友人なんかは「パキスタン」って言ってましたけど。
ちなみに身近な北朝鮮人となるとですが、実は勤務先の近くに北朝鮮レストランってのがあって、これまでにも何度かそこで食事しています。北朝鮮にとっては貴重な外貨獲得手段だと言われていますが、出される料理は普通の韓国料理ですし、料金も極端に高いわけじゃありません。ただ店のチマチョゴリを着たウェイトレスは一説には元喜び組だとも言われており、確かに容姿の整った女性が多いです。けど真冬にコート着てまで店の前で客引きするのは大変だしよした方がいいと思う。
最後にほんとどうでもいいことですが、以前に金正恩がドラゴンボールに出てくる人造人間19号という悪役にそっくりだということが話題になりましたが、この前にふと、「ドラゴンボールと言えば、新しいオープニング曲が話題になったな」ということを一緒に思い出しました。そのオープニング曲というのは「ドラゴンソウル」という曲なのですが、歌い始めの歌詞が「ドッカン ドッカン ツイてる」というテンポの良さでネット上で様々なパロディが作られたのですが、何故かこの曲が頭の中で北朝鮮の例の行軍シーンやマスゲーム、ミサイル発射シーンと重なって会社で吹き出してしまいました。下のリンク先がその曲ですが、誰か北朝鮮の映像と編集してマッド動画作ってくれないかな。
・ドラゴンソウル(Youtube)
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