2015年12月18日金曜日

自動証明写真撮影機で

 昨日から今日にかけてビザ更新手続きのため上海にある事務所などへ赴いておりました。昨夜上海で夜を明かした翌朝に当たる今朝、目的の事務所へ向かう途中であらかじめ用意しておく必要のある証明写真八枚をまた準備していなかったことに気が付き、「そうだ、あいつを使ってみよう!」とある案が閃きました。

 通常、中国で証明写真を取る際はそこら辺にある広告屋に行ってその場で撮影してもらい、印刷してもらうのが普通です。これだと一枚当たり1元(約20円)とか2元(約40円)と格安ですがまんまデジカメで撮影したのをプリンタで撮影するだけなので、正直あまり写り具合はよくありません。以前に頼んだところなんか白いシーツをもう一人が後ろで構えながら撮影した上、印刷前にもパソコンでやたら光沢を強くしてピカリン星人みたいな写真にされたのでげんなりしました。
 なお中国ではほんとそこらじゅうに広告屋兼印刷屋があり、ちょっとしたチラシや看板、タペストリーなど言えば割とすぐ作ってくれます。使い始めたのはつい最近ですが、案外便利な存在だと気づきつつあります。

 話は戻りますがそんなに写真写りを気にする方ではないもののもうちょいマシな写真にしたいと思い、今回中国では初めて自動証明写真撮影機を使うことにしました。
 こういった自動撮影機(省略しよっと)は日本だとごく一般的で昔からありますが、中国では恐らく上海だけ、しかもつい最近になって出回るようになりました。少なくとも三年前はどこ行っても見つからなかったし。聞くところによると日本からこういった機材を送るようになって使われ始めたそうですが、何気に送る事業に自分の大学のゼミ同期が関わってただけに思い入れが深いです。

 そんなこんだでとある上海の地下鉄駅に設置されてある自動撮影機を見つけ、早速撮影してみました。私の必要な写真サイズは3.5×4.5cmなので6枚撮るのに30元(約600円)かかるのでなんか高いなと思いつつ、20元札二枚入れて早速撮影スタート……と思いきや、「これってどうやって使うの?」、と言っていきなりおばちゃんが乱入してきました
 まだ画面開いて写真サイズを選んでいる最中だったので、「金入れて、写真サイズ選んで、椅子の位置調整して撮影ボタンをピッと押すんだよ」と操作しながら説明し、「それじゃこれから自分の写真撮るからちょっとどいて」といったら、「あら、あんた撮影してたの?」と言うあたり、自分のことをメンテナンス要員かなんかだと勘違いしてたのかもしれません。

 何はともあれおばちゃんどかして撮影し、お釣りの10元取ろうと思ったら何故か出てきませんでした。どうやら吸い取るだけ吸い取ってお釣りは出さない仕様のようです。
 さらに、私が必要な写真枚数は8枚に対してい界の撮影では6枚しか出てきません。そして私の手元には20元札が2枚しかなく、なんかもうわざわざくずすのも嫌になってそのまままた40元突っこんで2回目の写真撮影に臨みました。この際、またおばちゃんに一から操作を説明しつつ……。

 最終的に出てきた12枚の写真はなかなか移り具合がよく、やっぱり証明写真は自動撮影機に限るなと改めて感じました。使い終わった後でおばちゃんに、「椅子を回して高さを調節するんだよ」と言って撮影機を明け渡し目的の事務所へ向かいましたが、その途中で今度はおっさんから地下鉄車内で、「上海南駅にはどうやっていくの?」と道を尋ねられ、「あそこの駅で3号線に乗りかえれば着くよ」と教えてあげました。
 振り返ってみてなんかやたらいろんなことを教える日だったなと思え、自分にも人生の道筋を教えてくれる人でてこねぇかなと思いながらこの記事書くことにしました。

1 件のコメント:

  1. 今度、携帯の自撮りで撮りましょう。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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