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2020年6月15日月曜日

コロナのセカンドインパクト予想

 記事提出前にいつも友人に下書きを見せますが、最近あまり褒めてくれなくなりました(´;ω;`)ウッ…まぁ持つべきならこういう厳しい指摘くれる友人なのですが。

 話は本題ですが別にエヴァにはまっているわけではないものの、「第二波」と書くともう違った意味になってしまうので、「セカンドインパクト」が一番適切だと考えています。意味としては二回目の流行、つまり来年冬の再流行を指します。
 現状報じられている情報を見る限り、来年冬もコロナウイルスが世界各地で大流行することはほぼ確実だと私は考えています。抗体を既に取得済みの人(阪神の藤浪選手みたく)を除けば、流行対策のため恐らく今年以上に外出などの移動が制限されるのではないかとも考えています。

 一発目の今年に関しては各国ともに手探りの対策しか取れなかったものの、結局のところ一番効果があったのは都市封鎖こと移動の制限(「ロックダウン」とは書きたくない)で、ちょっと緩和したところで新規感染者がぶり返す今の東京を見ても、家に籠らせることが最良の対策であったと見るべきでしょう。次善の策としては、前も書いたけどマスクで、これは飛沫感染を防ぐというよりかは市民の流行対策意識を根付かせる手段として有効だと考えています。

 それで来年冬の話ですが、結論から言うと今の不況が来年も続くというのが一番のインパクトです。それこそ私みたいな海外勤務者にとってすれば自由に国境跨げないのが一番不便であるものの、勝手な推測を述べれば検査によって抗体を獲得済みの人に限っては旅客移動が認められるなどの限定緩和が行われる可能性があるとみています。まぁ多分私自身は抗体持ってないだろうから、向こう一年を含め日本に全くいけないかもしれませんが。

 次にこの国境をまたぐ移動とも関連しますが、どの国がどれだけ流行を防げるのか、これによってヒトとモノの移動がかなり変わってくると考えています。私の見解だと、既にアプリによって感染追跡を行っている中国、台湾、韓国などは来年冬は今年に比べかなりハイグレードに流行を抑え、封鎖も全国単位ではなく集団感染(「クラスター」とは絶対書かない)が発生した一部都市のみ、それこそ当初の武漢市限定みたいな感じで済ませられるのではないかという期待を持っています。
 逆を言えば、こうした感染者追跡アプリを備えていない日本はかなり危ういと現時点で見ています。今からでも遅くないから以前提言したように、大都市通勤者や飲食店関係者限定でもいいから、こうした感染者追跡アプリの使用を義務付け、使わない人には公共交通機関の利用やオフィスビルの立入を禁止すべきだと思います。いろいろ意見はありますが、今年流行ぶりが他国に比べ小さかったのは単純に運が良かっただけにみえ、満員通勤電車で一度でも集団感染が発生していたら今の比ではなかったことでしょう。まぁ文字通り、なかったことにしているのかもしれませんが。

 次に衛生用品に関しては、マスクバブルに乗じて生産機械を大量に購入する業者が現れたことから、今年ほどの不足は世界各国でも起こらないのではないかと思います。日本もサプライチェーンを日本に引き戻すと言いながら政府は何もしていないように見えますが、シャープを始めマスク生産に乗り出す異業種企業がそこそこ出ているため、仮に来年にマスク不足が起きたとしたらそれは生産が追い付かないのではなく、流通面による瑕疵以外ないでしょう。その上で言うと、日本では不足する事態が起きるかもしれません。

 最後にこれは悲しい予測ですが、来冬も流行するとなると観光や飲食業は今以上の塗炭の苦しみを味わうことになると思います。恐らく来年には今行われているような一時補助金などは支給されない、というより政府も匙を投げる可能性が高いと私は見ており、何とも書くことすら難しい事態が予想されます。無論、こんな予想は外れればいいわけですが。
 逆に強くなるビジネスとしてはやはり在宅系消費で、来年度は今年以上にITインフラの強さが各国で試されることになると思います。在宅フィットネスなんかも今以上にはやるかもしれず、アブトロニックとか今あったら意外と売れるかもなぁ(´-ω-`)

4 件のコメント:

片倉(焼くとタイプ) さんのコメント...

昔の歴史書を見ると、疫病の流行を理由に元号が改元されました、人々は疫病の
終息を神仏に祈っていました。
以前は、そんなことしても意味ないだろと思っていましたが、今なら昔の人の
気持ちがわかります。科学医学が発達した現代ですらこんな有様なのですから。

サカタ さんのコメント...

満員通勤電車は今日本でも、あれ異常だったよねって今さら言ってる状況です。JRの怠慢でもあると思います。乗車率は減少傾向ですので、少しは痛い目みないとわからないのかなと思います。今、JR東日本では乗車率確認アプリを来月に導入する予定らしいです。普段電車に乗らない自分には全く関係ありませんが。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200613/amp/k10012469021000.html

中国はかなり強権的な施策でコロナを封じ込めようとしてますが、一応日本も無策なわけではありません。接触確認アプリなるものが出るようです。

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1258/805/amp.index.html

実は僕は日本は、偶然感染者が少なかったとは思いません。何か理由があると思います。今はまだ解明されていませんが、それがわかるときが来ると思います。構造的には国民皆保険、また日本の衛生面が普段からいいというのもあると思うし、ソーシャルディスタンスも守れているところもあるからかなとか思います。

自動車の中国の売れ行きが良いみたいですね。富裕層の政府補助金欲しさの需要先食いなのか、一般層の購買なのかで話は変わってくるかもしれませんが。

ps 広告がエヴァになってましたよw

花園祐 さんのコメント...

 おっしゃる通りに神にも祈りたくなる気持ちは私もわかります。やっぱり自然というのは陣地が到底及ばないところで動くものですよね。

花園祐 さんのコメント...

 なんていうか接触確認アプリを見ましたが、一目で穴が多いように感じました。導入するだけ感染拡大防止に何の貢献もせず、無駄に終わるでしょう。にしても如何にも官僚らしい、わかりづらい資料です。あとこれ企画した奴、人生舐めているのでは。
 中国自動車販売は単月では好調ですが、これは反動需要であって長くは続かないでしょう。本格的に将来が見えてくるのは今年の後半の動きで、もう少しじっくり見る必要があると思います。
 広告は依然も派遣記事書いている時は派遣ばっかでした。しかも記事中で激しく批判してた大手派遣企業だったこともあり、「何の皮肉だろう」とか当時思ってみてました。