今回も、マスコミがどこも突っ込まないので私が一応突っ込んでおきます。
ようやくまた動き出した日銀総裁人事ですが、前福井総裁が任期切れになる直前に自民党側は、
「日銀総裁が不在となると、世界のトレーダーから日本のマーケットの信用が下がる」
と言っていましたが、なお不在の現在でも、はっきりと総裁不在による株価等への影響は見られません。肝心要の為替相場も、そのような辺土の原因指摘は全くされてきていません。
まぁ影響がなかったといえばそれはそれでよかったというべきなのでしょうが、裏を返して言うと、日銀総裁人事はそれほどまでに世界から相手にされていないということになります。それに対して危機感も持たなければ対策も考えず、未だにあれこれ人事でもめているというのも呆れた話です。そしてなにより、この点を追求しないマスコミが一番私を呆れさせます。
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